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歯周病ケア普及歯科健診

内容  歯周病検査、歯周病の予防・改善指導
 場所  同健診の実施医療機関
     ※各支所・公民館等で配布しているチラシや、HP健康推進課の「歯の健康情報」に掲載。受診する場合は、事前に医療機関に申込みが必要。
 対象  今年度中に満30・40・50・60・70歳になる方、または今年度中に満30・40・50・60・70歳だった方で、職場等で歯科健診を受ける機会がない方、妊産婦(治療中の方は対象外)
 料金  500円(70歳の方は無料。その他の方も免除制度あり)
 持ち物 住所・氏名・生年月日が確認できる物
     ※妊産婦は受診券と母子健康手帳。
 他   健診後、精密検査や治療が必要な場合は、保険診療の対象
 詳   健康推進課 ℡25-6315

「歯のクリーニング」ってよく聞くけど何ですか?

プロにしかできない技術で虫歯や歯周病のリスクも軽減
  クリーニングでは、超音波を使ったスケーリング(歯垢取り)のほか、日常のブラッシングでは落としきれないバイオフィルム(細菌)を機械で除去。歯石(プラーク)の付着を防ぎ、歯を強くする再石灰化なども行います。2、3ヶ月に一度、定期的に行うことで歯周病の進行を食い止め、口の中を清潔な状態に保てます。
  検診を兼ねたクリーニングで歯の状態をチェックしてもらうことがトラブルの予防にもつながります。例えば小さな虫歯などは定期的にきちんとケアし、医師が経過を観察していればそれ以上進行せず、削らなくてすむのも多い。そういう意味でも定期的にクリーニングをしてほしいですね。

頭痛、肩こりが歯を治せば改善するって本当?

断言はできないがそういった声も。噛み合わせを治すとほかの利点も
  噛み合わせを治したら頭痛や肩こりが消えた、という話は確かに聞きますが、頭痛や肩こりの原因が噛み合わせにあるとは必ずしもいえない場合も。噛み合わせの治療は、歯と、歯の周囲の筋肉やあごの骨などを含めた全体をバランスよく使って、正しく噛めるようにするもの。きちんと噛み合わせが機能すれば、虫歯や歯周病のない健康な歯を長く維持できます。実際、噛み合わせが正しい人は、虫歯や歯周病の人が少なく、逆に噛み合わせに不具合がある人は、虫歯の治療跡やかぶせものをしている場合が多く見られます。

口臭はどうすれば治る?

ニオイのもとはさまざまなのでその原因を歯科で知るのが先決
  胃酸過多などの内臓疾患、酸化した食べ物によるもの、加齢による唾液の減少や質の変化、歯周病など、口臭の原因は1人1人違います。歯科でその原因を知ることが解決の近道です。唾液の量が少なくなると、舌苔が舌についたり、食べ物を洗い流す自浄作用が失われて口臭がすることがありますが、その程度でしたら歯磨きで消えることも多いのです。でも、歯周病による口臭は、根本的に歯周病を治療しない限り改善しません。

日本顎咬合学会 公開フォーラム、歯科医師ら1100人参加

NPO法人の日本顎咬合(がくこうごう)学会主催の公開フォーラムが10日、千代田区の東京国際フォーラムで開かれた。「命の入り口 心の出口~健口長寿~ライフステージに応じた口腔(こうくう)機能の回復で幸せな人生を」をテーマに一般を含め、歯科医師ら約1100人が参加した。

 公開フォーラムは、乳幼児からお年寄りまで、元気で明るい生活を送る上で口腔ケアの大切さを強調。日本歯科大学の小林義典教授らがディスカッションなどを通じ、口全体を使ったかみ合わせの「咬合」と、食べ物をかみ砕き味わう「咀嚼(そしゃく)」が脳の機能と深くかかわるなど「お口の健康」を分かりやすく説明した。同学会は歯科医師だけでなく、歯科技工士、歯科衛生士の技能向上などを目指し、独自の認定制度をスタート。公開フォーラムは研修会を兼ねており、熱心にメモをとる姿が見られた。
毎日新聞社 6月12日(火)

歯科に月20回、2ちゃんねるにストーカー日誌

福岡県警柳川署は4日、大牟田市柿園町、無職森光博容疑者(33)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。

 発表によると、森容疑者は4-5月に計4回、県内の女性(24)を待ち伏せするなどの行為を繰り返した疑い。黙秘しているという。

 森容疑者は、女性が勤務していた歯科医院の患者で、多い時は1か月に約20回通院していた。昨年7月頃から医院の外で帰宅を待つようになり、女性の相談を受けた県警が同9月、警告を出していた。

 森容疑者はインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に「ストーカー日誌」と称し、女性の様子などを数十回にわたって書き込んでいたという。

読売新聞 6月5日(火)

歯科医療実習 長崎大生、離島巡り

長崎大歯学部の6年生4人が4~8日、五島市内で歯科医療実習に取り組んでいる。歯学部は09年、同市営歯科診療所を「離島歯科保健医療研究所」に改装。ここを拠点に離島歯科医療の実態調査や実習、研修活動を続けている。こうした取り組みや、離島での医療実習は、全国でも珍しいという。

 5日は特別養護老人ホーム「只狩荘」で実習した。実習生が入所者50人の部屋を訪ね、口内の清浄、歯磨きなど口腔(こうくう)ケアをした。同施設の歯科衛生士、中野美智子さんは「入所者の刺激になり、医療のあり方を見直す機会にもなった」と歓迎した。

 6日は福江島の二次離島、椛島の伊福貴歯科診療所で介助実習をした。同診療所は11年9月から同学部の派遣医が週1回診療し、島民に喜ばれている。実習を引率した井川一成助教は「実習で歯科医療のあり方を福祉の面からも捉えてほしい」と話した。
毎日新聞社 6月8日(金)

歯の衛生週間イベント 親子連れら、歯磨き指導 高松市歯科医師会

歯の衛生週間(4~10日)を前に3日、高松市歯科医師会による衛生週間イベントが市歯科救急医療センター(高松市福岡町3)と牟礼老人福祉センター(同市牟礼町牟礼)で開かれた。親子連れら計約2400人が参加し、歯磨き指導などを受けた。

 歯の衛生週間イベントは、虫歯や歯周病などを予防する習慣を身に着けてもらおうと、日本歯科医師会が各地で開いている。同センターでは歯科医や歯科衛生師ら約200人が、来場者にブラッシングのコツなどを指導。歯に関する相談やフッ素の塗布などが行われた。また、歯型を採取する治療用のゴムで取った子どもたちの手型に流し込んだ石こうの手型をプレゼントする企画もあり、人気を呼んでいた。

 歯磨き指導を受けた同市牟礼町牟礼の幼稚園児、多田葵(あおい)ちゃん(3)は「すっきりして、気持ち良かった」と笑顔だった。
毎日新聞社 6月4日

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