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中医協 増点に賛否両論

オンライン資格確認等システムを導入した保険医療機関の手間の大きさ、再診時の薬剤情報などの確認の必要性から、一定期間に限って「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を増点するか否かの議論が行われた。患者がマイナ保険証を持参しない場合の負担などを考慮した評価の見直しを要望。一方で支払側委員からは唐突で国民の声を反映していないとして反対の意見が上がった。

 歯科の初診時において、抜歯などの手術や処置に備え、患者の薬剤等医療情報を把握することは大変重要との考えを示した上で、「患者がマイナ保険証を持参していない場合は、患者からの聞き取りに手間取り、時間やスタッフなどのサポートが必要な場合もある」と強調。長期治療時は、途中で薬剤情報が変わる可能性もあり、その都度聞き取る負担なども考慮して、評価の見直しを求めた。

【歯科通信】

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