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こどもの発音 年齢見て訓練 病気の場合も

こどもの発音 年齢見て訓練病気の場合も
 可愛い赤ちゃん言葉。ただ、成長が進んでも治らないのは心配だ。たいてい訓練で治るが、手術を要することもある。「カ行やラ行、サ行は発音が難しく、子供たちは習得に苦労することが多いです。普通は自然に出来るようになりますが、出来なくても訓練すれば大丈夫」と昭和大歯科病院(東京都大田区)口腔リハビリテーション科の言語聴覚士、山下夕香里さんは言う。
 一般にカ行の発音を9割以上の子が習得するのは4歳ごろ。サ行で5歳、ラ行で6歳ごろとされる。また、「ツ」や「ズ」なども、習得の遅い発音とされる。
 練習で治らない例もある。その一例の口蓋裂は、口の中の天井にあたる口蓋が、生まれつきふさがりきっておらず、鼻の穴の奥の空気の通り道と口の中がつながっている状態だ。常に鼻に空気が抜け、発音が乱れる。「パ」や「バ」のような破裂音も苦手だ。
              朝日新聞 2010.3.29

接遇セミナーに参加しました

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 平成22年5月8日にトーヨーホテルにて接遇セミナーが開催されました。当日は、150名程の参加でした。当院からは、受付2名が参加しました。
 内容は、患者さんに対する治療内容に加えて形としてどのように医院のアピールをするかという視点でした。非常に斬新で今後の治療・応対に役立てたいと思います。

明細書の取り扱い、全医療機関で院内掲示を―厚労省

厚生労働省はこのほど、診療報酬算定方法をQ&A形式でまとめた「疑義解釈資料その3」を全国の地方厚生局などに事務連絡した。レセプト並み明細書の取り扱いに関しては、すべての医療機関と薬局で院内掲示が必要としている。
 また、患者本人に代わって家族が会計を行った場合の取り扱いについて事務連絡では、「明細書を代理の者に発行することとしても差し支えない」との考えを示している。ただ、患者が家族に病名を知られたくないケースも想定されるため、家族など代理への発行を含めて患者が明細書の発行を希望しない場合は、院内掲示で事前の申し出を促すよう求めている。

 今回、明細書の発行が義務付けられたのは、レセプトを電子請求している医療機関や薬局で、原則として全患者への無償発行が求められている。
 これに対し、電子請求が義務付けられていても、「明細書の発行機能がないレセプトコンピューターを使用している」「明細書を発行するのに自動入金機の改修が必要」といった「正当な理由」があったり、レセプトの電子請求自体が義務付けられていなかったりする場合には、明細書の無償発行も義務化の対象外になる。
 ただし、このうち「正当な理由」がある医療機関や薬局でも、患者の求めがあれば明細書を発行しなくてはならない。

 事務連絡によると、明細書の発行が義務付けられた医療機関や薬局では、「明細書を発行する旨」を院内掲示する。
 一方、電子請求が義務付けられているが、明細書の無償発行を行わない「正当な理由」がある場合には、▽「正当な理由」に該当する▽明細書を希望する患者には発行する―旨を掲示する。また、明細書を発行する場合の手続きや費用徴収の有無、費用を徴収する場合の金額の掲示も求めている。
 電子請求が義務付けられておらず、明細書の原則無償発行が義務付けられていない場合には、発行の有無のほか、発行する場合の手続きや費用徴収の有無、費用を徴収する場合の金額を院内掲示する。
( 2010年05月06日 17:04 キャリアブレイン )

ナニワの3歳歯は健康

歯がほぼ生えそろう3歳児に府内市町村が行っている歯科検診で、1人あたりの虫歯の平均数が1本を切っている。全国平均も下回っており、府は、衛生教育などが行き届いたことのほか、虫歯のもととなる菌の多い子供には薬品を塗るなどこまめにフォローしていることも背景とみている。
 昭和40年代後半には3本台だったといい、この40年間で飛躍的に歯の健康が向上している。ただ、全国トップレベルの東京都などとは大きな開きがあり、改善策も求められそうだ。
              産経新聞(大阪)2010.3.29

子供の虫歯 貧困で悪化

 家庭が貧しくて虫歯の治療の行けず、かみ合わせが悪くなったり、歯が抜け落ちたりする子供の「口腔崩壊」が問題化している。東京都のある歯科医院の調査では、口腔崩壊の子供の家庭の半数が経済的困窮を訴えた。
 専門家は「継続した治療を続けさせないネグレクト(育児放棄)」と指摘するが実態は不明で「全国調査が必要」という声が出ている。
              毎日新聞 2010.3.21

学校の歯科検診 虫歯示さぬ理由 周知を

 かつて、虫歯の個所と程度を特定していた小学校などでの歯科検診は様変わりし、今は歯の状態を「健康」「要観察」「要治療」に分類するだけになっている。文部科学省は「虫歯の特定は難しいので、健康教育の充実を重視した」としているが、学校側の説明も保護者の理解も、まだ十分とは言えないようだ。
 混乱の背景には、行政や学校側の説明不足があるようだ、日本学校歯科医会の調査(2001~02年)によると、保護者に要観察歯などの説明をした養護教諭らは10%未満だった。日本ヘルスケア歯科研究会の秋元秀俊さんは「学内検診は場所も器具も不十分で、目視できない部分の虫歯を特定するのは困難。。丁寧に事情を説明し、歯の管理を促すことが大事だ」と語る。
 文科省は「地域によって保護者や歯科医の理解に差がある」として、新年度に全国の小中学校に配布する予定の新たな説明資料で周知徹底する。学校には毎年、新入生がやって来る。歯科検診に理解を求める継続的な取り組みが必要だ。
              読売新聞 2010.3.21

自民・民主共同で「口腔保健法」(仮称)提出の見通し(日歯連)

日本歯科医師連盟は4月23日,常任理事会終了後に定例記者会見を行った.冒頭の堤 直文会長による挨拶では,参院選で使用される配布物等の準備が整い,選挙戦への対応がようやく本格化してきたとの認識を示し,西村まさみ候補が全国で選挙活動を積極的に展開していることなどの紹介がなされた.また,日本医師会連盟役員が選出されたことにあわせて,会見の前日(22日),原中勝征日本医師会会長を訪問した際に,日医が公益社団法人への移行のため連盟と分離することに関して日歯連盟の意見を求められたことについても触れた.
 懸案である口腔保健法(仮称)については,自民党と民主党の間ですり合わせが行われており,両党の共同提案で議員立法として参議院に提出される見込み.しかし民主党案には日歯が関わっていなかったため,三塚憲二副会長が文言の追加や日歯の草案に関して民主党に説明を行っているという.法案の名称に“口腔”を含むかどうかなどについては,まとまり次第,改めて会見で発表するとした.

歯は健康 でも痛む 顔の筋肉・関節関連も

歯の痛みで、歯科医院に駆け込んだが、虫歯も歯周病も見つからない。原因不明と言われ、痛みに苦しむ人がいる。実は、歯が痛いからといっても、必ずしも歯が悪いわけではない。痛みを招いたのは、無意識のうちに常に口をかみしめている癖だった。弱い力でもかみ続けると、顔や首、肩にあるかむ時に使う筋肉が常に緊張し疲労した状態になる。
 すると、周辺の神経が、痛みとして受け止め、その情報を大脳に伝える。ところが、大脳は筋肉だけではなく、歯からの痛みと勘違いして受け取ってしまうことがある。咀嚼筋の痛みを伝える神経と、歯の痛みを伝える神経は、後頭部の延髄という場所で合流しており、混線してしまうことがあるからだという。
              読売新聞 2010.3.18

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