2015年9月28日 (月)配信朝日新聞
政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部の捜査を受けている政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)。2013年参院選の前に、石井みどり参院議員(自民)=比例区=の支援のために支出した総額は約4億円にのぼることが日歯連の内部資料などで判明した。原資は全国の歯科医師から集めた会費で、組織の潤沢な資金が30万票近い得票の背景にあった。
2015年9月28日 (月)配信朝日新聞
政治資金規正法違反の疑いで東京地検特捜部の捜査を受けている政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)。2013年参院選の前に、石井みどり参院議員(自民)=比例区=の支援のために支出した総額は約4億円にのぼることが日歯連の内部資料などで判明した。原資は全国の歯科医師から集めた会費で、組織の潤沢な資金が30万票近い得票の背景にあった。
大阪大の西田幸二教授(眼科学)らは今年8月から、口の粘膜の細胞から作った細胞シートを使い角膜の機能を回復させる再生医療の医師主導治験を始めた。
来年度中に効果と有効性を確かめ、企業と提携して製品化を目指す。
治験は、薬の副作用や外傷で両目の角膜の表面が濁った患者が対象。角膜と性質が近い口の粘膜の細胞を患者本人から採り、協力する企業の施設でシート状に培養し、患者の角膜に移植する。
西田教授らはすでに、同様の手法を用いる臨床研究を30人以上に行い、多くで症状の改善が見られている。ただ治療から数年たつと角膜が再び濁ることもある。西田教授は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から角膜の細胞シートを作り移植する臨床研究についても2016年度から始める計画。
岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は、がんなどで舌を失った患者が再び会話できるよう支援する「夢の会話プロジェクト」外来を開設した。同大の医学、歯学、工学部が連携して独自に開発した装具を用い、発語を改善する。同病院によると、全国でも珍しい取り組みという。
同外来は今月1日に開設。大学院医歯薬学総合研究科(咬合(こうごう)・有床義歯補綴(ほてつ)学)の皆木省吾教授らが、入れ歯を作る技術を応用し、舌の役割を果たす「人工舌」を作ったのがきっかけ。舌がんを患い、舌の4分の3を切除した同研究科の小崎健一教授が実際に使いながら改良を重ねた。
人工舌は、下あごにはめて舌のように動かせる。従来、上あごに装着して発音を助ける装具はあったが、舌の代わりになるものはなかったという。
今後、工学部で音声をデジタル処理する技術を取り入れ、より明瞭に発音できる装置を作る計画。皆木教授は「症例数を増やして人工舌の普遍的なデザインを確立し、ノウハウを全て公開したい。将来的には脳梗塞による言語障害の患者らの支援にもつなげたい」と話す。
外来は初診(火曜午前)と再診(月曜午後)の週2回。装具の製作からリハビリまで一貫体制で支援する。治療は保険適用になる。
問い合わせは咬合・義歯補綴科にファクス(086―235―6689)かメール(kogo.info@cc.okayama―u.ac.jp)。
●がん宣告された小崎教授 「人工舌」誕生後押し
「夢の会話プロジェクト」を後押ししたのは突然、がんを宣告された研究者の存在だ。
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の小崎健一教授(51)。広島大歯学部卒業後、大学病院勤務を経て口腔(こうくう)がんの研究者になった。岡山大に着任して1カ月後の昨年5月。舌がんが見つかった。
「がんを研究する自分がまさか患者になるとは…」。専門家であるがゆえに、自分の置かれた状態がよく分かった。「1年、生きられないかもしれない」。そんな思いもよぎったという。
舌を切除する手術を受けたものの再発。3度に及ぶ手術で、中咽頭や右あごの骨も切除し、その影響で会話や食事が難しくなった。「大学教員は話すことが仕事。しゃべれなければ職場復帰できない」。相談を受けた大学の先輩でもある皆木省吾教授らは温めていたアイデアを基に装具を製作。小崎教授に届けた。何度も試作し「人工舌」が誕生した。
歯科薬理学が専門の小崎教授。がんの新薬開発を目指してきた。「創薬の夢はかないそうにないが、歯科医師、がん研究者、患者という三つの立場を経験した人はそういないはず。その立場でしかできないことを精いっぱいしたい。少しでも誰かの役に立てれば幸せ」。人工舌を使い、かみしめるように話した。
マイナンバーの導入準備は、
従業員を雇用している全ての事業者に必要です。
平成27年10月から、住民票を有する全ての方に「マイナンバー」が通
知されます。
マイナンバーは、国の行政機関や地方公共団体などにおいて、社会保
障、税、災害対策の分野で利用されることとなります。
事業者においては、平成28年1月以降(厚生年金、健康保険は平成29年
1月以降)、従業員の税や社会保険の手続きを行うためにマイナンバ
ーが必要となります。
企業や団体にお勤めの方や金融機関とお取引がある方は、勤務先や金融
機関にご本人やご家族のマイナンバーを提示する必要があるとともに、
事業主においてはその取得から取扱いについて十分理解する必要があり
ます。
つきましては、マイナンバー法の規定や事業所が行うべき実務に鑑み、
従業員数にかかわらず、様々なリスク管理に必要な社内規定を作成する
等の対策が望ましいと考えます。
(以上、日歯メールマガジンNo.410より転載)
アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏(39)が、准
教授を務める中京大(名古屋市)を辞め、10月から東京医科歯科大
(東京都文京区)の教授に就任する。8月16日、同大学が会見し発表
した。
現役選手と大学教員に加え、2020年東京五輪・パラリンピックのスポ
ーツディレクターも担う室伏は「東京での活動がメーンになってきて
おり、拠点を東京に移す」と決断の理由を語った。
練習は都内の大学などで行っていくという。
同大学は、スポーツの分野で医歯学と科学を連携させる「スポーツサ
イエンス機構」を10月に発足させる。室伏は機構の中で、スポーツ科
学部門を担当するスポーツサイエンスセンター長に就く。動作解析研
究のほか、けがの予防、故障からの復帰などの面からアスリートを支
援する態勢作りを目指す。
▽ 詳しくは 東京医科歯科大学 スポーツサイエンス機構 ▽
http://www.tmd.ac.jp/sso/greeting2/index.html
がん検診や予防接種などを受けた場合に、自己負担額を所得から控除
する税負担軽減制度の創設を政府が検討している。
薬局などで買える一般用医薬品(市販薬)の購入費が年間1万円を超
えた場合に、超過分を所得から控除する制度の導入も検討する。
病院に行かずに自分で健康を管理する「セルフメディケーション」の
取り組みを促し、医療費抑制につなげる狙いがある。厚生労働省が
2016年度税制改正要望に盛り込み、年末の税制改正に向け政府内で調
整する。
検診の費用は内容によって異なるが、自己負担額が数万円かかること
もある。この分を所得から控除して税負担を抑える仕組みにより、個
人の負担感を和らげ、受診促進につなげたい考えだ。対象として他に
特定健診(メタボ健診)や歯周疾患検診、骨粗しょう症検診などが考
えられている。
▽ 関連記事:セルフメディケーション(自療)による医療費削減 ▽
https://ds-pharma.jp/gakujutsu/contents/epharmacy/professional/14.html
9月5日(土)、6日(日)のHTBイチオシ!まつりにおいて『しっか
り噛んで健康家族ロッテチューイング・ランド』のブースで北海道歯
科医師会(公衆衛生)がイベント協力した。
“噛むこと”の大切さを楽しく学ぶイベントに両日とも200人、延べ人
数400人の道民が参加し「咬合力の測定」、「ガムカムクイズラリー」、
「オリジナルレッテルガムの製作」が行われた。
初日にはTV放映があり道歯会として「“噛むこと”の大切さと健康維
持」についてアピールした。
がん検診や予防接種などを受けた場合に、自己負担額を所得から控除
する税負担軽減制度の創設を政府が検討している。
薬局などで買える一般用医薬品(市販薬)の購入費が年間1万円を超
えた場合に、超過分を所得から控除する制度の導入も検討する。
病院に行かずに自分で健康を管理する「セルフメディケーション」の
取り組みを促し、医療費抑制につなげる狙いがある。厚生労働省が
2016年度税制改正要望に盛り込み、年末の税制改正に向け政府内で調
整する。
検診の費用は内容によって異なるが、自己負担額が数万円かかること
もある。この分を所得から控除して税負担を抑える仕組みにより、個
人の負担感を和らげ、受診促進につなげたい考えだ。対象として他に
特定健診(メタボ健診)や歯周疾患検診、骨粗しょう症検診などが考
えられている。
▽ 関連記事:セルフメディケーション(自療)による医療費削減 ▽
https://ds-pharma.jp/gakujutsu/contents/epharmacy/professional/14.html