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ユーカリの抽出物が歯周病を抑制。歯茎を健康に保つトクホのガムが登場。

菓子メーカーの『ロッテ』と大阪大学歯学部の天野敦雄教授、永田英樹准教授との共同研究により、ユーカリの抽出物とその効果成分「マクロカルパールC」に歯周病を抑制する効果があることがわかった。「マクロカルパールC」は、歯周病菌への抗菌作用と歯垢形成の酵素を阻害する働きが強く、口の中の歯周病菌の増殖を抑制し、歯垢を付着しにくくして、歯周病を予防するという。研究チームはユーカリ抽出物を配合したチューインガムの摂取が歯周組織に及ぼす影響を調査、歯垢の蓄積や歯肉の炎症、歯肉からの出血が抑えられ、歯周ポケットの深さが改善されるなど、数値として示された。ユーカリから抽出した成分が、歯周組織の健康維持・増進に有効に働くことが証明されたのである。また、この成分の特徴として、歯周病菌には抗菌活性を発揮する一方で、口腔内の細菌叢や腸内細菌叢を大きく変えることはないという面もある。ユーカリはもともとハーブティなどの飲用にもなっていて安全性が認められているが、細菌叢への影響が少ないことも確認済み。安心して口に入れることができるという。

ブラッシングだけでは不十分!? 歯周病、口臭予防で洗口液が人気。

 消費者の口腔ケアへの関心が高まる中、市場では従来の歯磨き粉や歯ブラシだけでなく、オーラルケア用品の種類が多様化している。その中でも最近特に人気を集めているのがマウスウオッシュやデンタルリンスなどの洗口液だ。マーケティング会社『プラネット』が行った消費者の意識調査によると、普段の口腔ケアで何を使っているのかという質問で、27.8%の人が洗口液と回答した。洗口液を使用している人を性別、年代別にみると、全ての年代で男性より女性の割合が高く、40代女性の利用率は3割以上、70代以上の女性では4割以上と、年齢が高くなるごとに利用率が増加している。洗口液について重視する点はという問いには、「歯周病予防効果」、「殺菌作用」、「口臭予防効果」といった機能性がトップ3。女性は歯周病予防、口臭予防などの機能性に加え、味や刺激が弱いこと、ノンアルコールがどうかについても重視していることがわかった。極力体に優しく安全なものを選びたいという女性の考え方がうかがえる。

詐欺容疑で歯科医逮捕へ 患者から治療費名目、京都

治療費を立て替えてほしいとうそを言い、患者から現金をだまし取ったとして、京都府警下京署は28日、京都市の50代の歯科医の男を詐欺容疑で逮捕する方針を固めた。

 捜査関係者によると、男は2010年12月ごろ、京都市下京区の歯科医院に治療に訪れた同市右京区の女性(87)に「インプラントの治療が失敗したので、再度手術をする。治療費は後から保険で出るが、一度立て替えてほしい」とうそをつき、現金約285万円を病院でだまし取った疑いがもたれている。

 この歯科医の患者からは同様の相談が十数件あり、下京署は関連を調べる。

医療事故調査制度10月1日制度施行!

医療事故調査制度は、平成26年6月18日(水)に成立した、医療法
の改正に盛り込まれた制度です。

 制度施行は平成27年10月1日(木)です。

 医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報
告を民間の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析
することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組み等
を、医療法に位置づけ、医療の安全を確保するものです。

▼ 詳しくは厚生労働省ホームページにて ▼
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000061201.html

若い世代 一人前の歯科助手になりたい

私は来年4月から歯科助手として働きます。

 最初は、歯科助手という職業のことについて、あまり知りませんでした。仕事の内容ややりがいについて調べていくうちに、私も歯科助手として働きたいと強く思うようになっていきました。

 歯科助手とは、歯科医師の先生や歯科衛生士さんのサポートをしたり、直接、患者さんと話して、少しでも不安のない診療ができるようにしたりする仕事だと知りました。とてもやりがいのある仕事だと思いました。

 歯科助手についての本も読み始めました。専門用語や難しい漢字が出てきて、覚えるのにとても大変です。でも、歯科助手として少しでも早く一人前の仕事ができるようになりたいので、少しずつ勉強していきたいと思います。

歯科開業医と専門医連携 長崎大病院と市歯科医師会協定

長崎大学病院と長崎市歯科医師会は、患者の情報を共有して治療からその後の管理まで連携して取り組む協定を結び、来年1月から「長崎病診連携歯科主治医制度」を導入する。専門医へのスムーズな紹介や治療後のケアの充実を図るのが目的で、地域の大学病院と歯科医師会が医療連携で協定を結ぶのは全国でも珍しいという。

 同大によると、従来、市内の開業医が治療が難しい症例の患者に大学病院を紹介する場合、個別に大学病院の専門医への紹介状を書いていた。新制度では、大学病院側に窓口となる「病診連携歯科主治医センター(仮称)」を設置し、治療する専門医の調整役を担う。これにより、開業医が専門医と面識がなくても円滑に紹介できるようになる。

 また、これまでは大学病院での治療後、診療情報を患者のかかりつけの開業医に戻す仕組みがなかった。新設されるセンターでは、患者の状態などの情報を開業医に伝えて共有。症例によっては、大学病院の専門医も患者宅への訪問医療に加わる。

 市歯科医師会の会員319人のうち、新制度に登録した会員は89人。今後も定期的に講習会を開いて登録数を増やしていくという。

 18日には、同大病院で新制度の締結式が行われ、増崎英明病院長と、市歯科医師会の栗原崇太郎会長が協定書に署名。増崎病院長は「今後ますます地域包括ケアが重要になる。病院と診療所が手を組んで貢献していきたい」と語り、栗原会長も「患者の負担軽減につながる。両者の強みやメリットを生かし、口の健康を守りたい」と意欲を示した。

やぶ医者大賞:28日に表彰式、受賞者の講演も /兵庫

養父市は28日、へき地医療に尽力している若手医師をたたえる第2回「やぶ医者大賞」の表彰式・シンポジウムを、養父市大屋町の市立おおやホールで開く。入場無料。

 受賞者の島根県西ノ島町の国民健康保険浦郷診療所長、白石裕子さん(47)と、香川県綾川町の国民健康保険綾上診療所長、十枝めぐみさん(50)がそれぞれ表彰式後に講演する。演題は、白石さんが「とって隠岐(おき)の宝島より」、十枝さんが「じゃんぐるくらぶへようこそ! ~地域医療はまさにじゃんぐる!?」。「やぶ医者と地域医療」をテーマにしたパネルディスカッションもある。

 午後1時半~4時。問い合わせは市保険医療課(079・662・3165)。

第16回地域医療支援病院 医療機関職員研修会

テーマ:感染対策と医療安全
   演題1 誤嚥を予防するポジショニングの実際
        講師:旭川赤十字病院 摂食嚥下障害看護認定看護師 田中亮一
   演題2 コミュニケーション
        講師:旭川赤十字病院 看護師長 医療安全管理者 栗原篤子
 
 日  時:平成27年11月14日(土) 午後2時~午後4時
 場  所:旭川赤十字病院講堂 (外来棟2階)
 参加対象:旭川市及び近郊の医療機関職員(職種は問いません)
 参加費 :無料
 お申込 :別紙申込書をFAX送信願います。

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