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口腔がん細胞による腫瘍形成を抑制する副作用が少ないがん治療薬の開発に光。

東京医科歯科大学大学院医 歯学総合研究科病態生化学分野の渡部徹郎教授らの研究グループは、TGF-βを阻害する新規Fc融合タンパク質を開発した。
 このTGF-β阻害剤は、がん細胞や腫瘍血管に作用し、腫瘍形成を促進する様々な因子の発現を低下させることで、がん微小環境ネットワークを遮断する。副作用も少なく、腫瘍形成を阻害できるとのことが分かった。

自閉症診断に視線追跡機器による評価の有用性

米国で、視線追跡に基づいた視覚的な社会的関与(social visual engagement)の測定が自閉症診断のバイオマーカーとして有用かどうかを検討した。自閉症専門クリニックに紹介された生後16-30カ月の幼児を対象に、自動化された視線追跡機器を用いて視覚的な社会的関与を測定し、専門家による臨床診断との比較で感度と特異度と評価した。

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