①仕上げ磨きはしない日のほうが多い
②仕上げ磨きをしていない
③仕上げ磨きは立ったままでしている
④子ども用と仕上げ磨き用の2本の歯ブラシを用意していない
⑤歯ブラシは毛先がかたく、広がっても使っている
⑥仕上げ磨きは力を入れてゴシゴシ磨いている
⑦磨き方は前歯も奥歯も適当に磨いている
⑧歯を磨くときは何もつけないで磨いている
⑨歯磨き剤はフッ素入りにはごだわらない
⑩歯科でフッ素を塗布することにこだわらない
あてはまらないと正しい歯磨き
1~4個あてはまると注意
5~8個は危険
①仕上げ磨きはしない日のほうが多い
②仕上げ磨きをしていない
③仕上げ磨きは立ったままでしている
④子ども用と仕上げ磨き用の2本の歯ブラシを用意していない
⑤歯ブラシは毛先がかたく、広がっても使っている
⑥仕上げ磨きは力を入れてゴシゴシ磨いている
⑦磨き方は前歯も奥歯も適当に磨いている
⑧歯を磨くときは何もつけないで磨いている
⑨歯磨き剤はフッ素入りにはごだわらない
⑩歯科でフッ素を塗布することにこだわらない
あてはまらないと正しい歯磨き
1~4個あてはまると注意
5~8個は危険
①おやつの時間をとくに決まっていない
②ジュースやイオン飲料などをいつも与えている
③食べ物を食べたあと、そのまま寝ることがある
④ママとパパは食後、歯磨きをする習慣がない
⑤子供に口移しで食べ物を与えることがある
⑥1歳6ヶ月健診を受けていない
⑦歯科検診に行ったことがない
⑧ママとパパは子どものころからむし歯で悩んでいた
⑨ママとパパはむし歯を治していない
⑩かかりつけの歯科医を決めていない
これがすべてあてはまらないと安心です。
1~4個あてはまると注意
5~8個は危険度が高い
離乳食が必要な理由
①咀嚼の練習
離乳は、単に乳汁から固形食へ移行させる栄養補給だけでなく、吸啜から咀嚼へ機能の移行が行われる時期です。食べる(咀嚼・嚥下)という機能は出生後の成長過程で学習され獲得される機能・行動です。
②味覚の形成
乳児には、食べ物に対する先入観がなく、過去の記憶と照合しているわけではないので、食べ物のおいしさは主として味覚に依存します。乳児のときから子供は、甘味や濃い味を好むので、将来の肥満、生活習慣病やう蝕の予防も考えて、甘味は素材本来のものにして甘えすぎないように注意が必要
③不足する栄養分の補給
例えば、鉄分の不足が長期間続くと精神的発達、運動発達とも遅れがでる可能性も出てきます。
④消化機能の発達
体の成長、発育とおもに胃や腸などの消化器官も徐々に機能が発達し、母乳やミルク以外の食べ物の消化力が備わってきます。
⑤脳の発達
離乳食を食べながら
現代っ子は食べ物をよくかまないと言われている。しかし、よくかめば、栄養の吸収を助けたり、あごの筋肉を強くしたりとよいことがたくさんある。「よくかんで」と言われなくても自然とかむような、かみごたえのある料理を子どもさんにいかが・・・。
(食事例)
・ゴボウ入りハッシュドビーフ
・切り干しダイコン入りオムレツ
・油揚げとネギのキンピラ
頭が痛くて頭痛外来を受診したが、原因が分らない。耳鳴りがして、CT検査をしたが、異常がないといわれた。そのような場合に歯のかみ合わせの異常が全身の症状を引き起こすことがある。そうした場合、歯科治療をして改善するケースもある。
(頭痛の原因がかみ合わせかも)
・頭痛が起こりやすい
・慢性的に肩こり、首から後頭部に張った感じがする
・耳痛、耳が詰まった感じがする
・四十肩、五十肩で腕が上がりにくい
・しばしば腰痛になる
・顎に違和感(痛み、音)を感じ、口が開きにくくなる
・歯周病が治りにくい
朝日新聞 2008.11.17
阿部 弥生衛生士(介護支援専門員、口腔機能向上支援認定歯科衛生士)
口腔機能低下の主な症状は、よだれがたれる、食べこぼす、食事に時間がかかる、話さない、口臭があるなどです。これは、使っていない唇や舌の機能が衰える廃用症候群が主な原因と考えられています。口の中の不具合を放置すると機能低下が進み噛めなくなります。このため軟らかいものを食べると更に低下して負の悪循環ができます。
口腔機能を活用して食べることは、体力、筋力の向上につながり、リハビリの成果にも影響します。毎日の生活から食べること、笑うこと、話すことを取り除いたらどんな楽しみが残るでしょう。
歯科衛生士として口腔機能向上サービスを実施して改めて口腔機能の重要性を確認しました。
北海道歯科医師会雑誌 2008.12
上記が平成20年11月8日釧路市観光交流センターにて開催されました。その中で林保 弘之言語聴覚士より飲み込み異常を疑うものとして
①食事中に咳き込むようになった
②食後のどに食べ物がのこっているようだ
③食後に痰が出るようになった
④食事の時間が長くなった
⑤体重が減ってきた
⑥熱が時々出る
があると要注意とのことでした。
また注意事項としては、
①食事前に口、舌を動かし、声出しをしましょう
②会話をすることが飲み込みにも関係する。歌ったり、笑ったりしてのどに力をつけましょう
③のどを通りやすいように噛んで、すりつぶし、汁ものを交互にとり、のどの詰まりをふせぎましょう
④一品食い、早食いはのどつまりを起こします
⑤口の中のばい菌が肺炎の原因になるので食後の歯磨き、うがいをしましょう
⑥胃からの食べ物が戻ってくる場合もあるので食後30分は横にならないようにしましょう
北海道歯科医師会雑誌 2008.12
社会保障審議会の介護給付費分科会が11月21日都内の全社協で開催され、現行では医療保険での歯科治療を受診している場合は算定できない「口腔機能向上加算」に対し、嚥下機能訓練以外の目的で歯科治療を受診している場合は算定を可能にするなど、次期介護報酬改定に向けた口腔機能向上に係る報酬と基準の見直しの論点が示された。また、分科会では、口腔機能向上サービスの充実化により、誤嚥性肺炎の予防や栄養状態の改善などの効果が見込められることから、見直しに賛同し、充実化・人材確保・報酬評価を求める声が多数上がった。
日歯広報 2008.12.5