日本人は、やわらかい食事やゼリー飲料、飲むだけのダイエットドリンクがもてはやされ、噛むことよりも食事を短時間で済ませることに重点をおかれている。
ドライマウスは、軟らかい食事により噛まないことで、唾液の量が減少していることがひとつの要因とされている。
噛むことで唾液の分泌を促進し、消化を助け、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、大脳の働きを活発にしたり、代謝・美肌などさまざまな効果が確認されている。
日本人は、やわらかい食事やゼリー飲料、飲むだけのダイエットドリンクがもてはやされ、噛むことよりも食事を短時間で済ませることに重点をおかれている。
ドライマウスは、軟らかい食事により噛まないことで、唾液の量が減少していることがひとつの要因とされている。
噛むことで唾液の分泌を促進し、消化を助け、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、大脳の働きを活発にしたり、代謝・美肌などさまざまな効果が確認されている。
30歳代。歯のすき間には細菌の巣となる歯垢(しこう)が残りやすい。この細菌が糖を分解すると酸を出し、歯が溶ける。これが虫歯の原因となる。5~10年かかってゆっくり進行する虫歯もあり、年をとってから発覚する例も多い。
30~40歳代では歯茎が下がり、歯の根っこの部分に虫歯ができやすい。歯の根には丈夫なエナメル質がなく、酸に弱く溶けやすい象牙質が露出しているからだ。ここに歯垢がたまれば、虫歯になる可能性は高くなる。
40~50歳代になると、奥歯がすり減って、食べ物がつまりやすい。
50~60歳代ではさらに歯茎が下がり、歯のすき間が増える。食べ物がつまりやすく、根っこの部分に虫歯が増えやすい。まれに歯が折れてしまうことも。入れ歯と接触している歯も虫歯になりやすい。
日本経済新聞 2009.10.16
8020達成者は寝たきり者が少なく認知症者も少ないということも知られています。この運動の究極の目的は、健康寿命を延ばし、穏やかで、ゆとりのある文化的な老後生活の構築にあります。
8020を達成した方はどのような生活をしているのでしょうか。県内では達成者に対してアンケートを行いました。
その結果として分かったことは「朝食は欠かさず、三度の食事を規則正しくかつ十分に取る」「運動を毎日または定期的に行っている」「太りすぎややせすぎなど体型に注意している」「間食はあまりとらない」「歯磨きは1日2回以上行っている」「睡眠を十分にとっている」「喫煙せず、飲酒量も少ない」「不快な事が少ない半面、楽しいことが多い」という結果が出ました。
福島民友 2009.10.5
山口大学農学部の阿座上弘行准教授と大阪大学大学院歯学研究所は共同で、歯周病を引き起こす細菌E・コロデンスが口腔内で自ら変異し、重症化させる仕組みを発見するとともに、その組み換え株の検出技術にめどをつけた。
同菌の組み換え株特有のDNAを突き止め、患者から検出することに成功した。細菌の住かであるバイオフィルムの抑制剤や、歯周病の早期予防用歯磨き粉などゲノム情報に基づく、デンタルケア・口腔衛生関連製品開発のための基盤技術になりそう。同菌は組み換え株になると、赤血球を破壊する溶血活性など高め、細菌が脳に入り髄膜炎のような全身の重大疾患の発展することが示唆されている。
化学工業日報 2009.10.1
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の窪木拓男教授(インプラント再生穂綴学)らの研究グループは、義歯の土台として歯茎(あご)に埋め込むインプラント治療で、特殊なタンパク質を加えて周囲に新しく骨を作る技術を開発した。あごの骨を補強する骨移植が不要となり治療期間が大幅に短縮できるほか、将来は骨折などの再生治療に応用が見込めるという。
山陽新聞 2009.9.26
著名人部門では、全国の日本歯科医師会会員の投票により、スポーツ選手や文化人・各界の著名人の中から、今年最も笑顔が印象的な男性女性一名ずつを選出し表彰しています。 今年の女性の部受賞者は、明るいキャラクターでバラエティ、ドラマ、モデル、エッセイと、マルチな才能を発揮し、タレント好感度調査では幅広い層でトップクラスの人気度を誇るベッキーさん、男性の部受賞者は、現代的でユニークな存在感を発揮し、様々な役をこなし、主演、助演と演技の幅を感じさせる若手実力派俳優の佐藤隆太さんが選ばれました。
表彰式にはベッキーさん、佐藤隆太さん両名が顔をそろえ、テレビ、新聞、雑誌等の報道各社多数が来場し、華やいだ雰囲気の中、素敵な笑顔を見せてくれました。
表彰後の感想で、ベッキーさんは「ずっと欲しかった賞です。普段から笑顔を大切にしたいと思っているので、本当に嬉しい」と答え、佐藤隆太さんは「この世界に入って憧れ続けていた賞の1つです!」とユーモア混じりの笑顔で答え、会場は一気に和やかなムードに包まれました。
最近ベストスマイルになった瞬間は?の質問には、ベッキーさんは「ついさっきです。副賞が韓国旅行というのを知らなかったんです。韓流スターグッズをたくさん買ってきたい!」と快活に答えたのに対し、佐藤隆太さんは「2~3日前にマネージャーと卓球をやって、すごく楽しかった。日常の些細なことの喜びにこそ、笑顔がある」と答えました。
日ごろの歯のケアで心がけていることは?の質問には、歯医者に通うのがが好きだというベッキーさんは、「定期健診。歯がピカピカしていないと笑顔が輝けないので」と答え、佐藤隆太さんが、「仕事で気分転換をしたいときに、歯磨きでリフレッシュします」と答えると、続けてベッキーさんも「私もです!歌詞につまったときに歯を磨くと、新しい言葉が出てきたりする」と返しました。
また、二人そろって、「自分たちがいつも笑顔でいられるのは、ファンの皆さまやまわりの方々に、逆に笑顔をもらっているから。そういう幸せな場所にいられることに感謝しながら、自分も笑顔を返せるようになりたい」と、素敵な笑顔でメッセージをくださいました。
仕事で共演する機会も多いという、ベッキーさんと佐藤隆太さん。インタビュー中も意気投合し、お互いの笑顔を讃えあう場面も。最後は佐藤さんの「皆さんも、いい歯でいい笑顔を!」という言葉でしめられ、今年の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」にふさわしい、笑顔あふれる表彰式になりました。
入れ歯の汚れ(デンチャープラーク)は、口の中の粘膜の炎症を引き起こしたり、周囲の歯の虫歯や歯周病を悪化させたりします。汚れを取り除くには、水で流しながらブラシでこすって清掃するのが一般的です。
歯ブラシを使っても構いませんが、義歯用のブラシを使うとより効果的に清掃できます。人工歯の境目や金属のバネの裏側など細かいところに汚れが残りやすいので、特に注意して磨いてください。
福島民友 2009.9.25
1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低いとの研究結果を、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がまとめた。全く磨かない人の危険性は1回の人の1.8倍だった。
喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯磨き習慣がないことが、ほかの危険因子と関係なく、独立したがんの危険因子であることを強く示すものだという。
日本経済新聞 2009.9.28