歯ぎしりと睡眠障害との強い相関が知られているが、乳幼児期の睡眠習慣は将来的な歯ぎしり癖に影響するという研究結果が発表された。東北大学病院の土谷忍教授らの研究グループは、環境省が実施しているエコチル調査の90,148名を対象に、乳幼児期の睡眠時間(1ヶ月、6ヶ月、1歳、1歳半、3歳時)と歯ぎしり癖の有無(2歳時、4歳時点)の関連について解析。その結果、新生児期(生後1ヶ月)の睡眠時間が長いほど、歯ぎしり癖を持つ子どもの割合は減少。
歯ぎしりと睡眠障害との強い相関が知られているが、乳幼児期の睡眠習慣は将来的な歯ぎしり癖に影響するという研究結果が発表された。東北大学病院の土谷忍教授らの研究グループは、環境省が実施しているエコチル調査の90,148名を対象に、乳幼児期の睡眠時間(1ヶ月、6ヶ月、1歳、1歳半、3歳時)と歯ぎしり癖の有無(2歳時、4歳時点)の関連について解析。その結果、新生児期(生後1ヶ月)の睡眠時間が長いほど、歯ぎしり癖を持つ子どもの割合は減少。
心臓手術で左心耳(LAA)切除予定の心房細動(AF)患者76例(非発作性AF患者55例、僧帽弁逆流症患者25例、左心耳血栓患者18例)を対象に、歯周炎と心房線維化の関連を切除LAAの組織学的評価で検証した。
その結果、プロービング時の出血(R=0.48、P<0.0001)、4mm以上のプロービングデプス(R=0.26、P=0.02)、歯周炎症表面積(PISA、R=0.46、P<0.0001)に心房線維化との正の相関が認められた。残存歯が10本を超える患者で、PISAに心房線維化との強い正の相関が見られた(R=0.57、P<0.0001)。年齢、AF期間、BMI、僧帽弁逆流、CHADS2(うっ血性心不全、高血圧、年齢、糖尿病、脳卒中/一過性虚血性発作既往)スコアで調整後、PISAに心房線維化との有意な関連が認められた(β=0.016、P=0.0002)。