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自然増1兆1,600億円容認へ/24年度 概算要求暫定基準

野田佳彦財務相は8月23日、24年度予算の概算要求に向けた「作業手順」を各省庁に通知した。9月中旬に決定する概算要求基準の大枠を示したもので、医療や年金などにかかる経費である社会保障費は高齢化などに伴う自然増分1兆1,600億円を容認した。全省庁の裁量的経費を10%削減するなどしてその財源に充てる。概算要求基準で自然増を容認したのは22年度から3年連続。23年度当初予算で社会保障費は28.7兆円が形状されており、自然増を含めると24年度は約30兆円程度となる。自然増の財源には裁量的経費の10%削減分(1.2兆円)の一部(0.7兆円)とともに、年少扶養控除見直しによる地方税の増収分(0.5兆円)を充てる。ただ作業点順は増収分の取り扱いを「予算編成過程で検討」と言及しており、変更される可能性もある。

再石灰化 常時ある歯の修復作用

私たちの体には傷を修復する能力がありますが、歯では再石灰化がその機能を担っています。穴のあいた虫歯が自然に治るほどの修復能力はありませんが、人類の食生活史においては、長い間これで十分だったのでしょう。今の私たちのように、人の手と歯科材料による歯の治療は不要だったのです。現代の人類が砂糖を精製する技術を確立し、加工食品や飲料から多量の砂糖を消費して虫歯になることなど、人類の進化において全くの”想定外”だったようです。
                2011.10.12 北海道新聞

アンチエイジング5 ちょきちょき顔トレ

顔トレとは、顔のトレーニング。足や腕の筋肉は使わないと衰える。顔も同じだ。皮膚の下の表情筋という様々な筋肉を使わないと、支える力が弱まり、しわやたるみを招く。筋肉を鍛えて、少しでも防止しようというのが顔トレだ。しわの中でも嫌われるのが、鼻の両脇から唇の両端に伸びる「法令線」。このしわが深くなるほど、年をとった印象を与える。顔トレ最大のテーマでもある。グミキャンディーが参加者に配られた。よし、よくかんで口の周りの筋肉を鍛えよう。「いつも同じ場所でかむと、そこの法冷線が深く長くなります」。そうか、気をつけないといけない。次いで、ちょきちょきトレーニング。年とともに顔の輪郭がぼやけ、二重あごのようになっていく。それをすっきりさせる。人指し指と中指であごの線をはさみ、ちょきちょきと指を動かし、耳のところまでさすり上げる。参加者が一斉にちょきちょきを始めた。皆真剣だ。事情を知らないと、「一体何やっているんだ」と不思議に思いそうな光景ではあるが・・・。
            読売新聞 2011.8.25

アンチエイジング2 自分を知って楽になる

 鶴見大学歯学部付属病院(横浜市鶴見区)。ここのアンチエイジング外来で、老化度の検査を受けた。結果を聞きに、再び病院長の斎藤一郎教授をたずねた。斎藤教授から報告書を手渡された。ページをめくると、数字や文字がたくさん並んでいる。「どんな結果だったのでしょうか?」。そう尋ねると、斎藤教授は「筋肉と骨は年齢より10歳以上若い。取材でよく歩いて、鍛えているんでしょうね。」「えっ、本当ですか」。つい頬がゆるみ、声が弾んだ。が、続きがあった。「血管年齢などは10歳以上年をとっています」。口の中も、かむ力は年齢より若いが、唾液の量、飲み込む力などは老化していた。外来主任の講師が、老化防止策を指導してくれた。まず血管。「糖質や脂肪は血管の硬さにつながります。クッキーなどの甘いものの量を減らしましょう」口。「よくかみ、飲み込むと、意識することが大事。おいしいからと、だらだら食べるのはダメです」結果が良かった筋肉と骨にも注文がついた。「歩くだけでは運動不足。将来を考えてジョギングや水泳などもしてください」思い当たることばかり。私はうなずくしかなかった。
            読売新聞 2011.8.19

アンチエイジング1 口と全身 老化度一致

JR鶴見駅に近い鶴見大学歯学部付属病院。2005年に歯科大初の「アンチエイジング外来」が設置された。検査で老化度を判定し、防止策をアドバイスしてくれるという。「口と全身の老化度は一致しているんです」と斎藤教授。歯が抜ける、かむ力が弱まる、唾液が減る・・・。こんな変化が起きると、体にも様々な影響が出る。逆に、体の病気が、口の症状として表れる場合もあるそうだ。「口の機能を維持して、全身の健康を保とうというのが、僕らの考えるアンチエイジングなんです」
            読売新聞 2011.8.18

お口の臭いで人が離れていくことも!?誰も教えてくれない口臭問題

Data2 「お茶やお水を飲む」のは口臭対策の常識?
  ●日頃の口臭対策
    お茶や水を飲む                 47.0%
    食後の歯磨き                  43.8%
    ガムをかむ                   43.6%
    口中ケア食品を利用(タブレットやキャンディー) 27.4%
    舌苔をとる                   23.9%
             ダイム 11.6.21

お口の臭いで人が離れていくことも!?誰も教えてくれない口臭問題

Data1 男性が気になるのは虫歯よりも”口臭”!一方女性は”歯の着色・変色”が1位Q あなたが今、お口について気になっていることはありますか?
 男性 口臭      44.7%     女性 歯の着色・変色 51.5%
    虫歯      38.0%        口臭      44.4%
    歯石      31.0%        歯石      41.1%
    歯周病     30.6%        虫歯      39.2%
    歯の着色・変色 27.6%        歯周病     33.2%
    歯並びが悪い  20.3%        歯並びが悪い  29.3%
    歯槽膿漏    15.6%        知覚過敏    19.9%

電動歯ブラシ、使い方注意  磨き過ぎは知覚過敏誘発 リスク低い専用歯磨き粉 「経済ウイークリー」 〈マネー&ライフ〉

短時間にきれいに磨けて使い勝手がいい電動歯ブラシ。高性能で携帯性に優れ、デザインも洗練された製品が人気となっており、昨年から市場が急拡大。子ども向けも販売され身近な生活用品になりつつあるが、使い方を間違えると大切な歯を傷めかねない落とし穴もあり、注意が必要だ。電動歯ブラシをめぐるトラブルの大半は歯茎の炎症や知覚過敏の症状を訴えるケースがほとんどで、誤った使用法が原因になっているという。

 「歯の表面のエナメル質は硬質で磨きすぎによるダメージはほとんどないが、歯と歯茎の境目付近は特に注意する必要がある]
と指摘する。

 歯茎の裏には比較的軟らかく敏感な象牙質と呼ばれる層があり、冷たい物がしみやすい。歯茎が下がる「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」は加齢に伴い進んでくるが、電動歯ブラシで歯茎付近を強くこすりすぎると年齢に関係なく同様の症状を引き起こすという。

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