中医協の第549回総会が開かれ、次期診療報酬改定に向けて歯科訪問診療の評価を含む「在宅」と「歯科診療」の議論が行われた。
日本歯科医師会 副会長の林 正純 委員は、歯科訪問診療の20分の時間要件の見直しや、病院と歯科診療所の連携促進のための評価、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所と他の施設基準の重複部分の整理、歯科衛生実地指導の実情に応じた評価の見直しなどを要望した。
さらに病院歯科について「地域の歯科診療所の後方支援としての歯科訪問診療、入院での歯科治療の受入など、地域の状況に応じた役割を担うことにより、連携がより推進されることを希望する」と病診連携を進める検討を求めた。
【歯科通信】