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災害j時、避難所で「誤嚥性肺炎」蔓延 高齢者の健康口腔ケアで守れ

13年前の阪神・淡路大震災のとき被災者の歯科診療に奔走した歯科医師が「あの時、避難所で歯磨きや義歯の管理などの口腔ケアを徹底すれば、高齢者の肺炎を防ぐことができたのではないか。」という思いから災害時の口腔ケアを訴えている。災害時の死因の約2割が肺炎により原因では最も多いからだ。つまり、災害によって
・口の中が不潔な状態になる
・高齢者は、十分に食事がとれず免疫力が低下する
・義歯を洗浄する水もなくはずさないため口腔内の細菌が増える
・義歯紛失によって飲み込む機能が低下する
など様々ことが考えられる。
                神戸新聞2008.3.26

がんのサイン のどと口 舌のしびれで早期発見

舌がんは、早期なら一部を切るだけだが、やや進行すると放射線を出す針を舌に刺してがん細胞をたたく治療をする場合がある。さらに進行すると、舌を大きく切って腕や腹、背中の筋肉などで再建する手術になる。
がんの初期には、舌が食事のたびにしみる、しくしくするなどの感じがしたり、口内炎ができたりする。これらが2週間以上治らないときは、歯科か耳鼻咽喉科に行くことを勧める。
口やのどのがんは、進行してから治療を受けると、話す・食べるなどの機能が損なわれ,その後の生活が一変することがある。
              読売新聞 2008.1.21

生活習慣病予防 よく噛んで脳活性化

最近、生活習慣病予防が重視され、運動・食事が挙げられています。よく噛むことも重要です。噛むことによって筋肉を動かすことによるポンプ現象で、脳の血液循環を活発にしのう細胞を育てる物質が分泌されます。
 よく噛んでしっかり食べている(特に朝食)子どもほど、学習意欲・生活意欲が高く体調もよく表情も豊かです。
             神奈川新聞 2008.2.16

おやつとの付き合い方 子ども目線で楽しむのも大切

食育活動をする管理栄養士は、「子どもの目線で考えて」とアドバイスする。むし歯のリスクを心配して甘いものを一切禁止することがストレスにならないか。一方で出先で騒がないようにと、いつも食べ物を握らせるのは親の都合ではないかと。子どもがおやつちょうだいというときには、心の声に耳を傾ける。空腹ではなくかまってほしいということもあるからだ。森永製菓では「子どもにも大人にも甘みは生活のうるおい。コミュニケーションの道具として上手に利用してほしい」と言っている。
           朝日新聞 2008.1.12

睡眠時無呼吸症候群②

検査
 問診と合わせて在宅スクリーニング(夜間睡眠時の酸素飽和度な どを測定
治療
 軽症の場合:減量、禁煙、飲酒の制限、睡眠中の体位の工夫などの生活習慣改善
 重症の場合:咽頭部の粘膜を切除して気道を広げる
       マウスピースをつけて就寝する
       CPAP療法
           フジサンケイビジネスアイ2008.3.10

睡眠時無呼吸症候群

いびきをいつもかき、朝起きてもだるさがとれず、日中も眠さがとれない。そんなあなたは、睡眠時無呼吸症候群かもしれない。定義は、1時間の睡眠中に、10秒以上の無呼吸が5回以上あれば軽症。30回以上で無う賞。無呼吸のたびに本人はほとんど気づかないまま、脳波上の覚醒が起き、良質な睡眠を妨害される。多くは、胸や腹での呼吸運動は行われているのみ、気道がふさがれて無呼吸になる。肥満体で、いびきのひどい人のほとんどはこのタイプである。
            フジサンケイビジネスアイ2008.3.10

乳酸菌によるむし歯予防効果

プロバイオティクスとして食品・医薬品などで広く利用されている乳酸菌は、整腸作用のほか、抗アレルギー作用、脂質代謝改善作用、歯周病関連菌に対する抗菌作用などその有用性は広がりを見せているが、むし歯の原因とされる歯面におけるバイオフィルム形成に対して乳酸菌の一種に阻害作用が発見された。
                薬事日報 2008.2.29

代替甘味料 むし歯予防に有効

近年、砂糖(ショ糖)を含まない甘味料としてキシリトールなどの代替甘味料が広く普及している。近年ダイエットや生活習慣病予防、むし歯予防など健康に関心が高まったためである。
 一方、いままで甘いものに興味が無かったこどもに積極的に代替甘味料を与えたため甘い味に目覚める場合もあるので注意してください。
                  福島民友 2008.3.14

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