歯磨剤(歯磨き粉)の役割は、あくまで歯ブラシの補助です。あまりつけすぎるとスッキリ感が先行して磨けていなくても磨けた気になりますので注意してください。つけるのならほんの少量で大丈夫です。歯磨剤の中には薬効、歯質強化(フッ化物入り)、知覚過敏対応などブラッシングだけでは得られない効果もあるので、正しい使いかたで使用することが大切です。
歯磨剤(歯磨き粉)の役割は、あくまで歯ブラシの補助です。あまりつけすぎるとスッキリ感が先行して磨けていなくても磨けた気になりますので注意してください。つけるのならほんの少量で大丈夫です。歯磨剤の中には薬効、歯質強化(フッ化物入り)、知覚過敏対応などブラッシングだけでは得られない効果もあるので、正しい使いかたで使用することが大切です。
フレイルやサルコペニアは筋肉が減っていく、または筋肉のパフォーマンスが落ちている病態。その予防・改善にはタンパク質摂取と合わせて「運動」が重要です。運動には大きく分けて、散歩などの有酸素運動、筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動(筋トレ)、ストレッチング・体操がありますが、高齢者には難しいと思われがちな筋トレも、階段昇降や椅子立ち上がりなど工夫の仕方によっては十分実施が可能です。
中でもおすすめは、腰を落とした四股(しこ)の姿勢。下半身(大腿部・臀部)の大きい筋肉と体幹のバランスを鍛えることができて転倒予防につながります。運動習慣は生活習慣病にも効果的です。
●果物や野菜、オリーブオイル、ナッツ類、豆類、未精製穀物を毎食使用。
●乳製品や肉よりも魚を多く使う
(牛肉、豚肉、菓子は月に数回程度)。
●食事と一緒に適量の赤ワインを飲む。
近年、n-3系とn-9系の油を上手に摂れる地中海食が注目されています。地中海食はイタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸の国の人が食べている伝統的な料理のことで、肥満を予防・改善するダイエット関連のワードとして目にすることも多くなりました。地中海食の定義は広く、特徴としては加工度を最小限にとどめ、その地域でとれた旬の新鮮な食材を使った料理であること。
魚介類やオリーブオイル、ナッツ類などを多用し、赤身肉の使用と加糖(菓子)を減らして、植物性食品が豊富に摂れるような食事のパターンになっています。
地中海食は死亡率の低下や、心血管疾患、がん、アルツハイマー病などの発生率の低下との関連が多数報告されています。複雑な調理手順がなく、入手の難しい食材や特別な調理器具も必要としないので、日常の食事に気軽に取り入れてみてはどうでしょうか。
ブラッシングの役割は、虫歯や歯周病予防だけではありません。
他にも
①味覚が三部くなることを防ぐ
②唾液腺に刺激を与え自浄作用を高める
③ブラッシング動作によるリハビリテーション効果を期待できる
④食欲の亢進が期待できる
食欲や口腔機能の低下などによって1回の食事量が減ってきたという人は、間食の回数を増やして1日のエネルギー摂取量を補うようにしましょう。間食には、エネルギーとタンパク質を摂取できる乳製品、卵、豆類がおすすめ。油を多く含みエネルギー確保ができるクッキーやチョコレート、パンも適しています。
例えば、普段のおやつを「煎餅とお茶」から「あんパンと牛乳」の組み合わせにするだけでも栄養価はかなり変わります。牛乳は脂質が多くカロリーが高いうえにタンパク質やビタミンDが摂れ、水分補給にもなります。あんの原料である小豆にはタンパク質が豊富に含まれています。間食によって血中のアミノ酸濃度の変動が抑えられる(食事と食事の間にアミノ酸濃度が下がらない)とタンパク質合成能も高くなるので、この組み合わせのおやつは高齢者にとって最強といえるのです。
推奨される摂取量はどのくらい?
フレイルやサルコペニアの予防・改善には、筋肉量、筋力、身体機能と強く関連するタンパク質を十分に摂取することが重要です。高齢者(65歳以上)のタンパク質の推奨量は体形や身体活動量にかかわらず、男性は1日に60g、女性は50gを下限としています。言い換えれば、1日に体重1㎏あたり1.0g~1.25g以上のタンパク質を摂取する必要があるということ。一見簡単なようですが、今元気な地域在住高齢者でさえ、多くは1g/㎏体重/日も摂れていないのが現状です。
では、タンパク質は食材にどのくらい含まれているのかというと、肉類の場合、鶏ささみ(若どり・生)100gで23.9g。和牛ヒレ(生)100gで19.1g。調理方法などにもよりますが、50g以上のタンパク質を摂るには軽く250g程度の肉を食べなければならない計算になります。
医療ベンチャーのレナサイエンスは、患者の話し声を人工知能(AI)が解析し、嚥下機能の評価を支援するシステムの開発を始めた。高齢者を対象としたクリニックなどでも簡単に利用できるシステムで、嚥下機能の低下を早期に識別でき、医師の負担軽減につながる。透析中のイベント予測や糖尿病治療支援システムなどの開発で培ってきたAIの知見を生かし、5年以内の実装を目指す。
レナサイエンスは医薬品や医療機器、AIを活用した医療ソリューションの開発を手がけている。同社のルーツである東北大学のほか、東京大学や京都大学など多数のアカデミアや医療機関と提携し、実際の臨床現場におけるニーズを把握。ITベンダーと協力してAIを活用した治療支援システムの基礎的な研究開発を行い、企業へライセンスアウトする事業モデルを基本にしている。
今回、同社は東北大と組み、嚥下機能の評価を支援するAIシステムの開発に乗り出した。高齢化により、食べ物を飲み込み胃に届ける嚥下機能が低下する患者が増えており、誤嚥性肺炎などの原因になる。そのため、早期診断の必要性が指摘されていた。
これまで臨床現場では内視鏡や造影剤を用いて嚥下機能を検査していた。医師が患者の発話などから嚥下機能の低下を判定する方法も、専門性や経験が必要となることから、簡易な診断法への期待が高まっていた。今回、レナサイエンスは患者が話す音声をAIが解析し、嚥下機能低下を判定する診断補助システムの構築を目指す。臨床経験豊富な東北大とも連し、薬事申請も視野に、開発を進めていく。
同社のAI事業ではこれまで、3つの疾患に対する治療システムの開発に取り組んできた。聖路加国際大学や東京大学などと共同して行う、透析中低血圧の発生予測AIの開発では、10万以上の透析データを解析し、システムの基礎を構築している。ニプロとの共同研究も始めた。このほか、呼吸機能検査や糖尿病治療などの支援システムも開発中だ。
今後は研究対象の疾患を10テーマほどに増やして研究開発を進める計画。内藤幸嗣社長は、「今後も現場のニーズに合わせて開発を進めていきたい」と話している。