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歯科医師もワクチン接種の打ち手に 宮古島来月にも開始

沖縄県内の新型コロナウイルスワクチン接種でも歯科医師を活用する動きが出始めている。宮古島市は宮古地区歯科医師会に既に協力を依頼しており、早ければ来月の接種を視野に入れる。県は他市町村の意向を調査しており、県医師会の協力も得ながら「打ち手」不足の解消につなげる考えだ。

 ワクチンを接種できるのは医師や看護師に限られていたが、厚生労働省が4月、特例として歯科医師を条件付きで認める方針を決めた。県外では歯科医師による接種が始まった自治体もある。

 歯科医師のワクチン接種は集団接種会場に限られ、事前に研修を受ける必要がある。宮古島市は宮古地区歯科医師会に協力を依頼し、実施への準備を進めている。

 県歯科医師会の担当者は26日、本紙に「特に歯科麻酔や口腔(こうくう)外科の分野で筋肉注射のスキルを持つ先生がいる。市町村から要望があればぜひ応えようということで、協力を募っている」と語った。

早期口腔がん、SLNB頸部郭清が待機的郭清に非劣性

日本国内の16施設で、リンパ節転移および遠隔転移がない未治療のT1-2口腔扁平上皮がん(OSCSS)患者271例を対象に、センチネルリンパ節生検(SLNB)に基づく頸部郭清術(ND)と待機的NDの転帰を無作為化非劣性試験で比較。主要評価項目は3年全生存率とし、非劣性マージンは12%とした。

 その結果、病理学的転移陽性リンパ節の検出率は、待機的ND群24.8%、SLNB ND群33.6%だった(P=0.190)。3年全生存率はSLNB ND群87.9%(片側95%信頼区間の下限値82.4)、待機的ND群86.6%(同80.9)となり、SLNB ND群の非劣性が示された(非劣性のP<0.001)。3年無病生存率は、SLNB ND群78.7%(同72.1)、待機的ND群81.3%(同75.0)だった(非劣性のP<0.001)。頸部機能スコアはSLNB ND群の方が待機的NDよりも有意に良好だった。

感染防止対策のコスト 衛生用品費が35%増

 日本歯科医師会は、感染防止対策に関するコスト調査結果について、歯科材料費が増加しており、中でも衛生用品費は対前年度比で35%増加していると報告した。

新型コロナ 歯科医師によるワクチン接種で見解

日本歯科医師会は、4月27日厚生労働省が同月26日に発出した文書「新型コロナウィルス感染症に係わるワクチン接種のための筋肉注射の歯科医師による実施について」受けてプラスリリースをした。
ワクチン接種は、新型コロナウィルス感染症対策の成否を左右するきわめて重要な局面になると新式し、本会として通知に記載された研修等への協力を迅速に進めると共に、具体的な対応につちえ厚生労働省はじめ関係方面とも調整していくことを連絡し、協力を要請すると発表した。

歯科医がワクチン接種 神奈川県大和市

神奈川県大和市は18日、市内の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、歯科医師による接種を始めた。同市では85歳以上を対象に、17日から集団接種を開始している。

 市によると、市立病院歯科口腔(こうくう)外科の小沢知倫(おざわ・ともみち)科長(47)が接種を担当。他の医師と一緒に集団接種に参加するため、必要な研修を受けた。

 午前中だけで14人への接種を終えた小沢科長は、報道陣に「普段やっていない医療行為なので緊張した」と話した。今後、別の会場での接種にも参加するという。

 菅義偉首相は7月末までに高齢者のワクチン接種を完了するとの目標を表明。接種に当たる医療従事者の確保が課題となっており、歯科医師による接種が条件付きで認められた。

歯科医院の感染予防対策

歯科医院に行くことに不安を抱いている方も多いと思いますが、
お口の健康がからだの健康につながるため、
定期的に歯科医院に通うことはとてもいいことです。
歯科医院では治療前、治療中の飛沫防止対策をとっており、
器具などの滅菌処理をおこなっています。
その中でも以下の2点が効果を生んでいます。

1、患者さんに治療開始前に消毒薬でうがい
お口の中の細菌数のレベルを下げることを行い、飛沫感染の対策をとっています。

2、口腔内外でのエアロゾル予防
患者さんのお口から放出される水分やエアロゾルの分散を防ぐために、
口腔内の水分などを吸引する用具や
お口の外での吸引装置が活用されています。

▼参考:日本歯科医師会「新たな感染症を踏まえた歯科診療ガイドライン」
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/k0ccm7q0tylgg7c0zbpOE

人に会う前に、歯磨きやブクブクうがい!

お口に細菌が多くなると、飛沫によってウイルスを拡散させてしまう
恐れが高まってしまいます。
お口に住んでいる細菌が出すタンパク分解酵素は、
ウイルスが粘膜細胞の中に感染することを促進します。
感染予防のために、手の消毒などだけでなく、お口の衛生管理も心がけましょう。
特に歯周病菌は強力なタンパク分解酵素をもっていますので、
定期的な歯科検診で歯周病の予防と治療をしていきましょう。

)手洗い、うがいだけでは不十分!

新型コロナウイルス感染症の拡大によって
外出時のマスク、帰宅時の手洗い、うがいが定着しました。
しかし、手洗いとうがいだけでなく、実施してほしいことがあります。

1、ブクブクうがい
うがいは「ガラガラうがい」が主流だと思いますが、
喉の奥にウィルスが到達する前に歯や粘膜にウィルスが付着します。
まず、ブクブクうがいをおこなってから!
のどに運ばれるのを阻止しましょう。

2、舌の清掃
新型コロナウイルスをはじめとするウイルスは、
「レセプター(受容体)」と結合することによって体内に侵入します。
レセプターは舌の粘膜に多く存在します。
舌の清掃を行って、舌に汚れをためないようにしましょう。

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