日本歯科医師会(堀 憲郎 会長)は1日、「病院への歯科の設置等の推進」「歯科健診制度の定着」などを盛り込んだ「令和3年度制度・予算に関する要望」を加藤勝信 厚労大臣に手渡した。
要望書では5つの骨子を提示し、その上で重点項目として「病院における歯科の設置、歯科医師の配置の推進」「フレイル対策を口腔から始める『オーラルフレイル対策』の推進」「生涯にわたり、途切れない歯科健診制度の定着」をあげた。
(歯科通信)
日本歯科医師会(堀 憲郎 会長)は1日、「病院への歯科の設置等の推進」「歯科健診制度の定着」などを盛り込んだ「令和3年度制度・予算に関する要望」を加藤勝信 厚労大臣に手渡した。
要望書では5つの骨子を提示し、その上で重点項目として「病院における歯科の設置、歯科医師の配置の推進」「フレイル対策を口腔から始める『オーラルフレイル対策』の推進」「生涯にわたり、途切れない歯科健診制度の定着」をあげた。
(歯科通信)
日本歯科医師会はこのほど、「新型コロナウイルスなど感染症対策における歯科に重要性」に関する国民向けに情報の第2弾として、鶴見大学歯学部探索歯学講座教授の花田信弘氏が執筆・監修した「新型コロナウイルス感染症に負けない歯と口の健康づくり」をホームページに掲載しました。
本内容は、歯周病などの歯科疾患が原因となり、新型コロナウイルス感染時に重症化してしまうことがあるため、日頃から歯と口の健康維持に努めることの重要性について説明しています。
特に、歯周病患者はエンドトキシン血症や菌血症を発症する可能性が高くなります。歯科疾患が原因でエンドトキシン血症や菌血症を発症している人に新型コロナウイルスが感染すると免疫暴走(サイトカインストーム)の危険性が増加します。
日本に入国時の空港検疫で導入が進む唾液(だえき)を使った新型コロナウイルスの「抗原定量検査」は速やかに検査結果が分かり、ビジネス関係をはじめ海外との人の行き来の制限緩和に役立つと期待されている。しかし、精度がPCR検査より低く、水際での検査をすり抜ける感染者の増加を懸念する専門家もいる。
無症状の人への唾液による抗原定量検査は7月17日に認められ、成田、羽田、関西などの空港で順次導入されている。PCR検査は結果が出るのに少なくとも数時間かかるのに対し、抗原定量検査は約30分で判明する。簡易検査キットの抗原検査と異なり専用機器が必要だが精度がより高い。
検査精度について、加藤勝信厚生労働相はこの日の会見で、「PCR検査と比較して高い一致率を確認できた」と述べた。無症状の人に唾液を用いたPCR検査や抗原定量検査を認めた同日の報道発表も同じ旨が書かれている。
しかし、その2日前に非公開で開かれた厚労省感染症部会の資料によると、鼻の奥の粘液を検体に使ったPCR検査で陽性だった無症状者37人のうち唾液の抗原定量検査で陽性となったのは28人。陽性者一致率は76%だった。PCR検査で陽性の4人のうち、唾液の抗原定量検査だと1人が見落とされる可能性があることを示している。
一方、PCR検査で陰性だった54人は全員が抗原定量検査でも陰性。陽性37人と陰性54人を合計した一致率は90%となった。
陽性者一致率が76%だったことについて、厚労省は「陽性が一致しなかったのはウイルス量が少ない検体。ウイルス量が少なければほかの人にうつすリスクも低い」と説明する。陰性か陽性か判別しづらい場合、再度の抗原検査やPCR検査で確定している。
ブランディングテクノロジー株式会社が、実費診療を受けた経験がある3000人に対してアンケートを行った結果、歯科医院の選定に最も影響を与えたのは「歯科医院の公式ホームページ」(19.5%)だった。2位は「知人の口コミ(18.8%)」で、影響力が大きいと想定された「比較サイト」や「インターネット上の口コミ」、「広告」などを挙げた人は少なかった。患者が歯科医院を選ぶ際に、確認するのは、「通える場所にあるか?」、「費用感が合うか?」、「希望する施術メニューがあるか?」の3点だろう。これらの情報全てが、公式ホームページに分かりやすく、かつ効果的にされていることが、選ばれる歯科医院になるための第一条件なのかもしれない。
昨年と比べた保険診療収入の変化については、72.6%g減少。2割から3割減が半数以上となっており、厳しい現実が浮き彫りになった。実際、新型コロナウイル関連で困っている事柄に関する質問でも、感染対策より収入減による経営面や資金繰りと回答する歯科医院が多い。しかし、助成金や補助金の申請に関しては、半数以上の56.6%の歯科医院が申請しておらず、何を、どのように申請すればよいのか分かっていない歯科医院が多いのかもしれない。
熱中症を防ぐためには、「暑さを避ける」「こまめな水分補給」
「暑さに備えた体作り」が大切です。
一方で、新型コロナウイルスの感染を防ぐために、
「身体的距離の確保」「マスクの着用」「3密(密集、密接、密閉)を避ける」
といった「新たな生活様式」を実践することも求められています。
新たな生活様式の中ではマスクの着用が薦められていますが、
気温・湿度の高い中でマスクをすると
熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。
適宜マスクを外して熱中症を防ぎましょう。
▼暮らしに役立つ情報(政府広報オンライン)
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0bjrur07xvkqkmhbepKv
-------------------------------------------------------
昨今の猛暑では熱中症による死亡事故増加が報告されています。
なかでも高齢者の熱中症死亡率は80%を超え、群を抜いています。
高齢者の脱水症状は、加齢によって喉の渇きや温度に対する感覚が弱くなり、
からだに不可欠な水分や体液が不足した状態をいいます。
筋力の低下にとどまらず、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など
脱水は単なる水分不足では済まない深刻な命の危険性を含んでいます。
水分のとり方としてコップ1杯程度(200ml程度)を1日6~8回くらいに分けて
飲むといいでしょう。
朝起きたと、朝食、昼食、夕食、入浴後、寝る前などの
補給を習慣化しておきましょう。
▼熱中症の危険も―高齢者の脱水症状を防ぐには?(LIFULL介護)
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0bjqur07xvkqkmhbeWRc
日常生活での熱中症予防のポイント
・こまめに水分補給する
・エアコン・扇風機を上手に使用する
・シャワーやタオルで身体を冷やす
・部屋の温度を計る
・暑いときは無理をしない
・涼しい服装にする。外出時には日傘、帽子を着用する
・部屋の風通しを良くする
・緊急時・困った時の連絡先を確認する
・涼しい場所・施設を利用する
熱中症が疑われるときには、上手な水分・塩分補給がポイントです。
水分だけでなく塩分も補給することで、症状の改善が期待できます。
塩分の補給には、塩分を含む飴・タブレットや梅干しなどもよいでしょう。