①卵が腐ったようなにおいがする
②血なまぐさいにおいがする
③海辺の磯のようなにおいがする
④舌の上に、白くてねばねばしたものが付着している
⑤歯茎から血が出ることがある
⑥歯を磨くのは1日1回くらい
⑦たばこを吸う習慣がある
⑧口の中が乾いて、べたべたする
朝日新聞 2012.2.27
①卵が腐ったようなにおいがする
②血なまぐさいにおいがする
③海辺の磯のようなにおいがする
④舌の上に、白くてねばねばしたものが付着している
⑤歯茎から血が出ることがある
⑥歯を磨くのは1日1回くらい
⑦たばこを吸う習慣がある
⑧口の中が乾いて、べたべたする
朝日新聞 2012.2.27
厚生労働省はこのほど、歯科診療などで用いる口腔用の手指保護具を使う際の注意点をまとめた事務連絡を、都道府県の介護保険主管課などに宛てて出した。今年4月、壊れた手指保護具の一部を誤飲した患者が窒息死した事故を受けての措置。連絡では、手指保護具を使う際には、事前にひび割れなどの異常がないか確認することなどを呼び掛けている。
事務連絡では、4月11日に手指保護具「ゆびガード」の破片を誤飲した患者が、咽頭部に生じた浮腫によって窒息死した事故を紹介。事故以降、同商品の販売は一時的に中止されていることや、既に消費者庁が一般消費者に向けた注意喚起を行っていることを示した上で、同商品を使用しているとみられる歯科医療機関、障害者支援施設、介護保険施設などにも注意喚起するよう求めている。
具体的な注意事項としては、▽「ゆびガード」を使用する前に、ひび割れなどの外観上の異変が無いことを確認する▽破損した製品の一部が患者の体内に入った場合は、すぐに摘出する▽摘出できなかった場合は、医療機関で適切な処置を行う―などを列記。また、プラスチック製の同商品はレントゲン撮影しても、まったく写らなかったり、見分けることが極めて難しかったりする点にも注意するよう求めている。
朝起きると口の中がネバネバして、嫌なにおいがする。それは、舌の表面に付いたコケのような「舌苔」という汚れがもとになっている可能性が高い。口の中をきれいにする心がけが、口臭予防の第一歩だ。
舌苔の正体は、新陳代謝ではがれ落ちた粘膜の上皮、血液の成分、食べ物のかすなど。口の中には元々、何億もの細菌がいるが、その細菌が舌苔の中のたんぱく質を分解することで、卵が腐ったようなにおいのガスを発生させる。
専用の「舌ブラシ」なら、細く軟らかい毛を使っている上、舌の表面にフィットする形状なので、効率よく掃除ができる。起床時に1日1回がお勧めだが、誰にでもある口臭なので気にしすぎないことも大切。
快適な睡眠でいきいき健康生活
・快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止
・睡眠に問題があると、高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇
・快適な睡眠をもたらす生活習慣
~定期的な運動習慣は熟睡をもたらす
~朝食は心と体のめざめに重要、夜食はごく軽く
2.睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
・自分にあった睡眠時間があり、8時間にこだわらない
・寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る
・年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通
3.快適な睡眠は、自ら創り出す
・夕食後のカフェイン摂取は寝付きを悪くする
・「睡眠薬代わりの寝酒」は、睡眠の質を悪くする
・不快な音や光を防ぐ環境づくり、自分にあった寝具の工夫
4.眠る前に自分なりのリラックス法。眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
・軽い読書、音楽、香り、ストレッチなどでリラックス
・自然に眠たくなってから寝床に就く、眠ろうと意気込むとかえって逆効果
・ぬるめの入浴で寝付き良く
5.目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
・同じ時刻に毎日起床
・早起きが早寝に通じる
・休日に遅くまで寝床で過ごすと、翌日の朝がつらくなる
6.午後の眠気をやりすごす
・短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20~30分
・夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響
・長い昼寝はかえってぼんやりのもと
7.睡眠障害は、専門家に相談
・睡眠障害は、「体や心の病気」のサインのことがある
・寝付けない、熟睡感がない、十分眠っても日中の眠気が強い時は要注意
・睡眠中の激しいいびき、足のむずむず感、歯ぎしりも要注意
歯科に関係あるのは、最後の1行だけでした。
先輩が教えてくれたのは、先にワンタフトブラシ(細かいところを磨くための
毛先が小さいブラシ)で磨き、次に普通の歯ブラシで全体を磨く方法。「歯ブラ
シを使い分ければいいんだ!」と気づいたYさんは、さっそくワンタフトブラシ
を持って向かいました。
まずは歯と歯ぐきの境目や歯が重なっているところをワンタフトブラシでなぞ
るように磨きました。すると、びっくりするほど簡単に汚れが落ちたのです!
最後に普通の歯ブラシで全体を軽く磨くと、前回とは比べ物にならないほど歯が
ツルツルに。
「今日はすごくさっぱりしたわ。ありがとう」
「歯磨きには歯ブラシ1本という先入観があったので、2本使う方法は目からウ
ロコでしたね。かかる時間はほとんど変わらないのに、すごくきれいになるんで
す」
これを機に口腔ケアに関心を持ったYさんは、書籍やセミナーで積極的に勉強
をするようになりました。最近は“糖尿病患者は唾液の分泌が少ないので乾燥し
やすい”ことを知り、保湿剤も取り入れたそうです。
Kさんの同僚が使用していた歯ブラシは、一歯磨きブラシとタフト24ESS
(エクストラ・スーパーソフト)。「こんな柔らかい歯ブラシや小さい歯ブラシ
があったんだ!」とKさんは驚きました。口腔ケアのヒントが得られるかもしれ
ないと思い、正子さんの出血について相談してみることに。
「口のなかが乾燥しているのにかたい歯ブラシで磨いているんじゃない?」
そう言って、先に一歯磨きブラシで細かい所の汚れを落としてからタフト24
ESSで全体を磨き、最後に保湿剤を塗る方法を教えてくれました。
次の日、Kさんは一歯磨きブラシで正子さんの歯と歯ぐきの境目を磨くことか
らスタート。すると汚れが簡単に落ちました。続いてタフト24ESSで全体を
磨くと、柔らかい毛先が歯と歯ぐきにピタッとフィット。いつもと力加減は変わ
らないのに、血が出なかったのです! 仕上げに保湿剤を塗ると、「今日は口の
なかがサッパリしたわ。ありがとう」と正子さんは笑顔を見せてくれました。
「正子さんの口腔内をキレイにしたいという気持ちはありましたが、どうすれば
いいのかわかりませんでした。乾燥と歯ブラシが原因だとわかってよかったです」
Kさんは口腔ケアの方法と道具を変えたことで問題を解消でき、心が軽くなっ
たそうです。
重い歯周病を患う人ほど、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になる確率の高いことが、滋賀県長浜市民約6000人に対する調査でわかった。
成人の約8割がかかる「口の生活習慣病」と言われる歯周病とメタボとの関係を一般市民を対象にした大規模調査で明らかにしたのは全国で初めて。17日から広島市で開かれる日本口腔(こうくう)科学会で発表する。
京都大医学研究科の別所和久教授らが実施。2009-10年度、40歳以上の長浜市民6627人(男性2170人、女性4457人)について歯周病の程度を「0-4」の5段階で評価し、腹囲などによるメタボ診断を行った。
その結果、程度が「4」と最も重い歯周病患者でメタボの割合(男性21%、女性6%)は、歯周病でない人や「1-2」の軽い患者の数値(同16%、同3%)に比べて高かった。メタボになるリスクは、「4」の歯周病の男性で1・3倍、女性で1・5倍になるという。別所教授は、「歯周病になるとかむ力が落ち、栄養のバランスが崩れるためだろう」という。
歯ぐきが下がってきた。歯が伸びたように見える。これらは主に歯周病が原因で起こる。歯と歯ぐきの間にある小さな溝に汚れがたまることで、歯ぐきが炎症を起こしたり歯を支える骨が溶けたりする病気だ。ひどくなると歯が抜け落ちてしまうことも。予防や進行阻止のためには正しい歯磨きの仕方を身に付け、定期的に歯科検診を受けることが重要だ。
産経新聞 2012.2.2