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お口の体操をしてみましょう!

以前に比べて食べ物が「飲み込みにくい」ということはないですか?
お口の機能が低下していないかセルフチェックをしてみましょう。
簡単にできるチェック方法をご紹介します。

☆反復唾液嚥下テスト☆
「嚥下(えんげ)」とは、食べ物を咀嚼することで
飲み込みやすい大きさに変えて、口から喉を通り胃へ送り込むことです。
喉に人差し指をあてて、唾を飲み込んでください。
この飲み込みが30秒で何回できるかチャレンジしてみましょう。
2回以下だった場合は嚥下機能が低下している恐れがありますので
注意が必要です。

☆パタカラ体操☆
お口の機能をアップさせるための体操として、「パタカラ体操」があります。
唾液がよく出るようになったり、舌がスムーズに動くようになるなど
お口にとって良いことばかりです!ぜひお試しください。

「パ」→ 唇をはじくように
「タ」→ 舌先を上の前歯の裏につけるように
「カ」→ 下の奥を上顎の奥につけるように
「ラ」→ 下をまるめるように

各発音を8回ずつ2セット行ってください。
大きな声ではっきりと発音しましょう!

歯科医荒らし、一夜6件 短時間で現金持ち去る 金沢、野々市など 連続窃盗で県警捜査

 3日夜から4日未明にかけて、石川、福井両県の歯科医院などが荒らされる被害が、少なくとも6件相次いだことが6日、捜査関係者への取材で分かった。いずれも診療後の人がいない時間帯に院内へ侵入し、保管されていた現金を盗む手口とみられる。石川県警は、同一犯による歯科医院を狙った連続窃盗事件とみて捜査している。

 捜査関係者によると、石川で被害が確認されたのは金沢、野々市両市内の歯科医院3カ所。このうち、金沢東署管内の歯科医院では3日深夜に院内にあった現金が盗まれていたという。福井県内の歯科医院などでも同様の被害が確認された。

 石川県警は、犯人が移動しながら何らかの手口で建物内への侵入を繰り返したとみている。短時間で現金を持ち去っており、歯科医院に狙いを定めて計画を立てていた可能性があり、周辺の防犯カメラを解析するなどの調べを進めている。

 歯科医院が被害に遭う病院荒らしは全国で確認されている。2020年には、埼玉や千葉など関東で100件以上の被害があり、関与したとみられる男2人が窃盗などの疑いで逮捕された。この男らは、ホテルを拠点に全国を転々としていたという。

秋田などで歯科医院経営の医療法人が破産、全国に分院展開

(医)〇歯ノ会は9月30日、事業を停止し、神戸地裁への破産申請を弁護士ほか2名に一任した。

 負債総額は9億447万円(2021年8月期決算時点)。

 秋田県で歯科クリニックとして個人創業後、2010年3月に(医)の商号で法人化した。「できるだけ抜かない、削らない、痛くない、歯を残す」治療をモットーとして「〇デンタルクリニック」などの名称で秋田県や宮城県内、関西地区、東京都内などに歯科クリニックを開業した。

 積極的な展開で一時は全国に13カ所のクリニックを有し、2021年8月期は売上高8億7179万円をあげていた。しかし、事業拡大の一方で開院費用の負担などから採算は低迷、近年は赤字決算が続き債務超過に陥っていた。

 こうしたなか、2020年8月に創業者が理事長を辞任し、以降、短期間で理事長が複数回交代した後に2021年12月に現理事長が就任した。その後、2022年3月31日には現商号に変更、同年4月1日付で〇市内から現地へと移転していたが、今回の事態となった。

前年からの増加「外来環1」が最多-令和3年施設基準届出数

9月14日にオンライン上で開かれた中医協総会で厚労省が報告した「主な施設基準の届出状況等」では、令和3年の「歯科外来診療環境体制加算(外来環)1」の届出数が最も多く、3万1,616施設で、前年度よりも2,515施設の増となった。次いでCAD/CAM冠が5万6,071施設の1,440増だった。

【日本歯科新聞】

令和3年度概算医療費 歯科3兆1,499億円(前年比4.8%増加)

令和2年度の新型コロナウイルス感染症による影響からの回復傾向がみられ、概算医療費で歯科は3兆1,499億円で4.8%増加した。構成割合は歯科7.1%・医科74.4%・調剤17.5%。

 歯科医療費の医療機関別では、歯科診療所が2兆9,759億円で4.7%増、病院が1,740億円で6.7%増となっている。歯科全体の受診日数は3億9,904万日で2.5%増えている。            
【歯科通信】

「浸潤麻酔は困難」歯科衛生士の業務で見解 歯科麻酔学会 歯周病学会

日本歯科麻酔学会と日本歯周病学会は9月21日、現状では浸潤麻酔を歯科衛生士の業務とすることは困難との見解を連名で発表した。

 浸潤麻酔は局所麻酔法の一つで、成分に血管収縮薬を含むものがあり、全身的な偶発症を起こすこともある。その場合は、全身管理や救急処置の十分な知識と技術を修得した歯科医師が適切に対応する必要がある。

 現在の歯科衛生士の業務現場を踏まえ、浸潤麻酔全般を現時点で歯科衛生士の業務とすることは困難であるとしている。一方で、「浸潤麻酔行為を含む歯科治療に積極的に関わろうとする歯科衛生士の活動は支援するべきもの」との考えを示し、両学会で教育体制の整備に協力する姿勢を見せている。    
【歯科通信】

「早期に見積もり依頼を」 日医 オン資推進で

 日本医師会は、オンライン資格確認導入を推進するために、顔認証付きカードリーダーの申し込みをしていない医療機関に対し、事業者に見積もり作成依頼を早期にするよう呼びかけている。

 見積もりの際には「事業者としてオンライン資格確認導入作業に対応可能か」「推奨するカードリーダーの機種があるかどうか」「導入費用・保守費用の金額」「事前も含め、必要な作業の内容」「運用開始までにかかる期間」の確認が重要としている。さらに「地域に業者が見つからない」「見積額が補助金上限額より高い」「保守料が高い」「導入に時間がかかる」「適切なネットワーク回線が見つからない」などの導入に障害のある場合は、相談窓口に情報を寄せてほしいと要望。

 この情報から問題解決や業者に働きかけ、導入できない「やむおえない場合」の対応の検討などに活用するとしている。

【歯科通信】

オンライン資格確認義務化について

日本歯科医師会より、オンライン資格確認義務化について、令和4年9月末までに「顔認証付きカードリーダー」の申込を進めるよう連絡がございました。

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