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歯周炎治療で心房細動の再発を抑制。医科歯科連携診療の重要性が高まる。

罹患すると、脳梗塞、心不全、認知症の発症リスクが上昇し、健康寿命は著しく損なわれる心房細動。診療においては、高血圧、糖尿病、肥満、飲酒などの修正可能な危険因子を同定し、多職種が連携して是正することが重要だが、現在のところ、歯周炎はその危険因子に位置付けられていない。
 しかし今回、広島大学の医科歯科連携チームが、心房細動に対するカテーテル治療を受ける患者を対象とした研究で、歯周炎の定量化指標である歯周炎症面積が術後の心房細動の再発に関連すること明らかにした。

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