岡山大大学院医歯薬学総合研究科の窪木拓男教授(インプラント再生穂綴学)らの研究グループは、義歯の土台として歯茎(あご)に埋め込むインプラント治療で、特殊なタンパク質を加えて周囲に新しく骨を作る技術を開発した。あごの骨を補強する骨移植が不要となり治療期間が大幅に短縮できるほか、将来は骨折などの再生治療に応用が見込めるという。
山陽新聞 2009.9.26
岡山大大学院医歯薬学総合研究科の窪木拓男教授(インプラント再生穂綴学)らの研究グループは、義歯の土台として歯茎(あご)に埋め込むインプラント治療で、特殊なタンパク質を加えて周囲に新しく骨を作る技術を開発した。あごの骨を補強する骨移植が不要となり治療期間が大幅に短縮できるほか、将来は骨折などの再生治療に応用が見込めるという。
山陽新聞 2009.9.26

著名人部門では、全国の日本歯科医師会会員の投票により、スポーツ選手や文化人・各界の著名人の中から、今年最も笑顔が印象的な男性女性一名ずつを選出し表彰しています。 今年の女性の部受賞者は、明るいキャラクターでバラエティ、ドラマ、モデル、エッセイと、マルチな才能を発揮し、タレント好感度調査では幅広い層でトップクラスの人気度を誇るベッキーさん、男性の部受賞者は、現代的でユニークな存在感を発揮し、様々な役をこなし、主演、助演と演技の幅を感じさせる若手実力派俳優の佐藤隆太さんが選ばれました。
表彰式にはベッキーさん、佐藤隆太さん両名が顔をそろえ、テレビ、新聞、雑誌等の報道各社多数が来場し、華やいだ雰囲気の中、素敵な笑顔を見せてくれました。
表彰後の感想で、ベッキーさんは「ずっと欲しかった賞です。普段から笑顔を大切にしたいと思っているので、本当に嬉しい」と答え、佐藤隆太さんは「この世界に入って憧れ続けていた賞の1つです!」とユーモア混じりの笑顔で答え、会場は一気に和やかなムードに包まれました。
最近ベストスマイルになった瞬間は?の質問には、ベッキーさんは「ついさっきです。副賞が韓国旅行というのを知らなかったんです。韓流スターグッズをたくさん買ってきたい!」と快活に答えたのに対し、佐藤隆太さんは「2~3日前にマネージャーと卓球をやって、すごく楽しかった。日常の些細なことの喜びにこそ、笑顔がある」と答えました。
日ごろの歯のケアで心がけていることは?の質問には、歯医者に通うのがが好きだというベッキーさんは、「定期健診。歯がピカピカしていないと笑顔が輝けないので」と答え、佐藤隆太さんが、「仕事で気分転換をしたいときに、歯磨きでリフレッシュします」と答えると、続けてベッキーさんも「私もです!歌詞につまったときに歯を磨くと、新しい言葉が出てきたりする」と返しました。
また、二人そろって、「自分たちがいつも笑顔でいられるのは、ファンの皆さまやまわりの方々に、逆に笑顔をもらっているから。そういう幸せな場所にいられることに感謝しながら、自分も笑顔を返せるようになりたい」と、素敵な笑顔でメッセージをくださいました。
仕事で共演する機会も多いという、ベッキーさんと佐藤隆太さん。インタビュー中も意気投合し、お互いの笑顔を讃えあう場面も。最後は佐藤さんの「皆さんも、いい歯でいい笑顔を!」という言葉でしめられ、今年の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」にふさわしい、笑顔あふれる表彰式になりました。
入れ歯の汚れ(デンチャープラーク)は、口の中の粘膜の炎症を引き起こしたり、周囲の歯の虫歯や歯周病を悪化させたりします。汚れを取り除くには、水で流しながらブラシでこすって清掃するのが一般的です。
歯ブラシを使っても構いませんが、義歯用のブラシを使うとより効果的に清掃できます。人工歯の境目や金属のバネの裏側など細かいところに汚れが残りやすいので、特に注意して磨いてください。
福島民友 2009.9.25
1日2回以上歯を磨く人が口の中や食道のがんになる危険性は、1回の人より3割低いとの研究結果を、愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がまとめた。全く磨かない人の危険性は1回の人の1.8倍だった。
喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯磨き習慣がないことが、ほかの危険因子と関係なく、独立したがんの危険因子であることを強く示すものだという。
日本経済新聞 2009.9.28
周りの人が目覚めるほど、夜中に突然大きな音がする歯ぎしり。本人は気がつかないまま、寝ている間に強い力で歯をかみしめたり、擦り合わせたりするようだ。歯ぎしりは病気ではないが、軽くみて放っておくと、歯がすり減り、歯周病を悪化させることもある。
歯ぎしりは子どもでは10~30%でみられるが、成長するにつれ減ってくる。成人で5~10%、高齢者では2~3%程度だと推定されている。一般的には男女の差はあまりないと考えられている。
一般的な治療は睡眠中にスプリントという透明な樹脂などでできた専用器具を歯にかぶせる。マウスピースに似ているが、約3ミリメートルの厚さがあり、強い力がかかっても壊れにくい素材が使われている。歯が擦れ合ってけずれたり、1ヶ所に力が集中してしまったりするのを防げる。
日本経済新聞 2009.9.27
赤ちゃんのころから、かかりつけの小児歯科医を持とうという動きが広がっている。虫歯になったら行くのではなく、歯が生え始める生後5~6ヶ月から定期的に口の中の健康診断を受け、「口の中の困りごとの相談先」として考えればいいという。
毎日新聞 2009.9.27
現代人の場合、あごの発育が悪いため萌出が困難な場合が多く見られます。正常に萌出してくれれば抜歯の必要はありませんが、正常の萌出せず半埋状あるいは水平に埋状している場合は周囲に炎症が起きやすく、多くは抜歯の適用となります。抜歯の時期については、20歳前後の組織の修復能力の高い時期がよいと思われます。
また、親知らずはトラブルメーカーとしても知られ、歯並びにも悪影響を及ぼす場合があります。例えば親知らずが原因で前歯がかみ合わなくなったり第二大臼歯を傾斜させ奥歯がきちんとかみ合わなくなったりして、顎(がく)関節症を誘発する場合もあります。
福島民友 2009.9.11
体のどこかに炎症があると、糖尿病を悪化させることがあります。歯周病は炎症ですから糖尿病にも悪影響を及ぼします。健康な状態では血中の糖が多くなると、すい臓はインスリンを放出して体の脂肪細胞、骨格細胞、および肝細胞に糖を取り込むよう働きます。この動きによって細胞はエネルギーを貯え、体の血糖は調節されています。
しかし糖尿病になると、主として脂肪細胞がインスリンの働きを弱めるような物質を産生して血糖値に悪影響を及ぼし、その調節機能を失います(インスリン抵抗性)
medea 旭川11月号 №491