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両親、バンダイ側と和解=男児誤飲「ガチャポン」訴訟-福岡高裁支部

「ガチャポン」と呼ばれる玩具入りのカプセルを誤飲し、重度の脳障害を負ったとして、鹿児島市の男児(9)と両親が製造元のバンダイナムコゲームス(東京都品川区)に約1億800万円の損害賠償を求めた訴訟は3日、同社が解決金を支払うことで、福岡高裁宮崎支部で和解した。双方とも金額は明らかにしていない。
 一審鹿児島地裁は昨年5月、同社に約2600万円の支払いを命じたが、双方が控訴していた。
 記者会見した原告側弁護士によると、同社は事故後、カプセルの通気孔を広げ、注意を促す表示を増やすなどの再発防止策を講じた。和解内容の中で、同社は今後も安全な製品の製造努力を続けるとしている。
 訴状によると、男児は2歳10カ月だった当時の2002年8月、鹿児島市の自宅で、ガチャポン用の直径40ミリのカプセルを誤飲し、脳障害など後遺症を患ったという。
 原告側弁護士は「会社には誠実な態度を取ってもらい感謝する。今後誤飲が少なくなるという点で訴訟の目的は達成できた」と話した。
 同社広報部は「これまで以上に安全・品質基準の見直しを行い、遊び方や注意に関する表示など、事故を未然に防止するための工夫を推進する」とコメントした。 

「日本経済新聞」2009年5月掲載記事より

全国の特別養護老人ホーム46施設、約1,200人の介護従事者にアンケート
したところ、9割以上が「口腔ケアは重要」と認識しているのに、実際に「研修
を受けたことがある」のは約4割にとどまることがわかった。

「口唇・口腔・咽頭がんの死亡者数」 厚生労働省

厚生労働省が発表しました「平成20年人口動態統計月報年計の概況」によりま
すと、口唇・口腔及び咽頭の悪性新生物による死亡者数は、6,577人で、19年に
比べ178人増えました。

 死亡総数に占める割合は、0.6%。人口10万人対の死亡率は5.2%で、19年より
0.1%伸びています。

 調査は、平成20年1月1日~12月31日間の出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届
出に基づいて行われました。

 死亡数は、114万2,467人です。
 死因で最も多いのは「悪性新生物」の34万2,849人で死亡数の3割を占めており、
ついで多いのは「心疾患」18万1,822人、「脳血管疾患」12万6,944人で、この3死
因で死亡数の57%占めます。
「悪性新生物」の主な部位別死亡数は、
男性の場合、肺、胃、大腸、肝の順。
女性の場合は大腸、肺、胃、乳房の順でした。

市民向けフォーラム

「口の中の乾き、のどの渇きは隠れた病気のサインかも“口腔乾燥症(ドライ
マウス)”に悩んでいませんか」をテーマに日本歯科医師会、サンケイリビング
新聞社が主催し、弊社のグループ中核企業(株)ジーシーデンタルプロダクツ50
周年事業の一貫として協賛させて頂きました、市民対象の「Living Health & Life
フォーラム」が6月11日(木)、東京・紀伊國屋サザンシアターにて開催されまし
た。

 第1部の講演では埼玉県・大生病院歯科口腔外科科長の阪口英夫先生が「長寿の
秘訣・口腔ケア~ドライマウスと口腔保湿剤~」と題して、唾液の成分や役割、
ドライマウスの症状、原因、対応方法などについてわかりやすく説明されました。

 第2部の「長寿の秘訣~美味しく食べて楽しくおしゃべり~」では、本年度GC
友の会番組『患者さんと末永くおつきあいするために ~診療室から始まる口腔
ケア~』に出演いただきました静岡県・米山歯科クリニックの歯科衛生士、杉山
総子先生が講演し、またいつまでも元気な口の機能を保つための“口の体操”を
実演されました。来場者の方も一緒に体操を行うなど楽しく有意義な会となりま
した。
また、展示コーナーでは、講演でも紹介された口腔内ジェル・オーラル
アクアジェルを中心に、舌フレッシュ、口臭予防洗口剤・ブレスバランスなどの
展示を行いました。

*「オーラルアクアジェル」は、口腔内のうるおい浄化を助ける製品です。
詳しくは製品案内をご覧下さい。
http://products.gcdental.co.jp/system/items-view/927/?utm_id=090701

 今後も国民の方々のQOL向上の一助として、様々な形で口腔健康情
報の提供を続けて参りたいと存じます。

食後ごとに歯磨きを

離乳は6ヶ月ごろから開始し、1歳ごろが完了の目安でした。しかし母乳の場合は、母親に抱かれ、乳房からもらうことによる安心感が基本的な信頼関係を築く上で大切なことと考えられ、今では子供が望むのなら2歳以上まで母乳を続けてもよいとされています。
 「虫歯ができないか心配」とよく聞かれますが、母乳そのものは虫歯の直接の原因ではありません。この時期でもやはり虫歯の要因は砂糖の過剰摂取(特に飲み物の中の砂糖)が主で、次がお口の清掃不足です。
 母乳を飲みながら寝ると、母乳が上の前歯の周囲に停滞します。しかも眠っている間は唾液(だえき)が少なくなって虫歯になりやすい状態になります。
 この時にお口の清掃が悪くてプラークがたまり、食べかす(特に砂糖を含むもの)が口の中に残っていると虫歯になる危険性が非常に高くなります。
               福島民報 2009.5.4

ステロイド 減量焦らず

さいたま市のAさん(36)は29歳で全身性エリテマトーデス(SLE)と診断され入院。「治療の基本」と説明され、炎症を鎮めるステロイド薬を飲み始めた。
 「減量を急ぎすぎると悪化することがある」と指摘する。薬への反応は個人差があり、症状だけでなく、検査結果の推移を見て慎重に行う必要があるという。
 転院当時、自覚症状もなく一見安定していたが、毎月の検査で、過剰な免疫反応を起こす自己抗体という異常物質が除々に増えていることがわかった。
 現在は、ステロイド薬、免疫抑制薬、骨粗鬆症の予防薬のほか、口や目がかわくシェーグレン症候群の症状もあるため、唾液の分泌を促す薬なども飲む。
               読売新聞 2009.5.1

社会保障費の自然増「そのまま認める」 

政府・与党は22日、2010年度の予算編成で社会保障費の自然増を年2200
億円抑制する財政健全化目標を撤回する方針を決めた。社会保障費抑制に
対する与党内の強い反発を受け、与謝野馨財務・金融・経済財政相が、自民
党の細田博之幹事長らと会談し、「10年度予算では社会保障費の自然増を
そのまま認める」と抑制しない考えを表明した。
社会保障費の2200億円の抑制方針は「経済財政改革の基本方針(骨太
方針>06」で打ち出され、財政健全化の大きな柱と位置付けられてきた。
しかし、社会保障費の自然増分を抑制せずに容認する方針に転じたことで、
小泉政権以来の構造改革路線は大きな曲がり角を迎えた。

歯・ロ腔の健康づくり8020推進条例              北海道議会可決

北海道議会可決
歯・口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ効果的に推進し、道民の
健康増進への寄与を目的とした「歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が、
16日に開幕した北海道議会平成21年度第2回定例会の冒頭で珂決された。
都道府県議会での条例可決は新潟に次いで2番目。
 同条例は北海道自民党の最大会派・道民会議が中心となってまとめたも
ので、全16条からなる。第1条~7条は総則で、目的や基本理念、道の貢務、
市町村との連携協力、教育関係者及び保健福祉関係者、事業者、保険者、
そして道民の役割が示されている。第8条~16条は歯・口腔の健康づくりに
関する基本的施策等で、歯科保健医療推進計画、市町村や障害者等への
支援、更に「8020運動」を道民運動として定着させるため、毎年11月8日~
14日までを8020推進週間と定めた。また、5年ごとの道民歯科保健実態調
査の実施などが盛り込まれている。

条例内容

http://www.doushikai.net/dlhiroba/data/00076.file1.pdf?PHPSESSID=43b8dde4b5923f963cd5c8045a7e39d4

16日の審議  音声ファイル(0:42:40~)
http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/honkaigi/28honkaigi/21-2t/6-16.htm

過去ログ