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日歯会長に大久保氏4選

日本歯科医師会は8日、任期満了に伴う会長選挙を行い、現職の大久保満男(おおくぼ・みつお)氏(70)が新人候補を破り、4回目の当選を果たした。6月21日の理事会を経て正式に就任する予定。任期は同日から2年間。

 都道府県ごとに選ばれた代議員と選挙人が8日までに郵便投票した結果、有効投票数620票のうち、大久保氏が609票を獲得した。同氏は日大歯学部出身。静岡県歯科医師会長などを経て2006年に初当選した。

磨きやすい歯ブラシ

皆さん、歯磨きは1日に何回していますか。ちなみに私は2回です。1日3回と、毎食後に磨いている人が多いようですが、就寝前も含めて4回磨くことを勧めている歯科医もいます。ただ、大事なのは回数よりも毎回、しっかり磨くことだそうです。今回は、時間をかけずにしっかり磨ける歯ブラシを紹介します。ノルウェーの歯科医の研究から誕生した商品で、歯磨きに介助が必要な方にお薦めです。ブラシ部分は二つの歯ブラシを斜めに向かい合わせたような形をしています。ブラシが歯全体を包み込み、歯の表面、裏側、かみ合う面を一度に磨けます。介助できちんと磨くには、巧みなブラッシングと長めの時間が必要ですが、これだと短時間で磨けます。
                         北海道新聞 2013.1.24
 

アルミホイルかみ ビリッ

間違ってアルミホイルをかんでしまったとき、ビリッとした経験のある人はいるでしょうか?もしくは、金属製のスプーンやフォークを口に入れたときに、口の中で違和感を覚えたことはありませんか?これは、虫歯になったことがない健康な歯の持ち主には関係のない話です。原因は、治療した歯に詰めた金属なのです。歯の詰め物の金属が、アルミホイルなどの金属と唾液を介して触れると小さな電流が流れます。2種の異なる金属が電解質を含んだ溶液を通じて起きる電流のことを「ガルバニック電流」と呼びます。ちなみに、唾液は電解質が含まれている溶液です。異なる2種の金属が出合うと、電位の差が生じます。電位差がある2種の金属の間に電気を通す溶液が存在すると、電流が流れるのです。
                         北海道新聞 2013.1.25

学童後期の歯科保健支援のポイント

・子どもの理解程度や持続時間を確認しながら一つずつ具体的に
 ・家庭での歯磨き時に歯ブラシの持ち方、歯面への歯ブラシの当て方、そのときの圧、動かし方など手添え介助を加え、反復練習
 ・本人の能力を見極めながら保護者と協力して自立に向けた支援

シェーグレン症候群②

 唾液の分泌低下が疑われる場合は、耳鼻科(または口腔外科)で唇の組織を採り、唾液腺の炎症の程度を調べます。虫歯ができやすくなるので、うがいや歯磨きをしっかり行うこともとても大切です。
                         北海道新聞 2013.1.23

学童前期の歯科保健支援のポイント

・特定の部位のみの歯磨きやブラシ圧の問題
 ・顔面の認知部位から順に磨けるよう支援し、除々に磨ける部位を増やしていくよう援助
 ・混合歯列期で歯磨きの仕方に工夫

幼児前期の歯科保健支援のポイント

・仕上げ磨きは寝かせ磨き、粘膜排除を忘れないように
 ・仕上げ磨きは、無理をせず母と子の楽しい雰囲気で
 ・終了の目安(10カウント)を伝えながら
 ・受け入れ可能な部位から始め、除々に磨ける部位を増やし歯磨き時間の延長を図る
 ・歯磨き順番をパターン化し磨き残し部位をつくらない
 ・歯ブラシの選択は毛先が短く弾力性のあるもの
 ・フッ素配合の歯磨剤の工夫した使い方
 ・歯磨きを嫌がるときの強引さは、激しい拒否や歯磨き嫌いの原因となるので注意
 ・偏食、多動をコントロールするための手段としての甘味性食品の摂取や食行動への早期からの支援
 ・歯磨き習慣の定着と歯磨き技術の習得の困難性を伝える
 ・低年齢児から父親の協力が得られるように援助

シェーグレン症候群① 免疫が涙腺、唾液腺を攻撃

シェーグレン症候群は、この涙腺や唾液腺が「免疫の反乱(自己免疫)」によって攻撃される病気です。涙腺や唾液腺が破壊されてしまいますので、涙や唾液の量が減ってしまいドライアイ、ドライマウスとなるというわけです。シェーグレン症候群も男女比が1対15と圧倒的に女性に多い病気で、50代に発症のピークがあります。日本には10万~30万人ほどの患者がいると予想されています。次回、詳しい症状について説明します。
                  北海道新聞 2013.1.16

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