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歯科用貴金属価格随時改定「次年度から見直し」

令和4年度から歯科用貴金属価格の随時改定の方法を見直すことが、19日に開かれた第511回中医協総会で承認された。告示価格と対象期間の平均素材価格の変動幅にかかわらず3か月ごと(年4回)に随時改定を実施。算定の対象となる平均素材価格の期間は従来3か月前までの平均素材価格を用いていたものを、より直近の2か月前までのものを用いる。

 これまでの歯科用貴金属価格の随時改定は、4月・10月に素材価格の変動幅がその時点の告示価格のプラスマイナス5%を超えた場合、7月・1月にプラスマイナス15%を超えた場合に行われてきた。しかし、価格変動の多い歯科用貴金属材料の実勢価格を速やかに保険点数に反映させる観点から引き続き論議を行なってきた。

【歯科通信】

 

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