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後期高齢者の保険料 全国平均は月額6200円

厚生労働省は、12月14日後期高齢者医療制度の保険料に関して月額6200円程度に落ち着きそうとの見通しをしめした。しかし、北海道は保険料が約8000円となり1800円程上回る予定。北海道は全国でも医療費が高いうえ、保険料負担が軽い低所得者が多いため、所得が多い人の負担が重くなっていると説明している。

口腔ケアで~変わること~できること 講習会

本日 口腔ケア関係職種研修会にて口腔ケアの講演会がありました。松田旭川医大教授より高齢者にとっては、加齢とともに機能も低下することや薬物による口腔(お口の中)の状況の変化などの説明がありました。また、大西先生より地域連携による病院歯科の立場からの今後の課題についても興味がありました。
最後の村松さんは、病院における口腔ケアの重要性特に手術前での口腔状態を良好にすることが手術後の経過を良好にするなどスライドにて口腔ケアの重要性を講演され今後に診療に役立てたいと思います。講演後2箇所に訪問診療して語ってきました。

親知らず 不快なら抜歯がお勧め

昔に比べ軟らかい食べ物が多くなり、よく噛まなくなった。その結果、歯が退化したり、顎が退化して、歯の出るスペースが狭くなり出にくくなった。親知らずはトラブルになりやすい。抜歯になっても痛みや腫れがとれない、しびれが残ったといったトラブルもあるのでよく説明を聞いて、抜く場合も納得してからにしてほしい
           朝日新聞 2007.12.9

むし歯防止 親子で楽しく 歯みがきの始め方

クリスマス、お正月、バレンタインと冬は子どもたちにとって甘いものを食べる機会が続きます。子ども用の歯ブラシは、ブラシの大きさがこどもの歯1本半ぐらいが目安だ。小さいうちは、くわえて転ぶと歯ブラシで怪我もあるため必ず大人のいる前でみがかせ、1日一度はそのあとに仕上げ磨きをしましょう。
           朝日新聞 2007.12.8

孫の乳歯で骨折治療も  名古屋大が研究バンク

名古屋大は、子どもの乳歯からさまざまな細胞に分化する幹細胞を取り出し細胞治療や再生医療に生かす研究を目的とした「乳歯幹細胞研究バンク」を設立した。
           東京新聞 2007.12.6

1週間磨かないと・・・

歯周病の主な原因は歯垢(プラーク)です。時間の経過とともに、歯垢はだ液中のカルシウムを取り込んで硬くなります。この過程を繰り返すと歯石ができます。この位では軟らかくて白っぽいですが、数週間放置するとどんどん硬くなり歯ブラシでは除去できなくなります。歯石は、磨かないだけではなく、歯ブラシの届かないところにもできやすいので定期的に歯科医院でチェックしましょう。
           福島民報 2007.12.3

インプラントが普及 歯の欠損を治療

少し前まではインプラントの問題点や失敗例など、悪い点が強調されることも多かったですが、最近は手術法や素材の開発が進み、各医療機関が技術を習熟することとともに治療方法が確立してきました。
 ただ、全身疾患、特に糖尿病、心筋梗塞、高血圧、腎不全など状態によってはインプラント治療ができない場合もありますのでかかりつけの歯科医院にご相談ください。
              神奈川新聞 2007.12.3

Q..在宅歯科診療で口腔ケアは必要ですか?

A.口腔ケアとは,口腔清掃,歯石の除去,義歯の調整・修理・手入れ,簡単な治療などにより口腔の疾病予防・機能回復,健康の保持増進,さらにQOLの向上を目指した技術である。
 口腔ケアの目的は
 1.誤嚥性肺炎の予防
 2.口腔疾患の予防
 3.QOL ( Quality of Life ) の向上である。

 1.誤嚥性肺炎の予防
嚥下反射・咳反射の低下した老人は,睡眠中に不顕性の誤嚥   をたびたび起こし,この際,唾液とともに口腔内の細菌も同
時に誤嚥するため生命を脅かす誤嚥性肺炎を起こしやすいと
いわれている。 そして,口腔内の細菌を減少させるために
は,口腔ケアが有効である。
 2.口腔疾患の予防
  適切な口腔ケアにより虫歯や歯牙の尖った部分による粘膜の
外傷を防ぎ、歯周病、口内炎などを防ぎ口臭も予防される。
3.QOLの向上
  口腔ケアにより口腔内の爽快感がえられ、また唇、舌、粘膜
または表情筋などを刺激し、口からの食事を可能にしていき
笑顔で生活できるよう努める。

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