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昨年末に職員13人が会食、11人がコロナ感染 旭川医大病院

旭川医大病院(北海道旭川市)の職員が昨年12月末に13人で会食し、その後11人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。同大は職員に対し、会食は4人以内にすることなどを求めている。同大危機管理室は今月17日付で、「同部署における複数の職員が感染又(また)は濃厚接触者となった場合、地域医療の提供体制にも影響を及ぼしかねない」と注意喚起を求める文書を出した。

 同大の広報担当者は朝日新聞の取材に対し、「今後、感染防止策をさらに徹底し、再発防止に努めます」とコメントした。

 昨年10月に職員に出された感染拡大防止に関する通知では、飲食店での行動について「4人以内など少人数、短時間で深酒をしない、大声を出さず会話時はマスク着用」などを求めていた

過食・高脂肪食摂取による肥満から誘発の肝疾患、発症制御因子を同定 京大ほか、研究成果は、「JCI Insight」にオンライン掲載

京都大学は1月18日、過食・高脂肪食摂取により誘導される脂肪毒性から、生体内でその時、産生される中鎖脂肪酸とGPR84受容体が肝機能保護に働くことをマウス実験によって明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院生命科学研究科の木村郁夫教授(東京農工大学大学院農学研究院特任教授)、大植隆司同助教、東京農工大学大学院農学府の野仲葉月大学院生(研究当時)、京都大学大学院薬学研究科大学の西田朱里院生らの研究グループによるもの。研究成果は、「JCI Insight」にオンライン掲載されている。

 肥満により誘発される脂肪肝である非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の有病率は、高いことが知られている。NAFLDには単純性脂肪肝(NAFL)と非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が含まれ、NASHは、炎症や線維化形成の進展により肝硬変や肝がんへと進行する。しかし、一部の脂肪肝からNASHに進展する機序は正確には知られておらず、これまでに有効な治療法は確立されていない。

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