喫煙と因果関係の強い口腔疾患としては、口腔がん、歯周炎、口唇・口蓋裂、根面う蝕があげられます。また、喫煙による歯の着色、味覚の減退、口臭の原因にもなります。とくに歯周病を悪化させる大きな原因です。アメリカでの調査では、喫煙者は非喫煙者の4倍歯周病になりやすく歯周病患者の52%が喫煙が原因であると推察されています。また、外科処置後の傷の治癒を遅らせたりインプラントの成功率にもかかわります。
山陽新聞 2007.6.23
喫煙と因果関係の強い口腔疾患としては、口腔がん、歯周炎、口唇・口蓋裂、根面う蝕があげられます。また、喫煙による歯の着色、味覚の減退、口臭の原因にもなります。とくに歯周病を悪化させる大きな原因です。アメリカでの調査では、喫煙者は非喫煙者の4倍歯周病になりやすく歯周病患者の52%が喫煙が原因であると推察されています。また、外科処置後の傷の治癒を遅らせたりインプラントの成功率にもかかわります。
山陽新聞 2007.6.23
ライオンがオーラル調査をしたところ
中学に入ると女子は歯磨き回数が増え、男子は減る傾向にある。歯磨きをする理由は、女子では口臭予防、男子は習慣だからが目立っており思春期に入って芽生える意識の差が、歯磨き行動に現れている。
化学工業日報 2007.7.19
歯科の領域でも再生医療の研究が進んでおり、歯の成分が作れるところまできています。特に、親知らずの細胞を使って、口の中のいろいろな組織の再生ができないかという研究が進んでいます。
福島民友 2007.4.13
食後はすぐに横にならない
嚥下機能(飲み込む力)が落ちていたら、早食いしないこと、食べ物を飲み込みやすいものを選んでたべること、食べた後にすぐよこにならないことが重要です。つまり一度のみこんだものが胃から逆流して食道にもどり気管へと入ると肺炎を起こすためです。(逆流性誤嚥性肺炎)
IPPO 2007(秋)
高齢者の肺炎の約7割が!
口の中やだ液の中には、ブドウ球菌、歯周病菌など様々な細菌が棲んでいる。中でもレンサ球菌や嫌気性菌が、うっかりと肺に入り込んでしまい炎症をおこすことがあります。これが誤嚥性肺炎といって、高齢者の肺炎の6から7割を占めている。
高齢者や認知症の方、脳梗塞、ガンなどの手術をした方などは、嚥下機能が落ちているので誤嚥する確率が高くなる。しかも高齢者の場合は、免疫機能も落ちている場合も多い。そうするとますます肺炎にかかりやすくなる。
自分の子どもの将来、歯科矯正が必要か乳歯でチェックしましょう。
◇前歯の中心が、上下でそろっていない
◇乳歯がすきまなく、きっちりと並んでいる
◇下の前歯がみえないほど、上の前歯が深くかぶさっている
◇下の前歯が植えの前歯より前に出ている
◇奥歯は噛んでいるのに、前歯の上下があいてしまう
◇タ・タ・タを繰り返し言わせると、発音が不明瞭である
◇口がポカンとあいていることが多い
3つ以上あてはまるようであれば、将来の歯並びはやや危険信号。前歯の生えかわりを目安に小児歯科の受診をお勧めします。
ボン メルシィ リトル 2007.6.25
新潟県の12歳児のむし歯数が日本一少なく、むし歯の数が1本以下となりました。県がむし歯予防に積極的に取り組んでから25年経ちました。その間にむし歯が5分の一に減少しました。このような結果が出た理由として
①歯科医師会と行政が一体となってフッ化物洗口による予防を行った。
②学校と歯科医院との連携によりむし歯を作らない活動に取り組んでいる。
③新潟県民の歯科保健への関心が高まっていること。
です。このことが医療費全体を下げることにより予防に対する意識が高まり県・市町村の医療支出を抑えることができた。今後も健康で長生きできる地域づくりのためがんばりたいと泉田裕彦新潟県知事と述べていた。
2007.6.8 新潟県知事のメールマガジン第84号から転載 2007.8月号 メディア旭川
阪神・淡路大震災が起こったとき各避難所では水不足が起こり、そのため口腔内環境は劣悪し、口内炎や歯周病の悪化がみられたそうです。震災で被害と受け、極度のストレス、睡眠不足などによる体力低下などから、体がもちこたえられなくなります。
今回の新潟県の被災でも同様です。ストレスが並大抵のものではなく、精神的にまいってしまい、お口のケアをする状況でなく、今までさほど気にも留めていなかった箇所が痛みとなって出る場合があります。普段からのお口の健康を考えておく必要があります。
サンデー毎日 2007.6.24 一部改変