歯周病の進行を抑えられず、自分の歯を失ってしまった場合、かむ機能を回復する必要がある。失った歯の数が少ない場合は、ブリッジという取り外しではない歯と歯をつなげた方法があるが、失った歯が多かったり、残った歯が弱っている場合は、入れ歯にする。
朝日新聞 2009.1.29
歯周病の進行を抑えられず、自分の歯を失ってしまった場合、かむ機能を回復する必要がある。失った歯の数が少ない場合は、ブリッジという取り外しではない歯と歯をつなげた方法があるが、失った歯が多かったり、残った歯が弱っている場合は、入れ歯にする。
朝日新聞 2009.1.29
厚生労働省が提唱する8020運動。しかし、実際には80~84歳の人の歯の数は、平均8.9本。20本以上のはを維持する人は2割にとどまる。
歯周病を引き起こすプラーク(歯垢)は砂糖から作られた粘着性の物質に大量の細菌がすみついたもので、うがいなどではとれない。歯ブラシで物理的にプラークを破壊し、かき出すしかない。
①歯磨き粉をつけずに磨く方が、磨けた所と磨けていない所が舌先でわかりやすい。
②電動歯ブラシは、磨き方さえ正しければ歯磨き時間が短縮できる。
③歯間ブラシのほか、歯と歯の間が狭い時にはデンタルフロス(歯間掃除用の細い糸)も効果的
④洗口剤は補助的なものと考える
⑤つまようじは歯肉を傷つける恐れがあるので、使用は避けたい
⑥唾液の分泌や口の動きが少なくなる就寝中は、細菌の活動が活発となって歯周病や虫歯が進行しやすい
⑦歯科医院で1ヶ月~半年に一度は定期検診を受ける
⑧喫煙は歯周病の最大の危険因子
朝日新聞 2009.1.28
重度になるまで痛みがなく、治療をつい先延ばしにしてしまうのが歯周病の怖いところだ。中高年の患者が来院する時には、すでに中~重度まで症状がすすんでしまっていることが多い。
治療やブラッシングでプラークを除去すれば炎症は治まるが、溶けた骨は戻らない。歯ぐきがやせて歯が長くなったように見えたり、歯と歯の隙間が広がったりします。
朝日新聞 2009.1.27
歯周病がすすんでいる状態でも歯ブラシを毎日きちんと行うこと、定期検診を行うこによって20代に若返り努力次第で維持できます。年齢を重ねると歯の問題を避けて通れません。自分の歯をどうやって維持するか。失った歯の代わりをどうするのかを考える必要がある。
朝日新聞 2009.1.26
早食いは健康に良くないと聞く。早食いの人は、肥満になるリスクが約3倍だった。人は、食事をすると、血糖値が上昇し、満腹中枢が刺激されて食事をやめる。ところが、早食いの人は、満腹を感じる前に多く食べてしまうために、エネルギー摂取量が多くなる傾向にある。早食いと怒りや疲れなど精神的ストレスも関係している。慢性的にストレスを感じている人は高カロリーの食べ物を好む傾向にある。
毎日の食事でどうやって早食いを防止すればよいか。
①一口で食べる量を少なくする
②30回噛む
③一口飲み込むごとに箸をおく
④歯ごたえのあるレンコンやゴボウなど、食物繊維の多い野菜や小魚を加えたり、白米に玄米を加えたりするのもお勧めだ。
会話を楽しみながらゆっくり食事をすると、親近感も深まる。こどものころから身につけることが大切だそうだ。
毎日新聞2009.1.30
歯を抜くとき、歯ぐきに麻酔の注射が苦手な人は多い。そこで事前に針の痛みを和らげる表面麻酔をかけることがあるが、これまで綿やシールに塗って歯ぐきに当てる従来の方法では、麻酔薬が口の中に広がり、苦しかったり、しびれて嫌なものである。
表面麻酔が口の中に広がらないようにシリコン樹脂を使って、麻酔薬を吸盤中央のくぼみに縫って、板をアーチ状に曲げて歯をまたがせる方法だと歯ぐきにぴったりついて、他の部分や唇に麻酔薬が広がらない。
現在試行錯誤中で快適な治療ができる理想的な器具にしたいそうだ。
朝日新聞 2009.2.1
内閣府が発表しました「少子化対策に関する特別世論調査」によりますと現
状の出生率に危機感があると回答したのが83.0%で、平成16年の前回調査の
76.7%より6.3ポイント増えています。
少子化が与えるマイナスの影響については(複数回答)、年金や医療費の負
担など、社会保障に与える影響が76.1%、労働力人口の減少など経済活力に与
える影響が62.4%、過疎化の一層の進行など社会の活力に与える影響41.3%な
どがあがっています。
また、少子化対策で特に期待する政策としては(複数回答)、「仕事と家庭
の両立支援と働き方の見直しの促進」58.5%、「子育てにおける経済的負担の
軽減」と「妊娠出産の支援」が54.6%となっていました。
なお、この調査は、1月15~25日の期間で、20歳以上の3,000人を対象に行い、
1,781人より有効回答を得られたものです。
平成19年国民健康・栄養調査(厚生労働省)で朝食の欠食率を10年前と比べてみると、全体的に増加傾向にある。特に男性の30歳代が約3割、女性は20歳代の約2.5割が朝食を欠食している。
朝食にかける時間が25分未満は、休日が51.5%、平日は65.8%だった。平日は短時間で朝食を摂る子供が多いことが考えられる。父親と母親の食生活に関する意識の違いが見られ、母親は栄養バランスがとれたもの、父親は朝ごはんをしっかりとることを重要視している。
Medical Practice News 2009 . 2