医療機関等のホームページが医療広告規制等に違反していないかを監視する「令和元年度ネットパトロール」で、違反の確認された1,137サイト中、歯科は800サイトを占め、違反カ所は4,304に上る。
歯科での違反4,304カ所を種類別にみると、「広告が可能とされていない事項の広告」が2,111か所と最も多い。次いで「誇大な広告」754か所、「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等」562か所、「患者等の主観に基づく治療等の内容又は効果に関する体験談」288か所、「他の病院又は診療所と比較して優良である旨の広告(比較優良広告)」285か所、「その他」180か所、「内容が虚偽にわたる広告(虚偽広告)」124か所と続く。
歯科の治療内容別の違反割合では、「インプラント」が48%で最多。次いで「審美」32%、「矯正」7%、「その他」8%、「歯周病」3%などとなっている。
(第14回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会)