大臼歯の全部金属冠に使用する歯科鋳造用チタン合金「純チタン2種」(ニッシン)が、C2区分で6月から保険収載される。5月13日、第458回中医協総会で承認されたもので、大臼歯に対して、歯科鋳造用チタン合金を用いて全部鋳造冠による歯冠修復を行なった場合、準用技術料「CAD/CAM冠」1,200点を算定できる。
ニッシン提出資料によると、同製品は金属アレルギーを有する患者らの大臼歯におけるう蝕、歯髄疾患、破損・破折、脱離、不適合、冠破損、冠脱離、冠不適合などに対する治療に用いるとしている。
(歯科通信より)