厚生労働省は3日、医師と歯科医師計35人の行政処分を発表した。医師免許の取り消しは6人で、理事長だった養母を殺害したとして殺人罪などの有罪が確定した当時病院長の友広慎吾医師(53)や、大学院の研究室で20代女性の体を無理やり触ったとして強制わいせつ罪の有罪が確定した筑波大大学院の元教授、今川重彦医師(59)が含まれる。発効は今月17日。
厚生労働省は3日、医師と歯科医師計35人の行政処分を発表した。医師免許の取り消しは6人で、理事長だった養母を殺害したとして殺人罪などの有罪が確定した当時病院長の友広慎吾医師(53)や、大学院の研究室で20代女性の体を無理やり触ったとして強制わいせつ罪の有罪が確定した筑波大大学院の元教授、今川重彦医師(59)が含まれる。発効は今月17日。
鳥取県歯科医師会の資金を、私的な本の出版費用などに使ったとして、同会が前会長に約265万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鳥取地裁は3日、全額の支払いを命じた。
大島雅弘(おおしま・まさひろ)裁判官は判決理由で「出版費用などは、歯科医師会の総会によって承認されていない」と指摘した。
判決によると、前会長は2005年6月、自身の政治的信条などを記した本を発行。出版費用や広告費などを、歯科医師会が裏帳簿の形で管理していた資金から支出した。
子供の矯正治療は、小学校の歯科検診でかみ合せ(歯列不正)がチェックされるようになり、治療を受けられている児童も増え、最近では、広く認知されてきたと思います。子どもの矯正治療は、顎(あご)の成長発育を正しい方向へ導きながら、歯を移動していき、良いかみ合せへと導いていくということになります。もちろん、症状によって望ましい治療の開始時期は異なってきます。
では、大人ではどうでしょうか。
大人は、すでに成長が止まり、顎の骨の形も完成しています。また、むし歯であったり、すでに治療されている状態であったり、更には歯を支える歯肉、歯槽骨の状態など、考慮しなければいけないことも多くあります。
ただ、悪いことばかりではありません。
ご自身の治したいという強い明確な思いは、矯正治療にとって大変重要なポイントです。
治療を始める前には、十分なチェックをおこない、どこまで改善できるのか、どのようなリスクがあるのかを先生とともにご本人にもしっかり認識していただいた上での治療が望まれます。現在では、上下の顎の骨のずれや変形が大きい場合は、手術を伴う外科矯正治療も行われており、治療の選択肢が広がっています。
オフィスのドアノブ1カ所に付着したウイルスは、4時間後にはそこで働く6割の人たちの手に付く可能性があるとの研究を、米アリゾナ大のチームが米微生物学会の会合で発表した。
チームは、無害だが形状などがノロウイルスに似た"追跡用ウイルス"を朝の始業時にドアノブに付着させ、後で広がりを調べる実験を複数の事務所で実施。すると、ウイルスは電気スイッチや共有のコンピューターといった広範な場所で検出され、2~4時間後には4~6割の人の手からも見つかった。
ウイルスが手に付くと、顔を触った際に鼻や口から体内に入り感染する恐れがある。予防には頻繁な手洗いが有効だ。
「特定保険医療材料及びその材料価格(材料価格基準)の一部改正に伴
う特定保険医療材料料(使用歯科材料料)の算定について」の一部改正
について通知が公表された。
これにより歯科用金属材料価格が10月1日より改正される。
以下は点数の抜粋
大臼歯 インレー 単純 320点→ 333点
大臼歯 インレー 複雑 524点→ 549点
大臼歯 FMC 833点→ 873点
小臼歯 FMC 726点→ 754点
レジン前装冠 1,512点→1,547点
屈曲バー金パラパラタル 886点→1,011点
鋳造バー金パラ 987点→1,056点
詳細については、日歯ホームページ メンバーズルームの改定点数表
をご参照ください
http://www.jda.or.jp/member/upd/file/20140909hayamihyo.pdf
第44回日本口腔インプラント学会の学術大会が9月12日(金)~14日(日)、
東京国際フォーラムにて開催された。その中の「2020夢ビジョン」と
題された特別講演のなかで下村博文文科大臣が講演を行い、歯学教育
の問題点をいくつか挙げたなかで「今後の需給バランスを見据えてい
く上で歯科大学・歯学部が優れた入学者を確保するためにも、国家試
験合格率の低い歯科大学・歯学部の入学定員数を見直さざるをえない」
とし、今後、対応策に取り組んでいくとの見解を示した。また、これ
に先立ち9月初めには日歯役員OBなどで構成される私的勉強会「歯科
医師過剰問題を考える会」が、政府、文科省、厚労省、歯科大学等に
歯学部入学定員の20%削減、質の高い学生教育などを求める決議文を
提出している。今後の動向が注目される。
うがいをする際は、いきなりのどで「ガラガラガラ」としてしまいがちだが、実はこれはNG。まずは「ブクブクブク」と口の中をすすいでから吐き出し、あらためて「ガラガラガラ」とうがいをするのが正しいやり方だという。
「最初に『ブクブクうがい』をしないと、うがい時に口の中に存在している菌やウイルスをのどに届けてしまうことにもなりかねません。また、食べかすなどをすすぐ意味でも、まずは『ブクブクうがい』をしましょう」。
うがい薬を使う人もいるだろうが、予防の観点からすると必須ではないという。
「医薬品のうがい薬はあくまで治療目的のものなので、日常で毎日使うには強すぎる面があるかもしれません。予防効果で考えれば、水だけでもかまいません」。ただし、風邪などの流行が懸念されている場合などはうがい液の使用を推奨するという。状況に応じて使用するようにしたい。
今まで「こんなに丁寧にうがい・手洗いをしたことがなかった! 」という人は、今日から早速実践してみてはどうだろうか。また、お子さんがいる場合はお子さんと一緒にトライしてみるのもいいだろう。
菓子や清涼飲料に広く使われているサッカリンなどの人工甘味料には、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩して血糖値が下がりにくい状態にする作用があるとする研究結果を、イスラエルの研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に17日発表した。
虫歯予防やカロリー摂取量を抑えるのに役立つ一方で、糖尿病や肥満といった生活習慣病のリスクが高まる可能性を指摘。別の人工甘味料のスクラロースやアスパルテームにも同じ作用があることをマウスの実験で示した。チームの研究者は「大量に使われている人工甘味料の影響について再評価する必要がある」と警告している。
チームはイスラエルの約380人を対象とした調査で、人工甘味料を多く摂取する人は摂取しない人に比べ、体重や腹囲の増加に加え、血糖値や糖尿病に関係する血液指標の上昇がみられるのを確認。少人数のグループやマウス実験で詳しく調べると、摂取量が多いと消化や代謝に関わるさまざまな腸内細菌のバランスが変化し、血糖値が下がりにくい糖尿病と似た状態になることが分かった。
人工甘味料は砂糖の数百倍の甘味があり、ダイエット飲料や朝食用シリアル、砂糖を使わない菓子などに広く使われている。健康影響をめぐっては、血糖値に影響しないとの疫学研究がある一方、体重増加や糖尿病リスクを指摘する報告もあり、専門家の間で議論が分かれている。