3歳前後で生えそろった乳歯は、6歳くらいになると下の前歯から永久歯に交換が始まります。同時期に、乳歯の奥歯(乳臼歯)の後ろに6歳臼歯と呼ばれる永久歯の奥歯も生えてきます。低学年のこの時期には前歯の生える位置や方向の異常、上下の歯の位置関係に注意するとともに、生える途中や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいので、保護者による仕上げ磨きでしっかりと汚れを落とすことが重要です。
福島民友 2011.7.22
3歳前後で生えそろった乳歯は、6歳くらいになると下の前歯から永久歯に交換が始まります。同時期に、乳歯の奥歯(乳臼歯)の後ろに6歳臼歯と呼ばれる永久歯の奥歯も生えてきます。低学年のこの時期には前歯の生える位置や方向の異常、上下の歯の位置関係に注意するとともに、生える途中や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすいので、保護者による仕上げ磨きでしっかりと汚れを落とすことが重要です。
福島民友 2011.7.22
警視庁渋谷署は26日までに、大麻取締法違反(所持)の疑いで、東京都世田谷区の歯科医師秋場元(あきば・げん)容疑者(33)を現行犯逮捕した。「自分で吸うために持っていた」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は23日、袋に小分けされた乾燥大麻合わせて約16・9グラムを自宅に隠し持っていた疑い。
渋谷署によると、別の事件の捜査で秋場容疑者が浮上。家宅捜索で乾燥大麻や吸引用とみられるパイプが発見された。同署は入手経路を調べている。
Q 8歳に娘は1年ほど前から口の両端が切れるようになりました。薬を塗ると2~3日で治りますが、またすぐに切れてしまいます。あくびや大きな口を開けて食べたときも切れます。原因は何でしょうか?また、何科を受診すればいいのでしょうか?
A 唇の横端の部分である口角に亀裂(ひびわれ)や発赤、びらん、かさぶたが生じている状態を「口角炎」といいます。亀裂があると口を開けるたびに引き裂かれるように痛み、とてもつらいものです。一般に原因としては①カビの仲間であるカンジダの感染②ブドウ球菌、連鎖球菌など細菌の感染③食物などによる接触皮膚炎④アトピー性皮膚炎⑤ビタミン欠乏症⑥鉄欠乏性貧血などの全身性疾患などが考えられます。角層が常時水分を含み、ふやけているとカンジダなどが繁殖しやすくなります。唾液の分泌量が多い人、口を半開きにしている人などは、口角の皮膚が唾液でふやけていることが多く、カンジダや細菌の感染で口角炎を発症しやすいため注意が必要です。逆にアトピー性皮膚炎などで乾燥状態が強いと、ちょっとした力で口角の皮膚に亀裂が生じることもあります。痛いからと、なめて唾液で潤すとかえって乾燥状態が強くなり、亀裂や発赤が悪化しかねません。どのような原因でも、患部をなめない、拭いすぎない、室内を乾燥させすぎないことが重要です。辛い物が控えましょう。歯みがき粉も刺激となるので、口角についた歯みがき粉は水で落としてあげましょう。
2011.9.14 北海道新聞
C病院のある町は、町民のほとんどが高齢者であるうえに老老介護の世帯が非
常に多く見られます。たとえばご主人が入院すると、その準備は奥さまがしなけ
ればなりません。ですが、奥さまも自分のことで精一杯。入院の際に必要なケア
用品がそろわず、看護師さんは頭を悩ませていました。とくに口腔ケア用品は、
準備されないことが大半だったそうです。
そこでC病院では、パジャマ・タオル・洗面器・コップなどをそろえた「アメ
ニティセット」を考案。患者さんが入院時にケア用品を準備しやすいシステムを
導入しました。もちろんその中には、入院した日からしっかり口腔ケアに取り組
めるよう、粘膜ブラシ(柄付くるリーナ)が入っています。
それまで、口腔ケアを開始できるのは入院して3、4日経ってから。その時点
で口腔内はかなり汚染されてしまっていました。しかし、アメニティセット導入
後は、入院当日から唾液を分泌させる口腔ケアができるように。
さらに! 口腔内の汚染が軽減されることで、患者さんの二次感染のリスクも
減少。ケア面の清掃保持だけでなく、キュア面の二次感染予防においても大きな
成果が出ているのです。
看護師さんのひとりは言います。
「“口腔ケアをしたいのにできない”という精神的なイラ立ちがなくなり、口腔
ケアへの意欲がますます高まっています」
皆さんの病院でももう一度、ケア用品を見直してみてはいかがでしょうか?
入院した日から口腔ケアを提供できることで、口腔の汚染からくる“誤嚥性肺炎
の予防”や“口の廃用予防”につながります。
口臭に対処するには、一番多い原因である口腔乾燥症へのケアが大切ですが、原因は複雑で、有効な対処法はすぐには見つかりません。そのため、短時間で除臭効果の出やすい対処療法的な処置が中心になります。基本的には、口腔粘膜の保湿(人工唾液やジェルの塗布、口呼吸の対処など)、唾液分泌の改善(食生活の指導、舌の体操、ガムをかむなど)を指導します。次に、通常のブラッシング方法に加え、口臭の原因である舌苔を取り除くことを中心に、正しい口腔粘膜ケアの方法を学んでもらいます。また、必要に応じて、歯石の除去や虫歯、歯周病を治療し、比較的長時間にわたり除臭効果が期待できるスプレーや洗口剤を勧めます。頻度としては少ないのですが、口の中に何の問題もなく、何らかの全身的な要因で息が臭うと考えられる場合は内科などの受診を勧め、必要な治療を受けてもらうこともあります。
2011.9.14 北海道新聞
「歯の衛生週間」の6月、全国の10~70代の男女1000人を対象に意識調査を実施。それによると、かかりつけの歯科医院がある男性は65.9%、女性は73.3%。年齢があがるほど「ある」人が増え、60歳以上では86.1%だった。選ぶポイントではベスト3のほか「歯科医師の人柄」「治療費」「清潔感」が上位に。また、昨今の歯科医院の増加については「新しい技術や設備を持った歯科医院が増えるのは歓迎」が46.8%、「近くで評判の良い歯科医院を選ぶのでありがたい」が42.0%と、肯定的な意見が目立った。
産経新聞 2011.7.29
簡単に歯の汚れが取れると評判の電動歯ブラシ。最近は中高年にも愛用者が増えているが、中には使い方が悪く、かえって歯と歯茎を痛めるケースも少なくないという。42歳のHさんは、今年春に妻からプレゼントされたのを機に、電動歯ブラシのとりこになった。朝夜2回、より効果が上がるよう、1回10分ほどかけて研磨剤入り歯磨き粉を使って磨いていた。ところが、最近になって冷たい水が歯に染みるようになり、歯科医を訪れたところ「知覚過敏」と診断された。中高年になると歯茎がやせ、若い頃はエナメル質に覆われていた歯の根元の象牙質がむきだしになった状態になります。このエナメル質と象牙質の境目(歯頚部)に、歯ぎしりの圧力や誤ったブラッシングにより、歯に楔状の傷ができることを楔状欠損というのです。その結果、冷水などが染みる知覚過敏になってしまったのです。実は、新しい患者さんのなかには、Hさんのように電動歯ブラシによる歯の磨き過ぎと思われる”知覚過敏”の人が、年に数人いるという。
日刊ゲンダイ 2011.7.21
新たな技法は、フランスで開発された「ピエゾグラフィー」と言われる総入れ歯製作・加工技法を応用したもの。部分入れ歯のかたどりをする際に患者に「た・ち・つ・て・と」「さ・し・す・せ・そ」と、入れ歯の維持、安定のため、最も効果的な発音をしてもらう。さらに唾を飲みこむ動作をしてもらうことで、入れ歯が、邪魔せずに唇、頬、舌のバランスが調和した状態になるよう型を調整。機能性と安定性、快適性を兼ね備えた部分入れ歯を製作する技術を昨年、確立した。
東奥日報 2011.7.20