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新大久保執行部理事候補に富野晃氏

次期日歯理事候補者24名が5月8日の選挙管理委員会で確定し、その中
に富野晃氏が候補者として提出された。次期理事候補者の選挙は6月
20日、21日に開催予定の定時代議員会で代議員の投票により実施され
る。理事候補者は以下の通り。敬称略。
▽大久保満男(静岡県)▽和田明人(徳島県)▽三塚憲二(山梨県)
▽富野 晃(北海道)▽村上恵一(東京都)▽守田邦昭(福岡県)
▽高橋秀直(東京都)▽村岡宜明(神奈川県)▽堀 憲郎(新潟県)
▽倉治ななえ(東京都)▽冨山雅史(東京都)▽中島信也(神奈川県)
▽佐藤 徹(新潟県)▽瀬古口精良(大阪府)▽島田 篤(埼玉県)
▽佐々木俊則(東京都)▽栗田省吾(静岡県)▽芦田欣一(滋賀県)
▽渡邊公人(島根県)▽兜森正道(愛知県)▽比嘉良喬(沖縄県)
▽深井穫博(埼玉県)▽山口武之(新潟県)▽大黒英貴(岩手県)

障がいのある人の歯科治療と全身麻酔治療について

日常的な口腔ケアと口の病気に気づいたら早めの歯科受診は、心身の健康を保つやめにとても大切なことです。しかし、重度の身体障がい、知的障がい、また発達障がいなどのために家庭での口腔ケアに難渋し、さらに歯科への通院や継続的治療にご苦労されている患者さんやご家族に出会うことが少なくありません。
 現在、外来治療を中心に行っていますが、障がいの特性から外来診療では本人の精神的・肉体的負担が大きく全身麻酔下での歯科治療が必要となる場合があります。このような場合、旭川医科大学病院では通院先の歯科の先生と連携して全身麻酔管理下での歯科治療を行っています。全身麻酔管理下で行なっている歯科治療は、虫歯を削り詰め物をすること、歯の神経の除去など一般的な歯科治療、親知らずを含めた抜歯など出血を伴う口腔外科処置などです。
                               メディア あさひかわ 2013.5 №241

向精神薬を密輸入疑い 岡山、歯科医師を逮捕

岡山県警総社署は8日、向精神薬を密輸入したとして麻薬取締法違反の疑いで、岡山県総社市、歯科医師清水洋利(しみず・ひろとし)容疑者(45)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月初旬、国の許可なく向精神薬「モダフィニル」をインターネットで108錠購入し、インドから日本国内に郵送させた疑い。「輸入したが、違法とは思わなかった」と容疑を一部否認している。

 神戸税関水島税関支署から通報があり、捜査していた。総社署によると、モダフィニルは眠気などを防ぐ効用があり、市販はされていない。同署は輸入目的を調べている。

 清水容疑者は同県倉敷市内の歯科医院で、非常勤で働いている。

今後に期待できる成人歯科健診事業

2011年より2年間被雇用者への歯科保健指導を希望する29事業所、計
1,464名に対し、歯科保健指導を通じて、歯・口腔の健康づくりを支
援する目的に、北海道歯科衛生士会(武藤智美会長)は会員を派遣し、
本会製作のお口のチェック&アドバイスを利用した生活歯援健口プロ
グラムの健診結果を日本歯科衛生士会学会で発表するとした。健診開
始時と終了時の2回の分析で、1日の歯磨き回数の増加、歯間清掃頻度
の増加など口腔清掃関連の保健行動を中心に望ましい方向への変容を
認めた。今後ともこの生活歯援健口プログラムを利用し歯科保健指導・
健康教育のレベルアップを図れるようにしていきたい。

歯周病がある関節痛患者は関節リウマチと診断される可能性が高い

歯周病と関節リウマチ(RA)や抗CCP抗体との関連が注目されている。未診断・無治療の関節痛患者を対象に、歯周病の合併がその後の治療などに及ぼす影響について調べた前向きコホート研究から、歯周病を有する患者は有さない患者と比べて関節炎の活動性が高く、後にRAと診断され、メトトレキサート(MTX)治療を導入される可能性が高いことが示された。4月18日から20日に京都で開催された第57回日本リウマチ学会(JCR2013)で、京都大学附属病院リウマチセンターの橋本求氏らが発表した。

訪問歯科診療による生涯を通しての歯科医療の提供

診療前および診療での全身状態の評価
 1)バイタルサイン
   体温、脈拍、血圧、呼吸、意識、その他(手足の皮膚の暖かさ、発汗状態、睡眠状態、食欲など)がある。
 2)経皮的動脈酸素飽和度(SpO2)
   SpO2は、動脈血中のヘモグロビンの何%が酸素を運んでいるかを表し、診療前後に測定する。健常者では96~99%の値を示すが、一般に90%以下であれば呼吸不全と判断し、通常より3~4%の低下が認められる場合は何らかの急性疾患が疑われる。治療や口腔ケア中の誤嚥の判断にも有用である。
 3)反復唾液嚥下テスト(RSST:Repetitive Saliva Swallowing Test)
   RSSTは、最も簡便で安全な嚥下障害のスクリーニングテストである。第2指(人差し指)で舌、骨、第3指(中指)で甲状軟骨を触知した状態で空嚥下を指示し、30秒間で何回嚥下ができたかを数える。甲状軟骨が指を十分に乗り越えた場合のみを数え、3回/30秒未満であれば誤嚥の疑いがあると判断する。

給食の白玉で死亡、男児の父親が市を賠償提訴へ

栃木県真岡市立亀山小で2010年2月、給食で出た白玉を喉に詰まらせ、今年1月に亡くなった同市亀山の男児(当時10歳)の父親(33)が、「補償が不十分」として、市を相手取り、損害賠償を求めて提訴する方針を固めたことが30日わかった。

 父親によると、約3年間の闘病生活の末に男児が亡くなるまで、自宅のリフォーム代や福祉車両、ベッドの購入費を負担したが、日本スポーツ振興センターによる見舞金のほかは、市独自の十分な金銭的補償がなかったとしている。

 栃木市で昨年、女児が白玉を詰まらせて死亡した事故では、市が治療費名目などで約1900万円を準備したことも指摘している。

 父親は「命の重さをわかってほしい」と提訴に踏み切る理由を語った。

(大分)大分大、がん患者に口腔ケア

県歯科医師会(長尾博通会長)と大分大医学部付属病院(野口隆之病院長)は、今月から、がん患者に対する歯科医療について連携することになった。付属病院のがん患者に一般の歯科医院で受診してもらい、感染症の予防などを図る。

 県歯科医師会や付属病院によると、例えば、口の中が清潔ではないと、全身麻酔のために口からチューブを入れた際に肺炎を引き起こす恐れもある。

 がん治療に口腔ケアや歯科治療を取り入れることで肺炎などの感染症を予防できるといった効果が期待でき、入院日数を短くすることにもつながる。

 今後、歯科医師会の会員を対象に、がん治療と口腔との関係など連携に必要な知識を身につける講習会を実施。修了した歯科医に、がん治療前や退院後に治療を施してもらう。

 付属病院には歯科口腔外科があるものの、がん患者は年間約2000人にも及び、付属病院だけで対応することは難しく、県歯科医師会と連携する必要があると判断したという。

 大分市の県歯科医師会館で16日、長尾会長と野口病院長が連携についての合意書に調印した。読売新聞 4月24日(水) 配信

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