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28日の取りまとめ方針 一体改革素案/政府

政府は消費税引き上げを盛り込んだ社会保障と税の一体改革素案について、12月28日に政府・与党社会保障改革本部を開き、取りまとめをめざす方針であることが関係者の取材でわかった。ただ民主党内には消費税引き上げに反対する勢力があり、年末ぎりぎりまで調整が続く可能性もある。
 社会保障と税の一体改革について、政府は12月14日、民主党の合同会議に社会保障改革素案の骨子案を提示。合同会議は12月16日に一部修正、大筋で了承した。これを受け、政府は12月19日の5閣僚会合で社会保障改革部分の骨子を決定する。同日以降、消費税引き上げの議論に移り、年内の素案取りまとめを目指す。
 年末に素案がまとまれば、年明けに与野党協議を呼びかけたうえで、大網として閣議決定する見通し。そのうえで、来年3月末まで消費税引き上げを盛り込んだ税制改正法案の国会への提出をめざす。社会保障改革関連法案も来年の通常国会への提出を視野に入れている。

道警と道歯が事業所健診契約を結ぶ

警察は警察庁と契約したベネフィットを利用した福利厚生があり、
歯科健診を無料で受けられるが、登録されている歯科医院が多くは
なく、札幌に集中しており、受診するには、ベネフィットとの手続
きが必要などの理由から利用者が少ない。そこで北海道警察共済組
合は独自に歯科医院と契約し、歯科健診を実施したが、歯科医院と
の手続きが上手くいかなかった。そこで今回、道警共済組合は北海
道歯科医師会との事業所健診契約する方針を固めた。対象は40歳以
上の道警共済組合員とその家族で、組合員本人は約6300名、家族が
約4800名。健診医療機関として会員各診療所が対象である。健診期
間は6~11月を希望、健診料は4000円程度を予定、今回は単年度契約
が希望であるが、今後も継続したい意向である。

そのほかにも・・・

 咀嚼による顔の筋肉運動で、顔のシワ、たるみ、二重あごなどが改善。口呼吸から鼻呼吸に変わって、口内の渇きやベタつきも解消。歯ごたえのあるものをよく食べるようにすると免疫機能の向上、脳の覚醒、記憶力UPなどの効果も期待できます。

咀嚼の効用はこんなにたくさん!!

1.唾液をたっぷり分泌させて、虫歯や口臭を予防
 2.消化を助けて、食品の栄養吸収を促進
 3.食べすぎを抑制し、やせやすい体に
 4.食材のおいしさを楽しめるように!
 5.ストレスが減って夜の眠りが深くなる
 6.顔の筋肉が鍛えられ、顔周りがシャープに

「かむ力」をチェック

脳力(のうぢから)
  □いつも眠い
  □忘れっぽい
  □イライラすることが多い
  □滑舌が悪い
  □”ながら食い”が多い
  □歯ぎしりをする

 美力(びぢから)
  □法令線が気になる
  □口角が下がっている
  □二重あごが気になる
  □唇の輪郭がハッキリしない
  □気づくと口が開いている
  □肌がくすんでいる

 食力(しょくぢから)
  □口が渇きやすい
  □食事を飲み物で流し込む
  □左右どちらかに偏ってかむ
  □頬の内側や舌をかみやすい
  □舌のわきに歯の跡がつく
  □単品の食事が多い

 体力(からだぢから)
  □姿勢が悪い
  □動作が鈍い
  □太りやすく、やせにくい
  □運動不足え筋力が弱い
  □視力が低下
  □風邪をひきやすい

歯磨剤 好みの製品を選んで

患者さんからどんな歯磨剤を使ったらいいのですか、お勧めの歯磨剤はどれでしょうかなどの質問を受けることがしばしばあります。そのような質問に対しては、いつもどれでも必要かつ十分な効果があるので、どれでも大丈夫ですよとお答えしております。つまり自分に合った好みの製品を選んでよいことになります。もっと極論を言えば、歯磨剤は使用しなくても問題ないですよという意味です。
 では、歯磨剤を使用している方と使用していない方とどう違いがあるかと考えると、一番は茶しぶなどの付着が取れやすいかどうかであると思われます。歯磨剤にが研磨剤が入っているものが多く、その作用で茶しぶなどが取れやすくなるためです。
                    福島民報 2011.12.19

自分で修復できるのが初期虫歯

虫歯というと、すぐに歯科医院で治療を受けなければと考えがちだが、うれしいことに初期虫歯の段階なら、自分で簡単に修復することができる。歯の表面は常に溶けたり修復されたりを繰り返しているからだ。歯の表面からハイドロキシアパタイトなどのミネラル分が溶け出すことを「脱灰」といい、修復されることを「再石灰化」という。口の中が酸性に傾くと脱灰が進み、中性なら再石灰化が進む。
 口の中を酸性に傾ける最大の原因が食事だ。食事をすると必ず口の中は酸性に傾き脱灰が進んでしまう。一方、それを元に戻す力を持つのが唾液で、口の中を中性に保つ働きがあるため、食後放っておいても口の中は除々に中性に戻る。また。唾液中には歯を修復するためのミネラルであるリン酸やカルシウムがあり、中性に近い状態ではこれらが歯に取り込まれて、再石灰化が進みやすくなる。つまり、常に私たちの口の中では脱灰と再石灰化がシーソーのように行ったり来たりしているが、そのバランスが良く、再石灰化力が強ければ自然と初期虫歯を治せるということだ。
                日経ヘルス 2011.11

口腔ケアへの取組等を評価 次期介護報酬改定を答申

社会保障審議会は1月25日(水)、同日に都内のグランドアーク半蔵門で開催された社会保障審議会の介護給付費分科会の報告を了承し、平成24年度介護報酬改定について小宮山洋子厚労大臣に答申した。介護保険施設の入所者への口腔ケアの取り組みの充実に向けて「口腔機能維持管理加算」において、歯科衛生士が入所者に直接口腔ケアを実施した場合に評価することなどを盛り込んだ。介護報酬改定は3年ごとに行われ、平成24年度は6年に1度の診療報酬との同時改定となっている。
 歯科関係では、居宅療養管理指導を医療保険制度との整合性を図る観点から、職種や居住の場所別の評価を見直した。また、居宅介護事業所との連携の促進に向けて、医師、歯科医師、薬剤師及び看護職員が居宅療養管理指導を行った際の、ケアマネジャーへの情報提供を必須化した。歯科医師が行う「居宅療養管理指導費」は現行の月500単位から、同一建物居住者以外の者に行った場合は据え置く一方で、同一建物居住者に行った場合には月450単位の算定となる。
                日歯広報 2012.2.5

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