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医療事故調査制度10月1日制度施行!

医療事故調査制度は、平成26年6月18日(水)に成立した、医療法
の改正に盛り込まれた制度です。

 制度施行は平成27年10月1日(木)です。

 医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報
告を民間の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析
することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組み等
を、医療法に位置づけ、医療の安全を確保するものです。

▼ 詳しくは厚生労働省ホームページにて ▼
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061201.html

若い世代 一人前の歯科助手になりたい

私は来年4月から歯科助手として働きます。

 最初は、歯科助手という職業のことについて、あまり知りませんでした。仕事の内容ややりがいについて調べていくうちに、私も歯科助手として働きたいと強く思うようになっていきました。

 歯科助手とは、歯科医師の先生や歯科衛生士さんのサポートをしたり、直接、患者さんと話して、少しでも不安のない診療ができるようにしたりする仕事だと知りました。とてもやりがいのある仕事だと思いました。

 歯科助手についての本も読み始めました。専門用語や難しい漢字が出てきて、覚えるのにとても大変です。でも、歯科助手として少しでも早く一人前の仕事ができるようになりたいので、少しずつ勉強していきたいと思います。

歯科開業医と専門医連携 長崎大病院と市歯科医師会協定

長崎大学病院と長崎市歯科医師会は、患者の情報を共有して治療からその後の管理まで連携して取り組む協定を結び、来年1月から「長崎病診連携歯科主治医制度」を導入する。専門医へのスムーズな紹介や治療後のケアの充実を図るのが目的で、地域の大学病院と歯科医師会が医療連携で協定を結ぶのは全国でも珍しいという。

 同大によると、従来、市内の開業医が治療が難しい症例の患者に大学病院を紹介する場合、個別に大学病院の専門医への紹介状を書いていた。新制度では、大学病院側に窓口となる「病診連携歯科主治医センター(仮称)」を設置し、治療する専門医の調整役を担う。これにより、開業医が専門医と面識がなくても円滑に紹介できるようになる。

 また、これまでは大学病院での治療後、診療情報を患者のかかりつけの開業医に戻す仕組みがなかった。新設されるセンターでは、患者の状態などの情報を開業医に伝えて共有。症例によっては、大学病院の専門医も患者宅への訪問医療に加わる。

 市歯科医師会の会員319人のうち、新制度に登録した会員は89人。今後も定期的に講習会を開いて登録数を増やしていくという。

 18日には、同大病院で新制度の締結式が行われ、増崎英明病院長と、市歯科医師会の栗原崇太郎会長が協定書に署名。増崎病院長は「今後ますます地域包括ケアが重要になる。病院と診療所が手を組んで貢献していきたい」と語り、栗原会長も「患者の負担軽減につながる。両者の強みやメリットを生かし、口の健康を守りたい」と意欲を示した。

やぶ医者大賞:28日に表彰式、受賞者の講演も /兵庫

養父市は28日、へき地医療に尽力している若手医師をたたえる第2回「やぶ医者大賞」の表彰式・シンポジウムを、養父市大屋町の市立おおやホールで開く。入場無料。

 受賞者の島根県西ノ島町の国民健康保険浦郷診療所長、白石裕子さん(47)と、香川県綾川町の国民健康保険綾上診療所長、十枝めぐみさん(50)がそれぞれ表彰式後に講演する。演題は、白石さんが「とって隠岐(おき)の宝島より」、十枝さんが「じゃんぐるくらぶへようこそ! ~地域医療はまさにじゃんぐる!?」。「やぶ医者と地域医療」をテーマにしたパネルディスカッションもある。

 午後1時半~4時。問い合わせは市保険医療課(079・662・3165)。

第16回地域医療支援病院 医療機関職員研修会

テーマ:感染対策と医療安全
   演題1 誤嚥を予防するポジショニングの実際
        講師:旭川赤十字病院 摂食嚥下障害看護認定看護師 田中亮一
   演題2 コミュニケーション
        講師:旭川赤十字病院 看護師長 医療安全管理者 栗原篤子
 
 日  時:平成27年11月14日(土) 午後2時~午後4時
 場  所:旭川赤十字病院講堂 (外来棟2階)
 参加対象:旭川市及び近郊の医療機関職員(職種は問いません)
 参加費 :無料
 お申込 :別紙申込書をFAX送信願います。

松岡修造がベストスマイル 土屋太鳳は虫歯ゼロ

笑顔が輝いている人に贈られる「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2015」(日本歯科医師会主催)の著名人部門の授賞式が東京都内で開かれ、表彰された女優の土屋太鳳(つちや・たお)と、元プロテニス選手でタレントの松岡修造(まつおか・しゅうぞう)が、笑顔にまつわるトークを繰り広げた。

 満面の笑みをたたえて登場した松岡は「宝塚歌劇団出身の母は、僕を怒っている時でもカメラを向けられると笑顔になる。"タカラヅカスマイル"が僕にも引き継がれているのかな」と笑顔の秘訣(ひけつ)を語った。

 土屋は「子供の頃から笑顔にコンプレックスがあったが、周りの方に支えていただいて笑いを重ねてこられた」とあいさつ。松岡は「なんでできなかったの?」「そこからどうやって変わったの?」と進行を度外視した質問攻めで、土屋はたじたじとなった。

 土屋がこれまで虫歯になったことがないことを知ると、松岡はびっくり仰天。「僕は虫歯が多かった。歯をしっかり磨いていたら、錦織圭(にしこり・けい)までとは言わないけど、世界ランキングはもっと上にいったと思う」と残念がった。

「口腔ケア」、医師でも指示できる?

11月4日に開かれた中央社会保険医療協議会総会(会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)で、医科歯科連携による栄養管理の推進について議論が行われた。厚生労働省はチーム医療に関する診療報酬項目のうち、栄養サポートチーム加算の要件に歯科医師の配置を評価する案を提示したが、診療側からは「医師の指示でも口腔ケアをできるようにしてはどうか」との意見が出た(資料は厚労省のホームページ)。

 現行の栄養サポートチーム加算では、歯科医師の配置について「望ましい」とされているが、施設要件にはなっておらず、歯科医師の参加で口腔清掃や義歯の管理等の口腔管理の向上が期待されるものの、歯科医師が勤務している医療機関は少ない。厚労省は(1)歯科医師が同チームに配置されている場合を評価、(2)歯科医師がいない医療機関で、院外から歯科医師が訪問し、院内スタッフと栄養サポートを実施した場合を評価――の2案を提示。具体的には、週1回程度の回診・カンファレンスの実施や治療実施計画の作成、退院時の指導等を行う。

 日本医師会常任理事の松本純一氏は、「口腔清掃などの簡単な口腔ケアは、(歯科医師ではなく)医師の指示でも可能にしてはどうか」と提案。厚労省は「口腔管理、特に清掃方法や義歯の使用方法については、患者の口腔内の状態の把握が必要なので、専門的な職種の歯科医師が関与した上で、歯科衛生士等に指示することが必要だと考えている」と難色を示した。

 松本氏は、院外から訪問した歯科医師の指示をした場合や歯科衛生士との連携についても質問し、「1回指示を出したらその指示が続くという解釈なら良いが、なかなか歯科医師が来られず、歯科衛生士がいる場合は、簡単な口腔清掃なら医師も(指示が)できるとした方がいいのでは」と再度提案した。日本医師会副会長の中川俊男氏も、歯科医師の配置は「望ましい」という現行の評価にとどめるべきだと主張した。

 医師側の提案に対し、日本歯科医師会常任理事の遠藤秀樹氏は「歯科医師と歯科衛生士は常に一緒とは限らない。必要な診断、指示を受ければ、歯科衛生士が続けることはできる」と回答。厚労省は「歯科医師を専任にすることなどを考えているのではなく、必要なケースについては連携してやり、その部分を評価するという考え」と応じ、歯科医師の配置は評価する方針を強調した。

歯科医師の連携のメリット

 千葉大学医学部附属病院歯科・顎・口腔外科教授の丹沢秀樹専門員は、松本氏の質問に対し、「看護師による従来の口腔清掃は効果あるが、歯科的な管理をしっかりやれば、より良くなる。口腔清掃でも歯肉から血が出ている時にその原因を判断することもある。口腔ケアは清掃だけでなく、口腔機能管理として病巣の解剖や抜歯、治療も入る。診断や判断は口腔の専門家である歯科医師が必要」と訴えた。

3歳時の虫歯、受動喫煙で倍増

神戸市で2004-10年に出生した小児7万6920人を対象に、受動喫煙と虫歯の関連を後ろ向きコホート研究で調査。3歳時の虫歯発生率は、生後4カ月時点で家族に喫煙者なしの小児14.0%に対し、家族に喫煙者はいるが受動喫煙暴露なしの小児20.0%(傾向スコアで調整後ハザード比1.46;95% CI, 1.40 - 1.52)、受動喫煙暴露児27.6%(同2.14;1.99 - 2.29)だった。

【原文を読む】
British Medical Journal

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