記事一覧

よく噛む習慣給食から

軟らかい食べ物を取るようになり、現代人は咀嚼回数が激減している。よく噛むことはむし歯や肥満の予防につながる。子供の頃からよく噛んで食べる習慣を身につけさせようと、学校給食の現場で見直しが始まっている。
 また、学校だけではなく家庭でも取り組みが大切で、ゆっくりと時間をかけ会話を楽しみながら食べることが大切です。
              毎日新聞 2009.4.3

口腔がん早期ならほぼ機能維持可能

舌がんは毎年約3200人が発症していると推定されている。がん患者の1~2%を占める口腔がんの一種です。口腔がんには、
 ・舌と歯ぐきの間にできるがん(口腔庭がん)
 ・歯ぐきのがん(歯肉がん)
 ・頬の内側の粘膜にできるがん(頬粘膜がん)
 ・口の天井の部分にできるがん(硬口蓋がん)
などがあり、合計で約8000人は発症している。半数が亡くなり、最近10年間で患者数が倍増した。
                 毎日新聞 2009.3.31

呼吸の方法④口で息 歯にも禁物

口呼吸は歯の健康とも無関係ではない。口が乾燥してだ液の分泌量が減り、ドライマウスになると、口臭の原因となったり、むし歯や歯周病を進行させたりすることも。
 口の中が乾燥するとむし歯菌が増殖し歯垢となって歯に付着することがある。さらに口呼吸をしていると、これが乾いてこびりついてしまう。こうなると歯磨きでも取りにくい。
                  読売新聞 2009.4.4

「よく噛んでサクセスフル・エイジング 」 藤森敏昭

年々平均寿命が延びていますが、健康で生きられる期間(健康寿命)は必ず
しも一致しているわけではありません。よくエイジングやアンチエイジング
という言葉は耳にしますが、最近サクセスフル・エイジング(成功加齢)という
言葉を知りました。長い人生を健康で生きるためにはどうするかということです。

①自立して生活が出来る健康のためにはゴルフや散歩、ウオーキング、水泳
等の中等度の運動を持続してやること。②正確な判断力、認知力を衰えさせ
ないこと。年をとると記憶力は落ちるが、しっかりした判断力は生きていくため
に必要。③仕事やボランティア、サークル活動などを通じて社会との交流を
持っていること。④生活に困らない程度の経済力があることが条件だそうです。
しかしこれだけでは十分ではないと思います。
「よく噛んで美味しく食べることができる歯・口腔機能の充実」を1つ目の条件に
加えたい。私もそれなりに加齢が進んでおり頭の隅におきながら精進していき
たいと思います。

呼吸の方法③鼻呼吸で集中力向上も

口呼吸は、身体の健康に影響を与えることがあるだけでなく、集中力や感情コントロールといったメンタルな面でもマイナスに働くという指摘もある。逆に鼻呼吸に改めることによって学習効率が高くなるといった研究もある。
                  読売新聞 2009.4.2

呼吸の方法②鼻づまり乾燥が大敵

健康に悪影響をもたらすこともあるといわれている口呼吸。これを改善するには、多くの場合、鼻づまりの治療が必要。鼻の中央にある鼻中隔が湾曲している場合や鼻にポリープがあるときには、手術が必要になることもある。アレルギーや風邪などで粘膜が腫れている場合は薬物治療が有効。鼻水が多くてつまっている場合は、耳鼻科での鼻水吸引や鼻うがいがある。
                    読売新聞 2009.4.1

口呼吸を無意識にしている自己チェック

・いつも口が乾燥している(口臭がある)
・のどが炎症を起こしやすい
・においや味がよくわからない
・夜中に目を覚ますことが多い
・目覚めるとのどが渇いている
・疲れやすく、日中眠くなることが多い
・口が開いていることを、人によく指摘される
                  読売新聞 2009.3.31

呼吸の方法①

呼吸は鼻からでも口からでも、酸素を取り込むことができれば同じ、と考えていないだろうか?しかし、鼻呼吸と口呼吸では、健康に与える影響が違うという。
 鼻を当して呼吸することで、冷たい空気は温められて、鼻腔を通るときに加湿される。また、鼻の線毛や粘液がフィルターの役目を果たしてゴミを取り除く。ヒーターであり加湿器であり空気清浄機でもある。
                   読売新聞 2009.3.31

過去ログ