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口呼吸を無意識にしている自己チェック

・いつも口が乾燥している(口臭がある)
・のどが炎症を起こしやすい
・においや味がよくわからない
・夜中に目を覚ますことが多い
・目覚めるとのどが渇いている
・疲れやすく、日中眠くなることが多い
・口が開いていることを、人によく指摘される
                  読売新聞 2009.3.31

呼吸の方法①

呼吸は鼻からでも口からでも、酸素を取り込むことができれば同じ、と考えていないだろうか?しかし、鼻呼吸と口呼吸では、健康に与える影響が違うという。
 鼻を当して呼吸することで、冷たい空気は温められて、鼻腔を通るときに加湿される。また、鼻の線毛や粘液がフィルターの役目を果たしてゴミを取り除く。ヒーターであり加湿器であり空気清浄機でもある。
                   読売新聞 2009.3.31

舌にヒリヒリ感 口腔内を清潔に保って

(質問)
 62歳主婦。歯槽膿漏の洗浄治療後、口腔カンジダ症になり舌痛症に移行しました。口腔外科と心療内科の治療を受けていますが、完治の兆しがありません。
(回答)
 ストレスと口腔カンジダ症を起因とした舌痛症で考えられます。一般にこの病気の特徴は、夕方から夜にかけて、舌を中心とした、ヒリヒリ感や灼熱感など多様の痛みがあります。しかし見た目に異常はなく、食事時には不思議と痛みがありません。更年期以後の女性でストレスを感じている人に見られる事が多いです。
  恵佑会札幌病院 歯科・口腔外科 山下先生
             北海道新聞 2009.5.13
 

フッ化物うがい子供への影響は?

子供のむし歯予防のためのフッ化物によるうがい(フッ化物洗口)をめぐり、道議会の自民党と民主党が対立している。自民党などが学校でのうがいを推進する「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」案を提出したのに対して、民主党は安全性や効果を疑問視して反対。背景にはそれぞれの支援団体の意向を受けた政治対立の側面もうかがえ、保護者らは「子供本意の議論を」と訴えている。
 院長談:政治色が強い内容です。フッ化物特に歯磨き剤には90%が含まれているとの事     です。いまさら毒なので注意しましょうと言っても・・・。

3歳児のむし歯大幅減

3歳児のむし歯減少を図ろうと由利本荘市鳥海地域で2003年度に始まった県のモデル事業が本年度で終了した。地域住民、行政、歯科医師らが協力し、仕上げ磨きの励行、哺乳瓶でジュースを与えないといった取り組みを推進。2002年度に1人平均5.46本だった3歳児のむし歯本数が本年度は1.57本まで減少した。新年度からも活動は住民の自主的取り組みとして継続される。また、この中にはフッ素塗布を1歳から3歳までの間に公費で受けられる塗布の回数を年1回から4回に増やした。
                  秋田魁新報 2009.3.23

合併症のひとつである歯周病をしっかり治せば血糖値が下がりやすくなる

歯周病が糖尿病の合併症の一つの理由として以下があげられる。
①糖尿病によってだ液中の糖の量が増して、歯周ポケットで細菌が繁殖しやすいこと
②高血糖の影響で、細菌を排除する血液中の白血球の働きが低下したり、歯肉を構成するコラーゲンの合成が衰える
③歯周病が進むと歯肉の炎症を抑えるために、サイトカインが体内で生成されてインシュリンの効果を弱める作用があり歯周病になると血糖値が下がりにくくなる。
                   はつらつ元気 2009.5

噛めば噛むほど脳が活発に働くようになる!

咀嚼と脳の関係を調べると、よく噛むことが脳の働きを高めることが証明された。被験者に無味無臭のチューインガムをかんでもらい顎の動きと指の運動だけで実験したところ噛んでいない場合は、動きが遅くなり、噛むことが脳の活性化に有効であることが科学的に証明された。
                    子供の科学 2009.3

「平成19年度歯科健診・保健指導」 厚生労働省

厚生労働省が発表しました「平成19年地域保健・老人保健事業報告の概要」
によりますと、平成19年度に保健所及び市区町村で歯科健診・保健指導を受け
た延べ人数は459万5,416人
 予防処置は240万2,210人
   治療は 1万4,581人で前年に比べ2.5%、4.8%、1.5%それぞれ増えました。

 歯科健診・保健指導は15年度501万4,875人
           16年度495万5,009人
           17年度473万4,836人
           18年度448万2,461人と連続して減少していました。

 衛生教育の開催回数、参加延べ人員が最も多いのは
「母子」で12万5,999回、305万2,165人、
「成人・老人」の10万6,501回、229万2,701人。
「歯科」は4番目で3万3,487回、119万2,694人となっています。

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