病気の進行が早いとされる舌や歯茎にできる「口のがん」を早期に発見しようと、県内の歯科医院約9百ヵ所が2月から「口腔(こうくう)がん」検診を受け入れる。県歯科医師会の呼び掛けを受け、会員医院が検診業務を行う。口腔がんはあまり知られていないため、患者が口内炎と間違えて放置し、悪化するケースが多い。歯の治療がなくても最寄の歯科医院でチェックし、迅速な治療開始を目指す。
福島民報 2010.12.24
病気の進行が早いとされる舌や歯茎にできる「口のがん」を早期に発見しようと、県内の歯科医院約9百ヵ所が2月から「口腔(こうくう)がん」検診を受け入れる。県歯科医師会の呼び掛けを受け、会員医院が検診業務を行う。口腔がんはあまり知られていないため、患者が口内炎と間違えて放置し、悪化するケースが多い。歯の治療がなくても最寄の歯科医院でチェックし、迅速な治療開始を目指す。
福島民報 2010.12.24
林原グループが事業展開する機能性糖質トレハロースを応用し、骨粗鬆症と歯周病の両疾患予防に有用とする研究が進んでいる。歯周病も歯槽骨(歯を支える骨)の吸収をともなう骨疾患で、骨粗鬆症と共通項目がある。奥羽大学の研究チームによる動物モデルや試験管レベルの実験では、骨密度測定や分子レベルで指標物質の産生を抑制するなどの新たな成果を得られた。骨吸収を抑制する食品素材や歯磨剤など新規用途開拓につながる可能性がでてきた。
化学工業日報 2010.12.22
一般的には小学生ぐらいまでは保護者が管理してあげるべきだと考えます。しかし、時として保護者が管理できないケースもあります。他の兄弟に手が掛かったり介護を要する人がいたりする場合、家の中がバタバタしている場合は、余裕をもって育児するのが難しいこともあります。ただ、虫歯はすべての子どもたちに対して完全に予防する方法が確立しているわけではなく、リスクの高いケースなどは、注意していても虫歯が生じてしまう場合もあります。虫歯ができないに越したことはありませんが、できた虫歯を早期に治療するために歯科医院を訪れることを切に願います。
福島民報 2010.12.20
口腔ケア製品開発・販売ティエステ(岡山市北区今)は、虫歯の予防効果を期待できる抗体の粉末を発売した。飲食料品に混ぜやすく、従来の錠剤タイプに比べて用途が拡大。菓子メーカーなども売り込む。虫歯の原因となるミュータンス菌をニワトリに摂取させ、卵に生じる同菌の抗体(IgY 抗体)を抽出。虫歯予防の甘味料・ソルビトールを配合し顆粒にした。
山陽新聞 2010.12.17
★道民のむし歯予防のため、フッ化物応用を普及するための環境を整備する
★道民の歯周病予防のため、セルフケアとプロフェッショナルケアにつながる成人歯科健診等の機会を増やす
★地域・職域・学校・歯科医院等において、道民が歯と口腔の健康づくりに関して学習できる機会を増やす
★道民の歯と口腔の健康状態や歯科保健事業の現状を定期的に把握する
★地域や職域で定期的に健診を受ける人を増やす
★生活習慣病予防にための健康情報を提供し、生活習慣を変える人を増やす
★乳幼児期からの食育を推進し、食環境を整備する
★食や栄養に関する高い支援技術を持った指導従事者を育成する
★喫煙が及ぼす健康への影響についての普及啓発を推進する
★たばこをやめたい人に対する禁煙サポート体制を充実させる
「家族みんなでフッ素とフロス!」
「受けよう健診、変えよう生活習慣!」
「スタートは朝食、楽しい1日!」
「どこでもさわやか、禁煙・分煙!」
口内炎に重大病が隠れているかどうかは一般の人が見てもわからない。口内炎ができたら、まずは安静にし、抵抗力を落とさない、できる限り上げる生活を心掛ける。それでもよくならなければ、病院で検査を受けることです。
日刊ゲンダイ 2010.12.6
歯周病や虫歯で失った歯を補う方法として、取り外し可能な有床義歯(入れ歯)がある。「歯が抜けたまま放置すれば、かみ合わせ、発音や見た目を悪くする。有床義歯は、残った歯が過度の負担を受け、抜けるのを防ぐ」と岡山大大学院医歯薬学総合研究科の皆木省吾教授(咬合・有床義歯補綴学)は効用を語る。入れ歯を長持ちさせるには、細菌の固まりである歯垢(プラーク)の除去が欠かせない。「付着した細菌は歯ブラシだけでは取り除けず、日に1回、義歯洗浄剤や超音波洗浄器を使うことを勧める」
要介護高齢者に有効な総入れ歯が2008年、皆木教授が開発した「咬合・嚥下義歯」。口を開ける際、下唇に当たって外れやすい下顎の入れ歯から、前歯8本分を取り除いた形状。「入れ歯が安定して、かむ機能が回復し、誤嚥や転倒の防止効果がある。食事の介助時も、スプーンを口内に入れやすい」と話す。
2010.12.6