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歯の詰め物が外れたら、すぐに歯科医へ

金属の詰め物や差し歯、金属冠が外れ、それをもう一度つけてほしいと来られる方がいます。その歯に痛みもなく、歯もかけていなくて、金属が変形していない場合は、かみ合わせを調整して強いセメントでつけます。詰め物が外れるということは、なんらかの原因があるため外れやすい形の場合は患者さんにつける前にその状況を説明します。
ところで外れたものを何週間ときには何ヶ月も経って持ってこられる場合がいます。詰め物が大丈夫ならつけられると安易に思っているようですが、つける歯が欠けたり、歯が動いて入らなくなることがありますので注意してください。
                    サンデー毎日 2007.8.12

肥満予防:よく噛む習慣が大切

しっかり噛んで食べていることを脳が認識し、十分な満腹感を得ることたできるのです。このことが食べすぎによる肥満を予防し、さまざまな生活習慣病の予防や治療につながります。 よく噛むことは、食べ物本来の味を楽しみ、さらに満腹感を得やすく、食べすぎを防ぐことになります。生活習慣病予防やダイエットのために、毎食の噛む習慣の見直しが有効です。よく噛むためには、口腔ケア(お口をきれいにすること)と咀嚼機能(噛み合せること)の確保が重要です。
                    神奈川新聞 2007.7.24

治療方針を決める(患者さんに聞くこと)

歯医者さんに初めて受診したとき、患者さんに治療前にアンケート(問診表)を記入して頂きます。これは、どのような理由で来院されたか、歯や口の中、口の周りの状態、全身状態について質問に答えて頂くものです。また、歯医者さんが治療する前に直接患者さんから聞くことを問診と言いますが、気になっていること(主訴)を基に現在の状態などを質問します。また、治療にあたって必要なことも聞きます。これは、一見歯科に関係ないようですが、治療をするために大変重要です。特に、心臓や脳血管に障害がある場合や糖尿病や肝臓病にも治療方針が変わる場合もあり、服用している薬も大切です。それ以外に妊娠中の方などにも配慮がされます。
                     福島民報 2007.7.23

歯と口の中をキレイにする食べ物はコレ!

(唾液をだすもの)
 硬いもので唾液分泌を促す:するめ、さきいか
 食物繊維が歯の表面を浄化:ナッツ、ドライフルーツ
 むし歯の原因の酸を抑える:キシリトールガム
(口の中をキレイにするもの)
 歯の表面に潤いを与え、代謝もアップ:ミネラルウォーター
 口内を潤し、イライラも防止    :ハーブティー
 歯みがきフルーツの代表格     :リンゴ
 乳酸菌が口の中の雑菌を撃退    :ヨーグルト
 抗菌作用で口の中を清潔      :はちみつ
(歯ぐきを元気にするもの)
 歯ぐきのくすみをとり透明感を与える:ビタミンC
 歯ぐきにみずみずしさを与えて若々しく:コラーゲン

黄ばみやすい食事
 コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレート

健康長寿のこつ 口腔内清潔に保とう

高齢者の口腔内が清潔に保たれていない場合や義歯の洗浄が不十分な場合は、雑菌が肺に入り込んで不顕性肺炎となって入院を余儀なくされることは知られています。
静岡がんセンターでは、がん患者の口腔ケアを通じて入院日数や手術後に口から食事ができるまでの日数を大幅に短縮させるなどの成果を上げています。
              宮崎日日新聞 2007.6.4

子どもの歯の健康 生涯にわたる基礎づくり

最近、幼稚園や小学校の歯科検診に行くと、虫歯予防の意識が高まってきたため、以前より虫歯の数が実感します。
虫歯になるといろいろと困ったことになります。乳歯の場合食べ物がよく噛めなくなるため偏食になりやすく、前歯がなくなると発音にも影響が出てきます。また乳歯にはすぐ下で成長している永久歯を正しい場所に誘導する働きがあります。早期に乳歯がなくなると隣の歯が前へ寄ってきて永久歯の歯並びに影響することがあります。
虫歯の予防には、フッ化物などを応用して歯を強くし、間食の方法に注意しまただらだら食べをしないなどの食生活の改善、正しい歯みがきが有効です。
          福島民友 2007.6.8

一歳半の食生活で虫歯に

一歳半を過ぎた頃の食習慣は、三歳になってからの虫歯の数を関係が深い。こんな実態が仙台市東地方保健所が行った調査で分かった。ジュース、乳酸菌飲料をよく飲むグループは、牛乳・水・お茶を飲むグループよりも虫歯のある幼児の割合が2倍に上がったほか、哺乳瓶の使用、おやつの時間、甘いものを食べる回数、保護者による仕上げ磨きなどの項目で、虫歯と高い相関関係がみられた。
            東奥日報 2007.6.2

口に健康不安 33%

日々の暮らしに欠かせないのが、食べる楽しみ。ところが、現代の中高年の多くは、歯や歯茎など口の健康に不安があることがサンスターの意識調査で分かった。歯周病などを放置すると、細胞が酸化して老化が加速し、生活習慣病のリスクも高まる。早めに治療をと呼びかけている。
            沖縄タイムス 2007.6.8

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