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かむ効用 脳への効果指運動より大

よくかむことは身体の健康保持に役立つだけでなく、脳を活性化する効果もある。
細かい手作業は、認知症防止に役立つといわれるが、指の運動よりも咀嚼の方が脳を活性化する効果は大きい。歯ごたえがあるのもを食べることが脳の活性化につながる。
                   読売新聞 2008.12.12

ゆっくり食べ、少量で満腹

 東京歯科大とライオン歯科衛生研究所は、肥満と食習慣の関連を共同研究している。研究では、意外にも、夜食やおやつ、遅い夕食など、いつ食べるかは肥満との明確な関連がみられずいかに食べるかの重要性がはっきりと浮かび上がってきた。
 多くかむ人の特徴は、食事時間が長い一方、食事量は少ないこと。これは、食べ物をよくかむほど脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられるためだ。早食いの人は、満腹感を感じる前に大量に食べてしまいがちである。
 大人になってから早食いを改善するのは、難しい。子どもの時から、先に口に入れた食べ物をのみ込むまで次の食べ物を入れないなど、よく噛む習慣を身につけさせたい。
                   読売新聞 2008.12.11

早食い防止10か条

①かむ回数を意識的に増やす
②一口量を減らす
③飲み込んでから次の食べ物を口に入れる
④水分と一緒に流し込まない
⑤ゆっくりと唾液を混ぜ合わせる
⑥歯ごたえがある食材を選ぶ
⑦野菜はゆですぎず、多きめに切る
⑧品数を増やし、外食では定食を選ぶ
⑨時々、はしを置く
⑩2人以上で食べて会話を楽しむ
                   読売新聞 2008.12.11

かむ効用 唾液が活性酸素を撃退

テレビで体にいいと言われた食べ物が突然スーパーで品切れになるなど、何を食べるかに感心を持つ人は多い。しかし、食べ物を体内に取り込む際のかむという動作が、どれほど健康とかかわっているかは意外にしられていない。噛むという動作が現代人では減少していることによって生じる問題の一つが、唾液の減少だ。唾液にはさまざまな作用がある。
①酵素で食べ物を消化する
②歯の汚れを洗い流す
③食道や胃の粘膜を保護する
④歯のエナメル質の保護や再石灰化促進
⑤細菌の発育を抑える
⑥免疫力を強化する
⑦食物の発がん性を減らす
⑧活性酸素の消去
⑨成長を促すホルモンを分泌する
                   読売新聞 2008.12.10

介護予防狙い メニュー多彩

自治体 独自のプログラムで取り組み
口の中を清潔に保ち、かんだり、飲み込んだりする力を保つ口腔ケアは、高齢者の要介護度が上がるのを食い止める効果も期待されている。介護予防を狙いに、独自の口腔ケアプログラムを行っている自治体の取り組みがある。
 和光市は、2000年度から、65歳以上の市民に健康状態などを尋ねるアンケートを行っている。市独自の基準を設け、介護が必要になる可能性がある高齢者を見つけ出し、それぞれに適した介護予防サービスの利用を勧めている。
                 読売新聞 2008.12.3

肺炎やインフルエンザ 口の中から予防

口の中を清潔に保ったり、のみ込む力を鍛えたりする口腔ケアが注目されている。お年寄りが、肺炎やインフルエンザにかかるのを防ぐ効果が期待されているためだ。
 口腔機能が低下すると、十分な栄養を取れなくなり健康状態が悪化するだけでなく、様々な病気が引き起こされる。その代表的な病気が肺炎だ。口腔機能が衰えると、食物が誤って気管に入りやすくなり、一緒にに入り込んだ細菌などによって肺炎が引き起こされる。口腔ケアにより、食物が気管に入るのを防ぐだけでなく、口の中を清潔に保つことで、細菌などが排に入りにくくする効果が期待できる。
                  読売新聞 2008.12.2

お口の健康に気をつけましょう。

(お口の働きを高めるための3つのアドバイス)
①お口を動かす
 よく噛んで食事をする。声を出して本を読む。楽しく会話する。などよく口を動かして、口の周りだけでなく、肩、首の筋肉、姿勢や呼吸に関わる筋力を維持し、窒息や誤嚥の防止にもなる
②歯や入れ歯の清掃とともに、歯ぐきや粘膜をマッサージ
 歯や入れ歯の手入れについては、歯科医院で受けてください。舌や頬の内側も柔らかめの歯ブラシでマッサージするように磨きましょう
③飲み込みをよくする食事の工夫
 ・正しい姿勢
 ・食べ物の形態に注意する
 ・ひと口の量に注意する
 詳細については、専門の道北口腔保健センターもしくは、当歯科医院にご相談ください.

歯周病と全身の病気との密接な関係

①肥満
 脂肪細胞が生理活性物質(例TNF-α:腫瘍壊死因子)を分泌する
②糖尿病
 血液中に糖が増えると、血流が悪くなって酸素と栄養が運ばれにくくなったり、血管が傷ついて炎症を起こしやすくなったりする。また、歯周病によってTNF-αの分泌か活発になり、血液中の糖を処理するインシュリンの働きを悪くする。そのため血糖値が上がって糖尿病が悪化し、さらに歯周病が悪化する。
③心筋梗塞
 血管壁の傷ついた部分に歯周病菌が入り、マクロファージがその歯周病菌を食べることによって血管壁に粥状動脈硬化が形成され、血栓ができて動脈硬化が起きる
④胎児への影響
歯周病の女性が早産で低体重児を出産する率は、約4~5倍になるという海外の報告がある。
⑤肺炎
 誤嚥性肺炎は歯周病と関係が深く、唾液と一緒に飲み込んだ歯周病菌が気道に入って、肺で増殖して起こります。体の抵抗力が落ちた高齢者に多く、特に脳卒中後の後遺症がある人や寝たきりの人に見られます。
⑥骨粗しょう症
 エストロゲンは骨代謝調節因子としてサイトカインの分泌に影響を及ぼすので、骨粗しょう症が進行する上、歯槽骨がもろくなり、歯周病が悪化する   

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