11月8日は「いい歯の日」。毎日歯を磨いてはいても、その磨き方まで注意している方は少ないのでは?せっかくの食事も、歯が健康でないとおいしさが半減してしまいます。歯の健康は全身の健康にもつながる大切なもの。面倒になってついつい適当に磨いていると、歯垢はたまっていくばかり。もう一度鏡に向かって自分の歯と歯ぐきをチェックしてみましょう。
11月8日は「いい歯の日」。毎日歯を磨いてはいても、その磨き方まで注意している方は少ないのでは?せっかくの食事も、歯が健康でないとおいしさが半減してしまいます。歯の健康は全身の健康にもつながる大切なもの。面倒になってついつい適当に磨いていると、歯垢はたまっていくばかり。もう一度鏡に向かって自分の歯と歯ぐきをチェックしてみましょう。
日本歯科医師会の「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によりますと、
歯や口腔に異常を感じている国民が62.7%いることが分かりました。
また、「歯や口のなかの悩みや気なること」(複数回答)の質問では、「も
のがはさまる」41.9%、「歯の色が気になる」35.1%、「歯石がたまっている」
31.9%、「歯が痛んだり、しみたりする」31.1%、「口臭がある」26.7%、
「歯ぐきから血が出たりはれたりする」24.5%、「歯並びが気になる」23.6%
などが高い割合を占めていました。
しかし歯科の健診を「定期的に受けている」のは16.2%、「気が向いた時に
受けている」は20.5%で、「受けたことはない」人は33.5%占めていました。
一方受診のきっかけについては「痛み・はれ・出血があったから」が62.7%
と最も多く、歯科受診の目的では、「むし歯の治療」が66.6%と最も高い割合
を占めていました。
この調査は、全国20~60代を抽出し、09年6月19~24日で男女1万2千人のサン
プルを収集したもの。
菓子メーカーの「江崎グリコ」が行った口臭に関するネット調査(20~50代の男女800人)によると、8割の人が他人の口臭が気になると答えている。口臭を直接指摘できる相手としては家族が一番多かったが、それも1割程度。ほとんどの人は気になってもだれにも注意していない。
具体的には①1日3回(毎食後)の歯磨き②朝食後に舌苔用ブラシで舌をケアする(ただし、何度もこすったり、力を入れすぎると表面が傷つくので要注意)③夜寝る前に歯間ブラシや糸式ようじで歯の間をきれいにする④半年に1回、定期的に歯垢、歯石を取る。歯周病の予防にもなる。
毎日新聞 2009.9.3
① まず、呼吸をしているかどうか、のどや胸、腹部の動きで確かめましょう。咳き込んでいたり、ぜいぜい言っているようなら、とりあえずある程度は呼吸のための空気の通り道があるということです。何か言おうとしているようだが声が出ない、急に顔色が悪くなる、意識がなくなるなどの場合は、気道が閉塞している可能性が高く、のどに詰まった物を一刻でも早く取り出さなければなりません。
② 実際の現場では気が動転して、落ち着いて処置ができるとは限りませんから、まず呼吸の状態を確かめて、呼吸がおかしければすぐに救急車を呼ぶこと。二人いれば、一人が救急車に連絡して、もう一人が処置を行います。
③ もし呼吸をしていないようなら、口を開けさせて何か詰まっていないか確認する必要があります。いきなり人工呼吸を始めても、気管の入り口が塞がれていれば、空気は肺に入って行きません。
④ 口の中やのどに食べ物が詰まっているようなら、それを取り除く必要があります。指を使ってかき出す時は、できれば台所用のゴム手袋をしてから、噛みつかれないように、割り箸かスプーンなどに布を巻いたものを噛ませて、その間からかき出します。あまり奥まで指を突っ込むと、さらに嘔吐を誘発することもあるので気をつけましょう。
⑤ 電気掃除機に隙間用ノズルをつけて、強引に吸い出す方法や、後ろから抱えるようにして両手をみぞおちの所で組んで強く圧迫するハイムリック法などもありますが、救急法の講習を受けた経験のない方には難しいでしょう。機会があれば救急法の講習を受けておきませんか?最近運転免許を取った方は、自動車学校で習った救急法を思い出してください。
⑥ のどに詰まった物がうまく取れても、誤嚥の後は肺炎を起すことが多いので、早めに医師の診察を受けて下さい。
⑦ 認知症のある方は、時としてとんでもない物を口に入れて詰まらせてしまうことがあります。外れた入れ歯を飲み込んでしまった方や、紙おむつをちぎって食べてしまい、のどに詰めて窒息した患者さまもおられました。食べ物以外のものも十分に注意してください。
歯医者で昔からよく言われるセリフに、「痛かったら手を挙げてください」というものがある。実際に手を挙げる人は少ない気がするけど、手を挙げたらどうなるの?
「患者さんが手を挙げたら、いったん中断することが多いですね。『手を挙げて』と患者さんに言うのは『痛かったらやめてくれる』という安心感を与えるためでもあるんです。また、痛いときは、麻酔があまり効いていないということになるため、麻酔をもう少し増やすなど、方法を考える必要もあるんです。これは患者さんにとって、とても大事なサインなんです」
夕刊フジ 2009.9.5
小さな子どもは、日常生活で予想もしない行動をとることが多い。保護者が目を離した一瞬の間に、ケガ(事故)をすることも珍しくない。意外とも思えるが、乳幼児を持つ親は、歯磨き中の転倒にも注意したい。東京消防庁によると、6歳以下の乳幼児の歯磨き中の事故で、08年中に東京消防庁管内で48人が医療機関に救急搬送されたという。
いずれも歯ブラシで口腔内を損傷したもので、年齢別では1歳児と2歳児で、全体の約7割に達する。要因別では、歯磨き中に歯ブラシを口に入れたまま歩くなどしたため、転倒やぶつかって受傷したケースが多くを占める。
薬事日報 2009.9.7
菓子メーカーの「江崎グリコ」が行った口臭に関するネット調査(20~50代の男女800人)によると、8割の人が他人の口臭が気になると答えている。口臭を直接指摘できる相手としては家族が一番多かったが、それも1割程度。ほとんどの人は気になってもだれにも注意していない。
具体的には①1日3回(毎食後)の歯磨き②朝食後に舌苔用ブラシで舌をケアする(ただし、何度もこすったり、力を入れすぎると表面が傷つくので要注意)③夜寝る前に歯間ブラシや糸式ようじで歯の間をきれいにする④半年に1回、定期的に歯垢、歯石を取る。歯周病の予防にもなる。
毎日新聞 2009.9.3