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高齢者も運動で筋肉量を増やそう

フレイルやサルコペニアは筋肉が減っていく、または筋肉のパフォーマンスが落ちている病態。その予防・改善にはタンパク質摂取と合わせて「運動」が重要です。運動には大きく分けて、散歩などの有酸素運動、筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動(筋トレ)、ストレッチング・体操がありますが、高齢者には難しいと思われがちな筋トレも、階段昇降や椅子立ち上がりなど工夫の仕方によっては十分実施が可能です。
 中でもおすすめは、腰を落とした四股(しこ)の姿勢。下半身(大腿部・臀部)の大きい筋肉と体幹のバランスを鍛えることができて転倒予防につながります。運動習慣は生活習慣病にも効果的です。

予防効果をアップするために洗口液を用いる。

①ブラッシングとの併用を
あらゆるメーカーの全ての洗口液は予防を目的とします。バイオフィルム(細菌が固まってコロニーを形成している)を破壊することはありません。洗口液は、プロフェッショナルケア後の良好な状態をなるべく長く維持するための予防ツールであり、蓄積したバイオフィルムを殺菌するためのものではありません。また、歯肉縁上(見えるところ)をコントロールするためのツールであり、歯肉縁下(歯と接した歯肉の内側で見えないところ)プラークの抑制をするものではありません。洗口液の有効成分が口腔内にとどまることで、プラーク付着抑制効果と歯肉炎予防効果が得られます。ブラッシングの後や就寝前に活用することで、より高い予防効果が期待できます。
②アルコール含有に注意
高齢者患者さんの多くに口腔乾燥の症状た見受けられ、口腔粘膜が弱っているケースが少なくありません。また、一般的な洗口液には、患者さんの口腔粘膜を刺激するアルコールが含まれている場合が多いので、使用には注意が必要です。

ブラッシングの際の歯磨剤の必要性

歯磨剤(歯磨き粉)の役割は、あくまで歯ブラシの補助です。あまりつけすぎるとスッキリ感が先行して磨けていなくても磨けた気になりますので注意してください。つけるのならほんの少量で大丈夫です。歯磨剤の中には薬効、歯質強化(フッ化物入り)、知覚過敏対応などブラッシングだけでは得られない効果もあるので、正しい使いかたで使用することが大切です。

ブラッシングは大切です。

 ブラッシングの役割は、虫歯や歯周病予防だけではありません。
 他にも
①味覚が鈍くなることを防ぐ
②唾液腺に刺激を与え自浄作用を高める
③ブラッシング動作によるリハビリテーション効果を期待でき  
    る
④食欲の亢進が期待できる

虫歯を作らせない食事指導について③

よくあるケース
①就寝直前にデザートを食べる
睡眠中は唾液分泌量が減少するので、酸が停滞し、pHが低い状態が長く続きます。例えばデザートは、夕食後すぐに食べるようにするなど、就寝直前の飲食をさけるようなアドバイスが必要です。
②スポーツドリンクや炭酸水をよく飲む
スポーツドリンクのpHは3.0~5.0、炭酸水もpH5.5以下と言われ、フレーバー付きのものは、さらに低いpHを示します。また、ボトル1本を1回で飲み切るより、1本を10回に分けて飲む方が、虫歯リスクが格段に上がるので注意しましょう。

虫歯を作らせない食事指導について②

②飲食回数を増やさない。
 一回の食事量が少ないと、一日のうちの飲食回数が増えることに。だらだら食いをしてしまうと、唾液の緩衝能(酸を中和する能力)が低下してお口のpHが低い状態が続きます。

虫歯を作らせない食事指導について

①炭水化物も虫歯の原因に。
 一般的に、虫歯の原因は佐藤だと思われがちですが、炭水化物が含まれる食品が虫歯の原因になっていることは案外知られていません。歯に付着した炭水化物によって最近が酸を生み出し、歯を溶かす(脱灰)がすすんでしまうことのアドバイスが大切です。

歯周炎の局所治療が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行を抑制

広島大学大学院 医系科学研究科 口腔顎顔面病理病態学研究室を中心とした研究チームは歯周病原細菌(P.g.)に対する歯科的治療介入が、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の病態進行を抑制することを明らかにした。

 これまでに、口腔内に感染したP.g.がNASHの病態を増悪させることが明らかになっていたが、歯科的治療介入の効果は不明だった。今後、NASH患者の治療の1つとして、歯科治療が積極的に導入されることが期待される。

【歯科通信】

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