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口臭の一因微熱などに注意

旭川医科大耳鼻咽喉科・頭頸部外科の原渕保明教授は「微熱が長引く、口臭が続く、のどの痛みや異物感がなかなか治らないといった場合は、耳鼻咽喉科に相談した方がいいでしょう」と勧める。よくあるのは、膿栓で増えた細菌が、扁桃に過剰な反応を起こさせ、慢性扁桃炎や扁桃性微熱が続く場合だ。膿栓を除去して、扁桃を洗うことで、炎症や過剰な免疫反応などの症状を抑えられることが多いという。
 いびきや睡眠時無呼吸症の原因にもなる扁桃肥大や、何度も扁桃炎を繰り返す習慣性扁桃炎、腎不全につながる恐れのあるIga腎症や、手のひらと足の裏に皮疹が出る掌蹠膿疱症などを起こしている場合の扁桃にも、膿栓がよくみられる。左右の扁桃の一方だけに膿栓がたくさんある場合はがんの疑いもあるという。「すぐに病院に行きましょう」と原渕さんは話す。
                朝日新聞 2010.11.1

北海道大学歯学部同窓会勉強会に参加して

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 先週の土曜日に上記に参加してまいりました。内容は、前歯は、ブリッジでも大丈夫か?というものでした。講演者は、野谷先生で北大歯学部補綴科助教授です。犬歯が抜歯している場合は、なんらかの問題を含んでいるとのことまた、神経を抜いた歯を土台にすると問題がおきる、顎の運動に注意するなど大変勉強になりました。

口腔がん検診 口内炎長引くなら受診を

がんは今や日本で発症する疾患の中で最も多い疾患といわれています。口腔(こうくう)がんの患者さんの数や死亡者数も増加の一途をたどっています。口腔がんに対する対応として最も重要なのは、他のがんと同じく早期に見つけることです。早期がんのうちに治療を受けると、進行したがんと比較して予後は良好で、5年生存率は90%以上ともいわれています。
 従来より、歯科医師会などの教育活動により、診療所の歯科医師の診断力が向上してきました。さらに細菌では、歯科医師会を中心に口腔がん検診の事業を促進し、口腔がんの早期発見に努めています。
                福島民友 2010.10.22

飲み物触れる前歯の虫歯

「ボトルカリエス」とは別名「哺乳(ほにゅう)瓶う蝕(しょく)」と言われ、ある程度の年齢を過ぎても哺乳瓶を使用していることにより前歯にできる虫歯を指します。しかし、ペットボトルの普及に伴い乳幼児以外でも「ボトルカリエス」が見られるようになっています。ジュースやスポーツ飲料などをペットボトルから直接飲んでいると、最初に飲み物が触れる前歯に虫歯ができやすくなります。外出先では直接飲むことも仕方ないかもしれませんが、家ではコップについで飲むようにした方が良いでしょう。
 スポーツ飲料は発熱時やスポーツ時などには有効ですが、食事がきちんととれている時には過剰栄養となります。飲み物に含まれている糖類は、少しずつ体内に蓄積されていくと言われています。今年の夏は全国的に猛暑でスポーツ飲料の品薄もあったと聞きます。おいしく手軽に飲むことができる飲み物ですが、飲み方を少し考えるとそれに伴う虫歯を防ぐことができるのではないでしょうか。
 また、チューブに入った氷菓はとてもおいしいのですが、頻繁に食べていると上の歯の裏側に虫歯ができやすくなります。チューブをくわえ初めに甘いアイスがあたるのが歯の裏側なのです。ペットボトルのジュースにしても、チューブ入りの氷菓にしてもおいしいものですが食べ過ぎ、飲み過ぎは控えた方がいいでしょう。
                福島民報 2010.10.18

治療中の女児死亡で元歯科医を書類送検

埼玉県新座市の歯科医院「にいざデンタルクリニック」で6月、治療中の女児(当時2歳)が気道に綿を詰まらせ死亡した事故で、県警は1日、院長だった元歯科医の亀田幸子容疑者(37)(青森県五所川原市十三)を業務上過失致死容疑でさいたま地検に書類送検した。
発表によると、亀田容疑者は6月13日午後、同医院で、女児の上前歯を治療中、直径8ミリ、長さ2・5センチの円柱形をした止血用の綿を気道に詰まらせ、約15時間後に低酸素脳症で死亡させた疑い。調べに対し、「普段から綿を指で押さえていなかった。唇と歯茎で挟めば大丈夫と思った」と容疑を認めているという。
女児は同日午前、自宅で椅子から転落し、前歯がぐらついたため来院。激しく泣き叫ぶなどしたため、助手3人と母親が手足や頭を押さえていた。
亀田容疑者は2007年から院長を務め、事故後に退職。同院は8月末に閉鎖した。経営していた医療法人「清粋会」の梅本清文理事長は弁護士を通じ、「ご冥福を祈りつつ、捜査には全面的に協力します」とコメントした。
2010年12月2日 提供:読売新聞

歯科医師、看護職の在留資格、就労年限撤廃―法務省令改正

法務省は11月30日、在留資格に関する省令を一部改正し、日本の歯科医師、保健師、助産師、看護師の国家資格を持つ外国人の就労年数と活動場所の制限を撤廃した。一方、准看護師については、今後の免許制度の在り方が不透明なことから、今回は対象から除外された。これにより、入管難民法が定める医療職の在留資格では、准看護師以外すべての就労年限が撤廃されたことになる。日本の免許を持つ外国人の歯科医師と准看護師以外の看護職については、これまで就労場所が限られていた上、歯科医師は免許取得後6年以内、保健師と助産師では同4年以内、看護師同7年以内と、就労年数が制限されていた。歯科医師だけは6年以降も働き続けることができたが、歯科医師の確保が困難なへき地などに限られていた。

 現在、受け入れが認められている外国人医師や看護師など、医療職の在留資格のある外国人登録者の数は199人(2008年時点)で、就労を目的とする在留資格全体に占める割合は0.1%にとどまっている。このため、今年3月に策定された「第4次出入国管理基本計画」では、既に日本の免許を持つ外国人歯科医師、看護職の就労年限の見直しが検討項目の一つとなっていた。
( 2010年11月30日 12:35 キャリアブレイン )

歯の噛みしめ習慣が原因に マウスピース装着で症状軽減

多量の空気を飲み込むことでゲップやおならの頻発、お腹の膨満感などの症状が現れる状態を「呑気(どんき)症」、「空気嚥下(えんげ)症」と呼ぶ。その多くは歯の噛みしめ習慣が原因で起きている「噛みしめ呑気症候群」だ。生活に支障があれば治療を考えよう。
 【マウスピース装着で噛みしめ防止】
  数々の診療科を受診しても納得のいく治療が受けられず、ドクターショッピングを繰り返す患者は多いという。悩みを抱えたままでいると、その不安から「おなかが気になって集中できない」「自分のにおいを過度に気にする」などの精神症状が出てくるから厄介だ。
  効果的な治療として、歯科との協同でマウスピースを作り、歯にはめるスプリント療法を行っている。前歯、もしくは奥歯の一部に装着して、噛みしめを防止・気づかせる方法だ。食事と睡眠以外は日常的に装着して改善させていく。
                夕刊フジ 2010.10.18

第7回症例検討会の案内

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 旭川歯科医師会の道北口腔保健センターでは、摂食・嚥下リハビリテーション部門にて上記症例検討会を開催しております。詳細については、ファイル参照してください。

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