日本歯科大付属病院(東京)のサーバーがコンピューターウイルスに感染し、一時新規患者の受け付けを停止していたことが19日、分かった。現在は復旧している。
病院によると、14日に病院内のサーバーに障害が発生し電子カルテが使えなくなった。サーバーがウイルスに感染したとみられる。病院は新規患者の受け入れを中止するなどし、18日に通常の診療を再開した。病院は感染した原因を調べている。
病院を狙ったサイバー攻撃が相次いでおり、厚生労働省は全国の病院に対し電子カルテ情報の適切なバックアップ体制が取られているかどうかなどの調査をする方針だ。