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知ってる! 噛む力①

健康や長寿のこつは日常に潜んでいるものだ。代表格が「噛む」こと。よく噛むことが健康と若さを保つ秘訣という。噛めば噛むほど消化・吸収が高まり、抗菌物質や成長因子、粘膜保護物質、消化酵素など多くの有効成分を含む唾液の分泌も増える。また、顔の表情筋も刺激され、引き締まった若々しくなる。
               産経新聞 2008、9、1

乳歯はなぜむし歯になりやすいのか?

原因としては、
①乳歯の歯自体が永久歯に比べて軟らかい
②乳歯同士の間がむし歯のできやすい形となっている
③出てきたときにまだ表面が十分成熟していないため
④清掃性が悪い
などです。お子さんのお口の健康管理にも気をつけましょう。

むし歯、歯周病の新常識

毎日繰り返す歯磨きの仕方が将来の歯の健康を大きく左右する。むし歯になっていないうちにこそ歯科に行きわが子の予防法を教えてもらおう。
①歯磨きは1日でも徹底して行えば1回でもいい
 食後は、口の中に食べかすがたまり、細菌の活動が高まるので、すぐに磨くことは望ましい。ただ、歯磨きの一番の目的は、歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす歯垢を落とすことです。いい加減に歯磨きを3回するより徹底的に1回行うほうが有効です。
②歯ブラシだけで落ちる歯垢は60%
 普通の歯ブラシだけで歯垢を完全に落とすことは不可能といってもいい。糸ようじ(デンタルフロス)、歯間ブラシなど補助的なブラシを使用することも大切
③歯ブラシは毛さきが開かなくても交換
 歯ブラシの毛さきは、弾力性が重要です。毛さきが開かなくても、弾力性が失われる2ヶ月ぐらいで交換してください
④歯磨き後はフッ素入りは磨き剤を使用するならちゃんとゆすがない
 現在の歯磨き剤は80%を占めています。フッ素成分もうがいで流してしまえば効果が期待できないのでうがいは、少量の水で大丈夫です。
⑤ほおづえをつくと歯並びが悪くなる
プレジデントファミリー2008.11

睡眠時無呼吸症候群

新幹線や長距離トラックなどの運転手が居眠り運転をして起こした交通事故の背景に、睡眠時無呼吸症候群が関係していることがある。また、睡眠時無呼吸症候群は肥満との関係が強く、のどの周囲や舌の根元が緩んで奥に落ち込み、気道をふさぐことから生じる。
                 日刊ゲンダイ 2008.9.10

介護予防はお口から 千代田区、高齢者に個別ケア

かむ力や飲み込む力を鍛えます。近い将来、介護が必要になりそうな特定高齢者が近所の歯科医で口腔機能を上げる指導を一人ずつ無料で受ける仕組みを作るため、千代田区は近く、区内の3歯科医師会と協定を結ぶ。区によると、特定高齢者に対して個別に介護予防事業を実施するのは全国でも珍しい。
                  朝日新聞 2008.9.19

抗うつ薬で歯科心身症の症状改善

舌がずっとピリピリする、矯正や義歯のかみ合わせがいつまでも合わない、口の中が何とも言えず気持ち悪い。などこれらは、歯科心身症と呼ばれる。歯科心身症の患者のほぼ7割は歯の治療後に発症する。
 口腔内の違和感に敏感な人に症状が出やすいようだ。治療をうけずに我慢している人が多い一方で、こうした治療をしている歯科医が少ないのも問題と指摘する東京医科歯科大の先生もいる。
                   毎日新聞 2008.9.12

歯磨きで細菌除去 インフルエンザも減少高齢者の口腔ケア

口腔ケアとインフルエンザ予防との関係については、口の中を常に清潔に保つと全身の健康のために望ましい。またインフルエンザだけでなく、他の細菌などの除去にも口腔ケアが重要です。
                 北海道新聞

都内で高齢女性2人死亡=国民生活センターも未把握-こんにゃくゼリー窒息事故

こんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせる事故で、東京都内で高齢の女性2人が死亡していたことが23日、警視庁の調べで分かった。
 国民生活センターが9月、1995年7月以降で17人の死者がいると発表したが、2人は含まれていなかった。
 警視庁によると、4月9日、世田谷区の女性(75)が自宅で、こんにゃく入りゼリーを食べて倒れ病院に搬送されたが、8日後に死亡。杉並区でも5月19日、高齢者施設で、女性(87)が倒れているのが見つかり、その後に死亡した。 
10月23日20時23分配信 時事通信

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