記事一覧

失われた歯槽骨再生に負担少ない骨再生治療

歯を失ったり、歯周病の進行で萎縮した歯槽骨に人工歯根を埋入するインプラント治療を希望する人が増えているが、残った歯槽骨が少ないために断念したり、全身麻酔で腰の骨を移植するなど患者への負担も大きい。骨再生治療は、自身の骨髄液から採取した細胞を増やし、人口の骨補填剤と混ぜて歯肉の中に留置する方法で、実施後4~6ヶ月で骨が再生する。
            週刊ポスト 11.7.1

噛むことは何よりの薬!? ”良い子を育てたかったら・・・”

幼い頃、食事の際の親から「よく噛んで食べなさい」といわれた経験が誰にでもあるだろう。江戸時代の儒学者、貝原益軒が「人は歯をもって命とする」と唱えたように、人が健康に生きていく根本は昔も今も変わらない。だが、柔らかいものがおいしいとされがちな今、益軒先生の時代とは比べようがないほど1回の食事にかける咀嚼回数は激減している。良い子を育てたかったらしっかり噛んで食べさせること。噛むことの基本は、口に入れた食べ物を歯と舌で噛み砕き、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくして消化を助けること。だが、それ以上に肝心なのは噛むことで脳を刺激し、活性化させることだ。
            夕刊フジ 2011.8.18

かかりつけ歯科医の満足度「79.3点」

 虫歯や歯周病の治療、歯のクリーニング、歯列矯正など、われわれは子どものころからさまざまな機会を通じて歯科医のお世話になってきた。何でも相談できる”かかりつけ医”を持つ人も多いようだ。歯の健康は、カラダ全体の健康にも大きく関わってくる。そうした意味でも、歯科医師と上手に付き合っていくことが大事といえるだろう。
            夕刊フジ 2011.8.12

口腔機能に欠かせない「歯」に着目 今号はフッ素について特集します

寝たきりの方の口腔ケアの現場でも、「フッ素」の有効性が注目されています。
エラック口腔ケアNewsは、主に介護施設の方に向けて毎月FAXで発信している
口腔ケア情報です。今号は口腔機能に欠かせない「歯」に着目した特集。
寝たきりの方の口腔ケアの現場でも、有効性が注目されている「フッ素」について、
ケアマネージャーや日本音楽療法学会認定音楽療法士としても口腔介護に豊富な経験を
もつ、尾形由美子先生(鹿児島県尾形歯科医院勤務)にご解説いただきました。
高齢の患者さんや介護の現場に役立つ情報をぜひ参考になさってくださいね。

▼【エラック口腔ケアNews 】vol.45 はこちらから▼
http://r34.smp.ne.jp/u/No/110260/6afZ5hD1FZKH_83657/111021010.html

清涼飲料 がぶ飲み危険

暑い日の水分補給は大切だが、飲み物選びには注意が必要だ。糖分の多い清涼飲料水の取り過ぎで高血糖状態になる「ペットボトル症候群」と、酸で歯が溶ける「酸蝕症」について専門家に聞いた。症候群の正式名は「ソフトドリンクケトーシス」。糖分の取り過ぎでインスリンの供給が間に合わず、高血糖状態になる。進行すると全身倦怠や意識障害、体重減少などを起こし、命を落とす場合もある。酸蝕症とは、酸によって歯のエナメル質や象牙質が溶かされること。虫歯の原因は細菌がつくる酸だが、酸蝕症は食べ物や飲み物、食品添加物に含まれる酸が原因だ。酢やかんきつ類のほか、清涼飲料水でも起きる。口の中が酸性になっても普通は唾液で中和され、歯の表面のミネラルが溶けても唾液中のミネラルで元に戻る。だが長時間、歯が酸にさらされ、中和される前に歯磨きで摩擦されると、歯が溶けたり削られたりする。
            東京新聞 2011.8.16

入れ歯の定期点検 顎の関節や歯の障害防ぐ

失われた歯の代わりに、食べ物を細かく砕いたり、見た目や発音機能を維持する入れ歯。部分入れ歯のあなた。入れ歯が外れないように固定してある針金が広がって緩くなってきていませんか?針金を使った部分入れ歯は使用しているうちに必ず緩くなります。緩いまま使っていると入れ歯が動いて食事がしにくいばかりか、残っている歯に負担が掛かり歯が駄目になったり、入れ歯の下の歯茎(歯肉)がどんどん吸収して、より一層入ればが合わなくなってしまいます。総入れ歯のあなた。緩くて外れることが多くなっていませんか?人工の歯がすり減ったりしていませんか?合わないまま使っていると、日常生活に支障を来すだけでなく、極端にすり減ったままの入れ歯を長期にわたって使っていると、顎の関節に障害を起こしたりします。
            福島民友 2011.8.12

高齢化、薬の副作用で増加 10人に1人?ドライマウス

 高齢化、薬の副作用、軟食化などの影響で唾液が減り、さまざまな症状を引き起こすドライマウス(口腔乾燥症)。患者は日本人の10人に1人とも。熊本大病院歯科口腔外科の篠原正徳教授は「10年ほど前から注目され始めた症状で、根本治療法は確立されていません。対症療法が中心ですが、最近は唾液分泌刺激薬や良い人工唾液、保湿剤が開発されており、口腔ケアをきちんとやることが大切」と話す。
            熊本日日新聞 2011.8.11

子どもの虫歯 ㊦ 家族の生活習慣見直す

歯医者を怖がって足が遠のけば、虫歯ができやすくなる。痛みが我慢できなくなって初めて歯医者を訪れると、歯を削られて一層歯医者嫌いになる。そんな悪循環に陥る前に、できれば削らず治る早期の段階で来院して。虫歯ができた子を「だらしない」としかる親もいるが、虫歯を育てる生活習慣は多くの場合、親から伝わる。子どもはむしろ被害者だ。実際、虫歯の多い子は親にも虫歯がある場合が多い。食べた後はすぐ歯磨き、甘いものは1日1回、できれば果物、お菓子はお茶と一緒に、寝る前は食べないなど、虫歯を防ぐ生活習慣は、全身の健康にもプラスにはることばかり。子どもの虫歯を機に、家族全体の背カツ習慣を見直してはどうだろうか。
            北國新聞 2011.8.11

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