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歯と口の健康 ロッテとつくる 千葉県、歯科医師会の3者が連携協定

 かんで健康-。千葉県と県歯科医師会、ロッテ(東京)の3者が歯と口の健康づくりの推進のため連携協定を結んだ。生涯を通した歯の健康づくりの推進や普及啓発に協力して取り組む。

 最初の取り組みとして「歯と口の健康週間」(4~10日)に合わせ、スーパーやドラッグストアなど県内約230店舗のチューインガム販売コーナーに、かむことと定期的な歯科健診の大切さを伝えるPOP広告を掲示する。

 県庁で先月27日にあった締結式で県歯科医師会の大河原伸浩会長は「高い知名度を生かして発信してほしい」、熊谷俊人知事も「県民の歯の健康への意識をより効果的に高めていける」と期待した。ロッテの高崎誠司執行役員は「消費者に直接訴えることで貢献できると思う」と話した。

 県健康づくり支援課によると、県の2021年度の生活習慣のアンケートでは80歳以上で20本以上の歯を有する人は51.6%と半数を超える一方、県内市町村の歯科健診を基にした22年度のデータでは、歯周病が進行している人の割合は、60代で56.1%に上った。

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