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在宅医療のネットワークに入る方法

一つは、ケアマネへの情報提供書です。今年の介護保険の改定からケアマネへの情報提供を行わなければ居宅療養管理指導Ⅰを算定できなくなりました。それまでは情報提供が面倒だからといって100単位減算で算定していた医院は少なくありませんでした。以前から担当ケアマネへ情報提供書を送っていた医院は少なくありませんでした。以前から担当ケアマネへ情報提供書を送っていた医院は、ケアマネからの信頼も厚く、患者さんの紹介に困ることはないようです。
 二つ目は、サービス担当者会議への参加です。訪問診療に取り組んでいらっしゃる先生は、外来と往診とで極めて忙しい。そのため、サービス担当者会議に参加する先生は極めて少数派です。訪問診療の成功の秘訣は、地域の在宅医療ネットワークの中で確たるポジションを築きあげることです。そのためには、患者さんを取り囲む関係者の顔がお互いに見えることが必要になります。訪問歯科と言えばあの先生、と言われるようになれば、患者さんの紹介は途切れることはありません。単なる情報提供書を送るだけの付き合いと違って、実際に顔を合わせて話しをすることはケアマネや訪問看護などの関係者の信頼を確固したものにします。 最低でも月に1人のケアマネさんとは直接会って話をしているという先生は地域でも必ず支持されています。
 三つ目は、口腔ケアについての情報発信を継続的におこなっていることです。例えば、地元のケアマネ連絡会などで、口腔ケアについての話を年に何回かするといったことでもいいのです。要介護者のための口腔ケアの重要性についての話をほんの10分程度レクチャーするだけでも予想以上の効果があることに気付かれることでしょう。いかがでしょうか。この3つすべてを当たり前のように実践されていますか。知っていることと実践できていることは違います。ほんの少しだけやってみるだけで、結果に大きな違いが出てきます。是非ともお試しください。

鼻呼吸に意識を

改めて言うまでもなく、呼吸は鼻でも口でも行うことができます。口の周りには唇やあごの筋肉があって、完全に閉じることができます。しかし、鼻の穴は常に開いていて、手などを使わないで閉じることはできません。従って、人はもともと鼻を使って呼吸する動物であったと推定できます。

 この考えを支持する証拠は、鼻の中の構造と働きにあります。鼻の中の耳側の壁には大きな粘膜のヒダが三つ並んでいます。上鼻甲介(じょうびこうかい)、中鼻(ちゅうび)甲介、下鼻(かび)甲介といいます。そして、ヒダとヒダの間、ヒダと鼻の中央の仕切り(鼻中隔(びちゅうかく))との間の隙間(すきま)は思いの外狭くなっています。表面の粘膜からは、絶えず分泌液が出ていて、鼻の粘膜全体は粘液に覆われています。鼻で呼吸するとき、この比較的狭い隙間を空気が通過することになります。この際、空気中に含まれるゴミやほこりは、粘液に絡め取られることになります。

 これは、病原体がのどや肺に侵入することを防ぐ意味合いもあります。さらに、粘液の水分が通過する空気を潤すので、息が湿って、のどや気管支の乾燥を防ぐ働きもあるわけです。つまり鼻には、ゴミ取りフィルターと加湿器の役割があるというわけです。優秀な空気清浄機ですね。というわけで人は鼻で呼吸することが基本といえます。

 一方、口で呼吸するときの利点は、呼吸量が多くなることです。口を大きく開ければ、空気の通過を妨げず効果的です。だから、運動しているときは、自然と口が開くものです。でも、お気づきのように、口呼吸はのどや気管支を乾燥させ、ゴミやほこりをのどに直通させてしまうというリスクも伴っているのです。

 もう一つ、どうしても口呼吸が必要な場面があります。それはしゃべったり、歌ったりするときです。この時の口やのどの乾燥は相当なものなので、しゃべり続けると、どうしても水が欲しくなります。こうしてみると、口呼吸は、必要な時以外は、しないにこしたことはなさそうです。

 ところが、最近、口呼吸を常にしている人が増えているそうです。もちろん、アレルギーなどの理由で、鼻に炎症があって通りが悪くなっている人も多いのですが、単純に癖になっている人も少なくないようです。乾燥しやすい季節を迎えました。鼻呼吸を意識しましょう。(とうせ・のりつぐ=札幌医科大教授)=次回は12月3日掲載

炎症性関節炎に対する歯周病の影響は歯がなくなってもまだ続く

慢性的な炎症性疾患である歯周病は、関節リウマチ(RA)患者の関節炎症を悪化させるとの報告がある。そこで、初期の炎症性関節炎の患者を対象に、歯周病のサロゲートマーカーとされる残存歯数と疾患活動性の関連を調べたところ、残存歯数が少ないほど疾患活動性が高く、歯が全くなくなった後も歯周病の影響は続くことなどが示唆された。11月10日から14日までワシントンDCで開催された第76回米国リウマチ学会(ACR2012)で、英国Birmingham大学のPaola de Pablo氏らが発表した。

「いつまでも口から食べようシンポジウム」開催される

11月8日(木)午後1時より札幌共済ホールにおいて「いつまでも口
から食べようシンポジウム」が開催された。はじめに金井道歯副会
長より挨拶があり、高齢者の歯のコンクール北海道大会の表彰式で
は81歳から84歳までの6名が表彰された。引き続き、咀嚼と脳の研
究所所長である、小野塚實神奈川歯科大学名誉教授(理学及び医学
博士)により「噛むチカラで脳の老化と肥満を改善」と題した講演
が行われた。小野塚氏は「よく噛むことにより脳が刺激され活性化
する。最近の子どもは特に咬合力が低下しているといわれており、
これは大きな問題で、運動能力や学習能力、忍耐力、健康に大きく
かかわってくる。矯正をしてかみ合わせをよくすることはとても良
いことである。中高年以上にとって噛むチカラは、運動能力を向上
させ、よろけや転倒防止につながる大切な機能である。食前ガムチ
ューイングは、噛むチカラを向上するだけでなく、中高年の大敵で
ある肥満とそれからくる生活習慣病の防止にも役立つ」と述べた。
また奥州市の介護施設での例を披露し、歯の治療や義歯の装着によ
り認知症が軽減していく様子なども説明した。
(詳細は12月11日読売新聞掲載予定)

唾液腺腫瘍 良性腫瘍でも手術検討を

 Q 81歳女性。5年前に甲状腺の手術を受けました。今年になって甲状腺のあたりに腫れが見つかり、検査をしたところ唾液腺腫瘍と診断されました。手術が必要と言われましたが、高齢でも大丈夫でしょうか。手術をしないことで進行は早まるでしょうか。手術時間はどのくらいでしょうか。

<回答> 腫れの見つかった部位が甲状腺ということから推測すると、腫瘍は顎下腺(下あごの骨の縁)に見つかったのではないかと思われます。唾液腺に発生した腫瘍は良性腫瘍である場合が一般的には多いです。良性腫瘍に対しては手術が第一の選択となります。放射線治療も抗がん剤も必要ありません。しかし中には悪性腫瘍もあり、この場合は部位や広がりにより、放射線療法を検討するなど治療方法が異なります。
                  北海道新聞 2012.10.31

”生きる力支える”の番組化へ TV番組企画コンペ実施

 第8回理事会が10月18日(木)、歯科医師会館で開催され、今年度予算で1億円増額して展開する国民への啓発事業の一環として、TV番組の企画並びに放送枠の提案コンペを実施することを決めた。番組の内容は、「歯科医療は、生きる力を支える生活の医療」を効果的に国民に訴求せきるようなもので、番組の二次利用を必ず含むことを条件としている。
                  日歯広報 10月25日

横領容疑で歯科医逮捕

警視庁光が丘署は9日までに、業務上横領の疑いで、東京都板橋区、歯科医師、細畑広行(ほそはた・ひろゆき)容疑者(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は、練馬区内の歯科診療所に勤めていた2011年8~9月、インプラント治療をした女性患者から受け取った106万円をカルテに記載せず着服した疑い。

 光が丘署によると、容疑を認め「家族への仕送りや生活費にあてた」と供述している。

 細畑容疑者は十数年前にも岩手県で診療報酬を不正請求したとして、医業停止1カ月の処分を受けた。

スギちゃん スマイル賞の次は流行語大賞獲得で「消えてやるぜ~」

8日、都内で、『ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2012』の授賞式が行われ、お笑いタレントのスギちゃん(39)と女優の剛力彩芽(20)が出席した。

スギちゃんは「こんなワイルドと言ってる人間が受賞できるなんて、シャレの聞いたみなさん。今後とも笑顔を忘れずにやっていきたい」と喜びを語った。一方、ドラマや映画、CMで大忙しの剛力は「常に笑顔でいようと意識してる。もっと笑顔で、幸せだったりを届けられたら」ととびきりのスマイルを見せた。そんな剛力のスマイルを間近で見たスギちゃんは「笑顔が素敵というイメージが強い。生で見てかわいらしい」とデレデレだった。

また、昨年の受賞者がフットサルW杯に出場中の三浦知良(45)と知ったスギちゃんは「翌年世界に行くというジンクスを崩さず、世界を飛び出していきたい。来年はちょうど飽きられているかもなので、世界に行くのはいいかも」と自虐交じりに話した。

さらに『ワイルドだろぉ?』が『ユーキャン新語・流行語大賞2012』のノミネート語に選ばれたが、流行語大賞を獲得した芸人が、翌年売れないというジンクスについては「それを覆さないように頑張る。消えてやるぜ~」とワイルド発言で笑いを誘った。

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