2月22日(日)午後1時より、札幌共済ホールにて標記シンポジウムが開催された。
今回は「食べる力は生きる力」をテーマに行なわれ、北海道じゃらんでおなじみの
ヒロ中田氏、増毛出身フランス料理家 三國シェフ、JA北海道中央会飛田会長を
お招きし、「全身の健康と歯の健康」「健康な歯があってこそ楽しめる食事」
「美味しい食事で健康に」「食が地域を熱くする」とのテーマで講演いただいた。
開会には高橋はるみ北海道知事より挨拶をいただき、会場は533名の参加者を迎え、
ほぼ満席状態で、大盛会となった。
2月22日(日)午後1時より、札幌共済ホールにて標記シンポジウムが開催された。
今回は「食べる力は生きる力」をテーマに行なわれ、北海道じゃらんでおなじみの
ヒロ中田氏、増毛出身フランス料理家 三國シェフ、JA北海道中央会飛田会長を
お招きし、「全身の健康と歯の健康」「健康な歯があってこそ楽しめる食事」
「美味しい食事で健康に」「食が地域を熱くする」とのテーマで講演いただいた。
開会には高橋はるみ北海道知事より挨拶をいただき、会場は533名の参加者を迎え、
ほぼ満席状態で、大盛会となった。
平成元年から始まった80歳で20本以上の自分の歯を残そうという「8020運動」も着実に成果を上げてきています。3年前の全国調査では80歳から84歳では20本以上の自分の歯を持っている人は、21%でした。12年前には12%でしたから着実に残存する歯が増えています。
昨年岐阜医療技術短期大学の中村浩二准教授の「自分の歯の価値がいくらなのか」という「歯の資産価値」のアンケート調査をしたところ、日頃専門家として歯の大切な役割と価値を知っている歯科医師の歯の資産評価は、1本あたり104万円でした。
私たち歯科医師会員は地域の人々と協力して「適切な予防と治療」で人々の歯という貴重な財産を守り、健康で快適な生活を守っていきたいと考えています。
北海道経済 2009.2
厚生労働省の平成17年度の歯科疾患の実態調査によると、80歳以上では38%が一本も歯がなく、65歳以上の約500万人が総義歯(総入れ歯)を必要としています。そしてまた、一部に入れ歯を入れなければならない人はさらに多く存在しているのが実情です。
虫歯予防と歯周病予防で歯を残し、歯の財産を守ろう。
日本人の多くの歯は「むし歯」と「歯周病」が抜歯の主な原因で、年齢が進むとともに年々減少し、高額な健康資産を失っています。そこで「フッ化物によるむし歯予防」「歯磨きによる歯周病予防」をいう適切な方法で予防できる
北海道経済 2009.2
口内炎でつらい思いをした経験は、だれもが持っているだろう。しかし、すぐ病院にいくべき口内炎もある。この症状としては、
・2週間経っても口内炎が治らない
・頻繁にでき、すぐ治っても1週間もしないうちにまたできる(場所は一定とは限らない)
とか繰り返している。
・一度に4,5個できる
・口内炎が大きい(5ミリを超える)
などが当てはまれば歯科医院に相談する。
日刊ゲンダイ 2008.12.9
歯が原因でないのに、歯に痛みを感じる。そんな患者が歯科医を受診するケースで、適切な診断がされず、歯や神経を抜かれる例が見られることがある。
原因を探ると、頬などの筋肉や筋膜の痛みに原因がある例のほか、歯・顔面の痛みを感じる三叉神経に異常がある例など。
朝日新聞 2008.12。14
むし歯や歯周病になったときなど悪化した口の中の治療するのが歯科医師ですが、それだけが歯科医師の本来の仕事ではない。皆さんが自分のお口の健康を自分で守りたい、守ろうと思ったときに手助けをすることが本来の仕事です。皆さんもお口の健康についての知識だけに終わらず自分の歯は自分で守るという意識を持っていただきたい。
山口新聞 2008.12.10
親知らずなど依頼者から抜いた歯を周囲の細胞とともに冷凍保存(-150度)する事業がある。この事業者の起業は、2004年で起業後これまで保存した歯を依頼者に移植した本数は105本で成功率も9割で、女性の患者が6割を占める。インプラントや部分入れ歯にしたりする治療が主流だが、自分の歯で食べ物を食べる感覚は他では替え難い。
中国新聞 2008.11.26
①乳歯列期(子どもの歯の時期)に行っていた歯ぎしりは、側方歯群(前歯から3,4,5番目の歯)の交換期を過ぎる頃には解消される症例が多い。
②子どもの歯ぎしりに対する臨床的対応としては、子どものストレスをとるために「聞く耳」をもち、リラクセーションを測ることです。最も重要なのは、保護者とくに母親に協力を求めることです。
③家族的に歯ぎしりをすることがあります。遺伝的な要因もあるが、環境的な要因もかなり影響する。
④子どものときに歯ぎしりをしていた人で、成人になっても続いた割合は、35~90%であり、歯ぎしりのある成人成人の84%は子どものときに歯ぎしりをしていなかったとの報告がある。
⑤子どもたちへのストレスの大きさや体質・気質によっては、成人になって歯ぎしりが再発することがある。子どもの歯ぎしりには、注意を払って経過を観察する必要