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ナポレオンは歯周病だった? 気付かぬうちに重度に・・・

ナポレオンも晩年は、壊血病であるとか、ヒ素中毒だったのではないかとか、いろいろ説はあるようですが、おそらく、歯周病にも悩まされていたのではないでしょうか。よく「おれは昔からあまり虫歯にならない体質で歯科にも行ったことがないんだ」という声も聞きます。
 確かに、虫歯はないのかもしれませんが、歯周病が進行している場合もあります。歯周病はある程度進行しないと症状が現れないこともあり、厄介な病気です。また、重度であるほど、治療期間が長くなってしまうようですが、細菌ではそれでも頑張って通われる方も多くなってきました。心配な方は一度歯科で相談されてはいかがでしょうか。
               福島民友 2010.5.28

あなたの歯見られていませんか

自分に直接影響のある「口臭」を気にするという答えが81%で最も多いのは頷けるが、「歯の黄ばみ」を気にすると答えた人が54%と過半数を占め(複数回答)、他人の口の”見た目”」を意識している実態が浮き彫りとなった。
 こうした結果を受けて、同協会専務理事で明海大学学長の安井利一歯科医師は「まだ”歯科医院は虫歯を治すところ”というイメージが根強く残っているようだが、歯科医師は食べる、喋るという”機能”の専門家でもある。高齢になってからも自分に歯で健康的に生活するためにも、歯科医師と上手に付き合ってほしい」と呼びかける。
               夕刊フジ 2010.6.4

「フッ化物洗口」全市町村導入へ

子供の虫歯予防法「フッ化物洗口」について、帯広保健所(竹居田和之所長)は今年度から3年かけ、十勝管内全市町村での導入を目指す。
 全国でも先駆的な道条例制定に基づく新規事業に十勝教育局と連携して着手し、保育所や小・中学校で昼食後の薬剤うがいを取り入れる。子供1人当たりの虫歯数が全道平均を上回る自治体もあるため、重点地区指定などで専門的に支援する。
               十勝毎日新聞 2010.5.23

キシリトール活用を

キシリトールが口の中に入ると、”虫歯菌”であるミュータンス菌の多くのタイプは、キシリトールを栄養源と判断し体内に取り込む。ところがキシリトールは菌の体内で分解されないため、虫歯のもととなる酸を作れない。
 またキシリトールは、菌の体内で他の糖の分解を妨げる成分に変わるため、「ミュータンス菌はエネルギーを消耗し、弱って減る」。カルシウムと結び付いて歯を強くしたり、ネバネバした歯垢を歯から落ちやすいタイプに変える働きもあるという。
 注意点はキシリトールの含有量だ。市販の商品は、キシリトトールが糖分中の一部にとどまることが多く、虫歯の原因となる砂糖が含まれている場合もある。必ずシュガーレスという表示のあるものを選んで。一部の歯科医院では、キシリトール100%のガムが販売されている。多量摂取は人によって下痢になる場合もある。
               東京新聞 2010.6.4

4本生えたら歯磨きデビュー

にこっと笑ったときにのぞく小さな前歯。なんともかわいいわが子の笑顔に癒やされるが、歯が生え始めると気になるのが虫歯だ。いつごろから歯磨きを始めたらいいのだろう。
 歯磨きは上の歯が4本生えそろったら開始する。「口や口の周りは敏感な場所。突然歯ブラシを口の中に入れられたら、赤ちゃんは驚きますよね。」いきなり歯ブラシを使わず、口の中に指を入れる練習から始めよう。
 歯ブラシは水をつけ、歯面に対してできるだけ直角に当てて力まずのシャカシャカと少し音がする程度の力で横に細かく動かす。上唇と歯茎をつなぐ上唇小帯を傷つけると痛がるので、4本の歯を一気に磨こうとせず、左右2本ずつに分けて磨くようにする。
 大人が健康な歯を保つことも大切。最近の研究では、1歳7ヶ月から2歳7ヶ月の間が虫歯に感染しやすい時期ということが分かっており、特にこの間の大人が使ったはしやスプーンなどで食べさせると感染の危険性が高まる。
       山梨日日新聞 2010.6.2

私立の11歯学部が定員割れ 17学部中、5割以下も

私立大歯学部の17学部のうち11学部で、今春の入学者が定員を下回ったことが8日、日本私立歯科大学協会のまとめで分かった。17学部全体の定員充足率も昨春より10・7ポイント減の78・7%で、2学部は充足率が50%を割った。
協会は定員割れが進んだ原因について「不況で高額な学費負担ができないことや、歯科医師の過剰などのイメージが広がったため」と分析している。
協会によると、2010年度入試の募集定員は1891人(09年度より13人減)で、入学者は1489人(同213人減)だった。09年度も11学部が定員割れだったが、5学部は90%以上の充足率を保っていた。しかし、10年度は11学部全部が90%を割り、定員割れが進んだ。歯学部の定員充足率を大学別でみると、奥羽大の33・3%が最も低く、松本歯科大の43・8%、北海道医療大50・0%、鶴見大59・4%と続き、4校が6割を切った。定員を満たしたのは昭和大や愛知学院大など大都市圏の大学が中心だった。文部科学省は「大学に適正な入学定員を求めていきたい」としている。
2010年7月9日 提供:共同通信社

口の中に刺し傷、入院男性が死亡…札幌

6日午前4時40分頃、札幌市中央区双子山4の旭山病院で、精神科病室に入院中の同市豊平区内の無職男性(61)が口から血を流して死亡しているのを男性看護師(38)が発見、同病院を通じて札幌西署に通報した。

 7日に行った司法解剖で、男性の口内に刺し傷があり、傷からの出血で窒息死していたことが分かった。同署は事件の可能性もあるとみて調べている。

 発表によると、男性はベッドであおむけの状態で見つかった。左右の上の歯と唇の間に2か所、鋭利な刃物によるとみられる刺し傷があった。深さはいずれも数センチ。刃物状のものは病室から見つかっていないという。

 同病院が病室を巡回した6日午前4時頃には異状はなかったという。男性は統合失調症で、27年前から入院していた。
2010年7月7日 提供:読売新聞

矯正治療9歳を目安に

うちの子、歯並びが悪くないかしら・・・。健康や第一印象を左右する歯並びやかみ合わせ。あごの大きなずれなど骨格にかかわる場合は4~5歳くらいから、一般的には9歳ごろから治療を始めるのが適切だと、専門家は助言する。
 永久歯への生え替わり期に当たる小学校修了までに行う第一段階の治療は、症状に応じたさまざまな形の装置を2年ほど、口内や顔、頭などに取り付けることになる。永久歯が生えそろった後の中学生から高校生にかけて、歯並びを整えるために行うのが第二段階の治療。マルチブラケットと呼ばれる装置を歯に2~3年、装着する。
               河北新報 2010.5.26

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