12月2日、従来の保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証への一本化が本格的に始まった。その直前に実施した今回の調査では、保険証が使えない患者の八つ当たりといった受付でのトラブルを懸念する声が多く寄せられた。
患者の不満のはけ口に
保険証が使えない不満や制度の不備を医療機関のスタッフに八つ当たりする患者がいて対応が面倒である点。12月以降はそうした不満対応が増えそう。【勤務医、40代】
マイナカードを持ってなくて混乱する高齢者が怒りそう。【勤務医、40代】
医療機関に事務、費用などの負担
一本化になり、その使用人数が増えれば、受付が混乱するのは自明である。【開業医、60代】
病院受付で大混乱が生じるのでは? 混乱を避けるにはそのための職員を新たに雇う必要があるのでは? 【勤務医、70代以上】
特に初診の患者がマイナ保険証を忘れた時に申立書を書いてもらう必要があるので、業務の煩雑さが懸念される。【開業医、60代】
カードリーダーに関する不安
カードリーダーの増設が必要になることが心配(据え付け機器、モバイル用、ポータブル)。費用がかかりすぎる。【開業医、50代】
読み取れないトラブルへの対処。【勤務医、50代】
周知が不十分
周知や普及に時間がかかり、徹底されていない。【勤務医、50代】
拙速のため周知不十分であり、受付などで混乱が起きそう。【勤務医、60代】
高齢者が対応できるか
受付の混乱。カードリーダートラブル。高齢者がマイナ保険証をスムーズに使うことは不可能。【開業医、50代】
高齢者の適応困難、診察現場での時間の浪費。【勤務医、40代】
高齢者には厳しいかもしれない。【勤務医、60代】
高齢者には無理な人がたくさんいる。【勤務医、50代】
高齢者が対応し切れない。マイナカードすら取得していない人が少なくない。 【勤務医、60代】