東日本大震災の被災地で高齢者の肺炎が急増していることが、東京で先月開かれた日本呼吸器学会の緊急シンポジウムで報告された。避難生活での体力・栄養状態の低下などが影響しているとみられる。肺炎は高齢者の生活の質を急激に低下させ、死につながることも多い病気。日常の暮らしの中でも予防の習慣を身に付けておきたい。
東京新聞 2011.5.10
東日本大震災の被災地で高齢者の肺炎が急増していることが、東京で先月開かれた日本呼吸器学会の緊急シンポジウムで報告された。避難生活での体力・栄養状態の低下などが影響しているとみられる。肺炎は高齢者の生活の質を急激に低下させ、死につながることも多い病気。日常の暮らしの中でも予防の習慣を身に付けておきたい。
東京新聞 2011.5.10
ミイラのCT(コンピューター断層撮影)スキャン像の分析により、約3600年前のエジプト第17王朝時代の王族たちにも動脈血栓が生じていたことがわかった。歯周病との関連についても可能性を精査する必要がある。ミイラの歯の調査は次の研究テーマになるだろう。歯周病と心臓病との関連の可能性が複数の研究で示唆されているという。
フジサンケイビジネスアイ 2011.4.26
A少ない水でも30秒ブクブクすればOK
口の中は雑菌でいっぱい。食べ物や水が誤って肺に入ると、細菌が増殖して肺炎を引き起こすこともあります。口のケアを欠かさず唾液を十分に出すことがポイントです。歯磨き粉を2センチくらい乾いた歯ブラシにぬりこみ、気になる部分から磨いてください。泡立つまで時間がかかるため長く磨けます。すすぎは1回、10CCの水で30秒間すすいでください。歯ブラシがすすげない場合はふきとるだけでもかまいません。
高齢になると唾液が少なくなり、飲み込む力が弱くなるため誤嚥性肺炎の危険が高まりますが、ほっぺたをふくらませる運動が効果的です。右のほっぺたを風船を作るように膨らませ、次は左、そして前にも風船を作ってみましょう。食前に唾液がでていると飲み込みがスムーズです。唾液を出すためには、耳たぶの下あたりやあごの下あたりを指でマッサージするのも効果的です。
(ただしこれらの紹介した方法は、震災などの応急的方法なので注意してください)
毎日新聞 2011.4.26
東日本大震災が発生して1ヶ月あまりが経過した。被災地では生活物資や医療品の不足など、不自由な生活が強いられる中、インフルエンザや肺炎など呼吸器系の二次的疾病が増えているという。体力が落ち、ほこりも舞う環境下で健康を守るにはどうしたらいいのか。
栄養状態の悪化やストレスで抵抗力が弱まり、歯周病が悪化したり、親知らずが痛み出したり、口内炎を発症したりする。虫歯の悪化も招きやすい。歯ブラシなどが不足するなどもあるが避難所特有の現象もある。阪神・淡路大震災の発生から数ヶ月後、歯がボロボロになった子供を診た。皆が肩を寄せあって暮らす避難所生活を送る中、我慢できずに泣きだす子供を黙らせるため、甘いお菓子を与えたのが原因だった。
「あいうべ体操」
唾液の分泌を促し、口腔内やのどの粘膜を潤すから口臭も減る。舌の位置が上がることで、ほこりやウイルスが直接口の中に入る「口呼吸」から、鼻毛や、鼻腔奥部の粘膜表面にある細かな鼻絨毛というフィルターを通して外気を肺に取り込む「鼻呼吸」に変わる。天然のマスクをしているのと同じ状態になるから、あらゆる疾病のリスクを軽減できる。舌や唇の筋肉が鍛えられ、特に高齢者は、食道に入るべき食べ物やばい菌が、気管や肺の中に入る誤嚥防止にもつながる。
西日本新聞 2011.4.17
永久歯は上下14本ずつ、計28本あるのが一般的だ。とはいえ、生まれつき多かったり少なかったりする例は珍しくなく、学会の初の調査では1割の人に欠如が見つかった。先天性欠如や過剰は、歯並びやかみ合わせに大きな影響を与えることもあると専門医は言う。親はどう対応すればよいだろう。【田村佳子】
横浜市の小学生、O君(8)は永久歯が生まれつき1本多かった。母の靖絵さんによると、分かったのは7歳の時。歯科検診に行ったところ、上前歯が1本だけ生えかわらないのを不審に思った医師がX線写真で見つけた。乳歯の下に本来ない過剰歯と呼ばれる歯があり、永久歯が出るのを邪魔していた。上あごを切開して抜歯し、現在はほぼきれいに前歯が生えそろった。
「本来の前歯は過剰歯をよけて出ようとするので、発見が遅ければ前歯がすきっ歯になり矯正が必要だったと聞いた。早く見つかってよかった」と靖絵さんは胸をなでおろす。
日本小児歯科学会が07~08年度に7歳以上の約1万5500人に行った初の全国調査によると、先天性欠如は10%、過剰は5%に見つかった。欠如が多いのは第2小臼歯(6歳臼歯の隣)、側切歯(前歯の隣)だが、どの歯にも起こりうる。過剰歯は上の前歯にできることが多い。
過剰歯の多くは他の歯より小さく、前歯が正しく生えるのを邪魔するので、抜歯するケースが大半だ。
一方、欠如した場合に問題になるのは、かみ合わせだ。一般的に乳歯は、どの子にもすべて生えそろっている。乳歯があった所に永久歯が欠如し、隙間(すきま)ができると、前後や上下の歯が動いたり伸びたりして歯並びが崩れる。あごにかかる力が非対称になり、あごが変形することも。上の前歯が足りない場合は、目立つだけでなく、上の歯列のアーチ(弧)が小さくなるため、受け口になることがある。
同学会副理事長の山崎要一・鹿児島大教授は「たった1本でも、大人が歯を失うのと違い、成長途中の子どもだからこそ問題は大きい」と説明する。
健保連は21日、健保組合の23年度予算早期集計結果を発表したが、全組合(1447組合)の約9割が赤字となる見通しとなった。
経常赤字は過去2番目となる6090億円だが、過去最高の527組合が保険料率を引き上げたことや、景気回復で標準報酬月額と賞与の増加を見込んだことで、赤字額は22年度より532億円減少している。
経常赤字は4年連続。ただ平均保険料率は7.92%で、23年3月時点での積立金は法律準備金を含めて2.8兆円ある。
「国保情報(国保中央会発行)№1006~1007より転載」
□ タバコを1日10本以上吸う→タバコは歯茎の血行不良の元。
□ 月経が不順→歯周病は女性ホルモンに影響される。
□ 気がつくと口で呼吸をしている→ドライマウスは細菌が
繁殖しやすい。
□ 歯は磨いているけれど短時間→歯、歯茎との間を磨かない
と意味なし!
□ 早食いには自信がある→よく噛まない、唾液が出ない人は
注意。
□ 歯肉が赤っぽい→健康な歯肉はピンク。
白く輝く美歯を手に入れるための6つのお約束。
□ 紅茶やコーヒー、ワインなどは色が付着するので注意して。
□ 歯に付着した汚れはできるだけその日のうちに取り除く。
□ 一般人は白すぎな歯はNG。入れ歯に見えてしまう。肌色
との相性が大切!
□ ホワイトニング効果は永遠ではない。その後の
セルフメンテナンスが重要!
□ 大人の矯正は時間・見た目を優先させずに、自分の骨格
にあった方法を。
□ インプラントはクリニックによって技術も料金も違う。
じっくり話を聞くべし。
ヴォーグジャパン 11.5月
□ タバコがやめられない。
□ 歯を磨くと歯茎から出血することがある。
□ ファストフードを週2回は食べる。
□ 堅いものをあまり食べない。
□ どうも歯ぎしりをしているらしい(気がする)。
□ 口臭が強い。
□ 歯並びはイマイチ。
□ 虫歯、もしくはグラつく歯がある。
□ フロスを使わない。
□ 犬や猫などのペットとよくキスをする。
□ 歯磨きは1分以内。
□ 家族(両親・パートナー)に歯周病の人がいる。
□ 赤い口紅がどうも似合わない。
□ 寝不足だ。
チェックが0~2個 このままの歯の状態をきちんと保っていきましょう!
チェックが3~6個 安心してはダメ!自分の問題点は即改善を。
チェックが7個以上 専門医で歯の状態を確認することからスタートして。
ヴォーグジャパン 11.5月