記事一覧

高齢者ら無料送迎 半径16キロ対象に

高齢者や体が不自由な患者らのため、//市の//歯科医院は、軽自動車で無料の送迎を始めた。院長は「治療をあきらめないでほしい」と話している。

 同院には、1日約50人が治療に訪れ、大半が高齢者だという。有料の駐輪場や駐車場があるが、自家用車で来院できない人は、路線バスか私鉄を利用するしかない。また、自転車で通院する人の中には、雨などが続くと、通院をやめてしまう人もいるという。このため、院長は「途中で治療を放置すると、ますます悪くなる」と送迎を決めたという。

 送迎車は4人乗りで、同院専属の運転手が自宅まで迎えに行き、受診後も送り届ける。送迎範囲は、同院から半径約16キロとなっている。対象者は、交通の利便性が悪く、体が不自由な人などという。

”エナメル質”を守るオーラルケア

「明眸皓歯」とは絶世の美女と名高い楊貴妃の美しさを表した言葉だとされる。”澄んだ瞳と白い歯”は、現在でも好印象の条件。「他人の顔を見るとき、どの部分に目が行くか」というアンケート調査(2006年日本臨床矯正歯科医師会調べ)でも、「目元」「口元」が順に1.2位を占めている。
 だが、澄んだ瞳はともかく、白い歯を維持するのは難しい。歯の白さや輝きは、エイジング(加齢)にともない奪われるからだ。歯の本来の機能や見た目の美しさが損なわれるのは、主に次の四つの原因が考えられる。「虫歯や歯周病」「歯ぎしりや奥歯を強くかみしめることなどによるすり減り(咬耗)」「強く歯を磨くことなどによるすり減り(磨耗)」「酸で歯の表面(エナメル質)が溶ける(酸蝕)」だ。
 虫歯や歯周病、かみ合わせなどは歯科での治療が必要となるが、磨耗や酸蝕を防ぐには生活習慣の見直しが大切だ。
                  日経ヘルス 12.4月

電子レセ歯科請求施設2万6098件  なかなか進まないオンライン化

社会保険診療報酬支払基金が発表した平成24年1月診療分の電子レ
セプト請求による歯科医療機関数は、2万6098施設で、全請求医療
機関数に占める割合は36.7%となり、前月に比べ0.7%の微増。オ
ンライン請求は4297施設で全請求医療機関数に占める割合は6.0%
であり、前月よりも0.1%の微増。1月請求の全歯科医療機関数は
7万1087施設で、前月に比べ37施設の減となっている。電子レセに
よる歯科の請求件数は404万9851件で、全請求件数に占める割合は
44.4%となり前月よりも0.8%増えた。オンラインによる請求件
数は76万8869件で、全請求件数に占める割合は8.4%となり前月
よりも0.2%の微増。
しかし、件数については、1月の全請求件数が911万4757件で、前月
の967万5097件に比べて56万340件少ない。その為、1月の電子レセと
オンライン請求件数は前月に比べ、16万4969件、2万6043件それぞれ
少なくなっている。 医科病院の電子レセ請求医療機関数の割合は
98.8%、オンライン96.5%。件数は99.9%、98.3%。医科の診
療所は電子レセ請求医療機関数の割合は81.4%、オンライン42.7
%。件数は92.6%、49.9%となっている。

北海道厚生局による診療報酬改定説明会(集団指導) 行われる

平成24年3月23日から29日まで道内7か所において、厚生労働省北海
道厚生局による診療報酬改定説明会(集団指導)が行われた。平成
24年度診療報酬改定の概要として、重点課題である周術期における
口腔機能の管理、チーム医療の推進、在宅歯科医療の推進等の説明
が行われた。その他、改定等が行われた内容、告示及び実施上の留
意事項通知(算定要件)等が改められた主な内容についての説明があ
った。在宅歯科医療に関しては、歯科訪問診療の対象者で「常時寝
たきり等」の表現の見直しがあり、さらに認知症の場合も対象とな
る表現となっている。また、歯周病に関する技術評価の見直し、歯
内療法に関する技術評価の見直しが行われ、新規医療技術の保険導
入として、接着ブリッジの適応範囲の拡大、歯科ドレーン法の新設、
歯冠修復の充填の見直しがあった。さらに先進医療の保険導入とし
て広範囲顎骨支持型補綴に関する評価の新設や、画像診断に係る評
価の新設として歯科用3次元エックス線断層撮影の新設の説明が行
われた。

かみ合わせの異常 肩凝り、頭痛の原因にも

顎(がく)関節症は現代病の一つといわれています。顎の関節の痛み、雑音、肩凝り、片頭痛、めまい、耳鳴りなどのほか、人によって多くの異なった症状が表れます。頭痛、鼻炎、肩凝り、背中の痛み、四十肩、五十肩、腰痛、目のかすみ、耳鳴り、難聴、手足の冷えやしびれ、つえがないと歩けない、声がかれる、痰(たん)がつまる、顔の肌荒れ、腹部膨満感、頻尿、便秘、下痢、心悸亢進(しんきこうしん)、低血圧、高血圧、生理痛、生理不順、、昼間眠い、疲れやすい、姿勢が悪い、歩き方がおかしい、つえをつかないと転びやすい、慢性の倦怠(けんたい)感、かぜをひきやすい、うつなど。
                福島民報 2012.1.23

乾燥の冬 唇の荒れ要注意 こまめにクリーム 寝るときもマスク

唇ケアのサービスを行う歯科医院も増えている。西麻布デンタルクリニック(東京都港区)では、3年前から「オーラルスパ&リップエステ」を始めた。同院の大越聡一郎院長は「歯だけではなく、口もと全体の印象を気にする患者さんが増え、唇のケアもしたいと考えた」と話す。
 ジェルを使った歯肉マッサージの後、クレンジング、角質取り、唇のマッサージとパックで20分。全てを歯科衛生士が行い、2625円と比較的お手軽。唇に潤いが戻り、弾力アップも期待できるため、特に女性に好評という。

その眠気 要チェック 睡眠時無呼吸症候群

寝ている間に呼吸が何度も止まって熟睡できず、日中に激しい眠気に襲われる「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)。太った中年男性の病気と思われがちだが、あごの骨格によっては20~30代でも生じ、閉経後の女性も注意が必要という。SASは心疾患を引き起こす恐れもあり、専門家は年齢や性別を問わず、まずは自己診断してほしいと呼びかけている。
 SASネットや学識物、企業などでつくる「SAS広報委員会」は今年4月から「グリーンピロー睡眠時無呼吸検査促進キャンペーン」を展開している。「その眠さ、変化も。」とうたったポスターを企業や医療機関に配り、各地で啓発の講演会も開いている。「グリーンピロー」は、快眠を象徴する「緑の枕」の意味だ。SASネットの江上貞夫理事長は「国内に少なくとも200万~300万人の患者がいると推定されるが、CPAP治療をする患者は約20万人にとどまっている。埋もれている患者を掘り起こすためにも、まずはセルフチェックから始めてほしい」と呼びかける。
                毎日新聞 2011.11.4

北海道・学校保健調査 中1の虫歯、全国平均1.7倍の2.03本 アレルギー疾患、中高生で増加傾向

道内中学1年の昨年度の虫歯本数は2・03本で、全国平均(1・18本、被災3県除く)の1・7倍に上ることが4日、学校保健調査で分かった。3年前の2・44本に比べて改善されているが、全国平均を依然として大きく上回った。また、アレルギー疾患の中高生の比率が増える傾向にある。

 この調査は78年度から、幼稚園から高校生全員を対象に3年に1回実施。前回から、都道府県別の結果も公表している。

 中1の虫歯は男子1・92本、女子2・14本と、前回に続いて女子の方が多かった。虫歯のうち、治療済みが1・14本で、未治療が0・89本だった。

 市町村別では、1本以下が▽石狩市▽伊達市▽知内町▽鷹栖町▽下川町など12市町村。逆に5本を超えたのが▽森町▽黒松内町▽中川町▽真狩村▽留寿都村の5町村。都市部で少なく、郡部で多い傾向となった。

 一方、アレルギー疾患の児童・生徒の割合は、小学生がアレルギー性鼻炎4・81%(前回5・28%)、食物アレルギー3・82%(同4・32%)と改善。しかし、中学生はアレルギー性鼻炎7・27%(同6・46%)、食物アレルギー6・22%(同4・47%)、高校生はアレルギー性鼻炎9・90%(同8・10%)、食物アレルギー5・10%(同3・80%)と悪化した。毎日新聞社 4月5日(木) 配信

過去ログ