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AEDためらわず使って 救命に効果、時間が鍵 市民の使用20年で実績

学校やオフィス、商業施設などあらゆるところで目にするようになった自動体外式除細動器(AED)。一般市民の使用が認められて今年で20年を迎えた。この間のデータを分析した結果、心停止した多くの患者の救命につながった半面、使用率の低迷が依然として課題だ。関係者は「救命には時間が鍵。近くにいる人が頼りだ。やり方を学んでためらわずに使って」と訴えている。

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 AEDは、心臓が小刻みに震えて血液を送り出せない状態(心室細動)になった患者の心臓に電気ショックを与えて心臓の拍動を再開させる装置。ショックが必要かどうかは、胸に貼ったパッドから装置自体が感知し、使用者にボタンを押すよう音声などで指示する。最近はボタンを押さなくてもショックを与えるタイプも登場した。

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