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ヤセ形の人でも発症 睡眠時無呼吸症候群

たっぷり睡眠を取ったつもりでも全然、休息にならない辛い病気。意外と気づきにくいのはヤセ形の人。知らずに放置していると心疾患や脳卒中を合併しやすく生命に危険が及ぶ。日中、いつも強い眠気に悩まされている人は要チェックだ。

 ★「睡眠時無呼吸症候群」チェックリスト
   □「いびきがうるさい」と指摘されたことがある
   □睡眠中、「呼吸が止まっている」と指摘されたことがある
   □十分睡眠時間をとっても疲れがとれない
   □朝起きて頭がスッキリしない、頭痛がする
   □寝ていると口や喉が渇く
   □睡眠中、何度もトイレに起きる
   □肥満がある
   □昼間、強烈な眠気に襲われる
   
  2つ以上該当するようなら診察を受けましょう。
         夕刊フジ 2009.10.19

「孫育て」学ぼう

 育児の常識は、30~40年前に比べて大きく様変わりしている。日本助産師会によると、「粉ミルクの方が大きく育つ」「抱き癖がつくから必要以上に抱っこしない」といった当時の常識は、「母乳の方が免疫がつく」「抱っこは情操教育にいい」と正反対の意見が主流だ。
 汗疹の予防に有効として、全身が真っ白になるまで塗ったベビーパウダーも、「塗りすぎは毛穴をふさぐので、ほどほどに」。硬い食べ物を口の中で噛み砕いて幼児に与えるのは、今は「雑菌が入るので虫歯の原因」と敬遠されている。
 こうしたギャップに祖父母たちは困惑するが、子を持つ家庭の半数以上が共働きの時代を迎え、身近な育児の担い手として期待は増すばかり。同会には「今の子育てを教えて」という問い合わせが相次いでおり、今後、既に実施している東京と大分以外でも孫育て講座を開こうと、講師の育成を始めた。
         読売新聞 2009.10.24

歯周病 唾液で判定

研究開発用試薬製造のベンチャー企業「多機能性蛋白(たんぱく)研究所」(仙台市)は、唾液(だえき)に試験紙を付けるだけで歯周病の感染の有無や炎症の程度を判定できるキットを開発した。軽度の炎症を検出でき感染の早期発見につながるほか、手軽に使えるため家庭での自己管理にも活用できるという。
         河北新報 2009.10.17

歯科診療所、初の減少―医療施設調査

厚生労働省が11月26日に公表した「2008年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」によると、昨年10月現在の歯科診療所の数は6万7779施設で、前年同月から19施設減少した。
 この調査は、旧厚生省が1948年に開始。53年から統計法に基づく調査が行われているが、歯科診療所の施設数が減少に転じたのは今回が初めて。

■一般診療所数も21年ぶりに減少
 また、歯科以外の一般診療所の施設数は9万9083施設で、前年から449施設減少した。一般診療所は87年から07年まで一貫して増加してきたが、21年ぶりに減少に転じた。
 「無床」が450施設増加したものの、入院施設がある「有床」が899施設減少した。
更新:2009/11/26 23:08   キャリアブレイン

迷惑なフッ素に関する都市伝説

 世の中には、たくさんの健康情報が氾濫しています。しかし、中には誤った情報もあって、一般市民を不安の迷路にいざなうこともあります。
①フッ素でエイズ、ガン、フッ素歯症、低IQ,腎不全、ダウン症その他の健康被害を起こす。→現在は、文献が否定されている。
②WHOがフッ素うがいを6歳未満に禁止している→日本が該当しない
③フッ素のうがい薬は劇薬だから危険→うがい液は薬局で調合された普通薬ですので安全です
④フッ素うがいをしなくてもむし歯は減る傾向にあるのでしなくて良い→むし歯の数は、他の先進国に比べ12歳では、約2倍だ
⑤フッ素うがいで環境が破壊される→環境汚染の可能性はなんら示されていない
⑥フッ素うがいは歯科診療の代わりとして健康保険で加算される→
フッ素うがいは、医療ではなく公衆衛生である
⑦学校でフッ素うがいを行うことで学校生活にゆとりがなくなる→週1回、1回につき5分間程度で十分
               2009.12 北海道経済

歯がある人ほど運動能力高い 岩手県歯・90歳調査

「80歳時点での現在歯の有無と90歳時点での運動機能」などを調
べた結果、歯がある人ほど運動能力が高く、きちんと噛める人ほど
活発な老後生活を送る傾向が明らかになった。岩手県歯科医師会
(箱崎守男会長)が実施した「健康長寿を探る一いわて90歳コホー
ト調査から」によるもの。

口の中のトラブルには漢方だ

歯周病
  ひどい歯周病で悩まされていた70歳男性は、「排膿散及湯」(はいのうさんきゅうとう)で症状が改善したという。
 口腔乾燥症
  水を欲しがるタイプは白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)が、口が乾くが水を欲しがらないタイプには五苓散(ごれいさん)です。空せきを伴うようなタイプにはのどを潤す作用がある麦門冬湯(ばくもんどうとう)があります。
 口内炎
  十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)で症状の改善が見られました。ほかにも「口臭」には黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、黄連湯、六君子湯など。「歯痛」や「抜歯後疼痛」には立効散(りつこうさん)、「舌痛」は加味逍遥散(かみしょうようさん)、紫朴湯(さいぼくとう)などが効果的だという。 

 口腔ケアは歯磨きやうがいが基本ですが、漢方薬も選択肢のひとつです。漢方薬はいくつかの生薬で作られているため、ひとつの漢方薬でさまざまな症状に対応することができます。
         日刊ゲンダイ 2009.10.8

鶴見大と再生医療推進機構 歯髄細胞バンクで未来に備え

再生医療の研究や技術開発が進む中で、斉藤教授らは、親知らずや乳歯などの抜去歯から収集でき、再生医療のために新たに細胞を採取する必要がない「低侵襲性」の細胞ソースとして歯髄に注目。歯髄細胞は硬い歯に囲まれた場所にあるため、紫外線など外部からの刺激をうけている皮膚などよりも遺伝子などの損傷を受けている可能性が低く、研究によって増殖性が高いことなども分かったという。
 再生医療の技術では、人工多能性細胞(iPS細胞)が論理的な問題も少ないことから有望視されており、斉藤教授と並んで同機構の顧問を務める岐阜大学大学院医学系研究科の手塚建一准教授らが、歯髄細胞からiPSの樹立に成功している。
         フジサンケイビジネスアイ 2009.10.29

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