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お口の健康あれこれ 1)唇と皮膚の違いや特徴

唇は口腔粘膜と皮膚の境界に位置する中間部分のため、
粘膜と皮膚の両方の性質を持っています。
顔のなかでも他の部分の皮膚と比べてデリケートであり、
基本的に荒れやすい器官といえます。
一般的な皮膚と違い毛もない状態で、以下のような特徴があります。

○皮脂線がない
○角質層が極めて薄く、ターンオーバーが早い
 (唇は3~4日。皮膚は28日~56))
○天然保湿因子(NMF)が少ない
○経表皮水分蒸散量が多く乾燥しやすい
○メラノサイトがほとんどなく、紫外線防御機能が弱い

唇は生まれ変わりが早いことから、デリケートで荒れやすい一方、
もし傷めても修復が早いということでもあります。


▼参考:唇が乾燥する原因とケア(チャントアチャーム)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/k06ryip0syzo8968cfXIU
 

OPSCCサバイバー、晩期LCNPの生涯累積発症率は約10%

生存期間中央値6.8年の口腔咽頭扁平上皮がん(OPSCC)サバイバー2021例(年齢中央値56歳、男性86.1%)を対象に、下位脳神経障害(LCNP)の晩期発症率と臨床的関連因子を単施設コホート研究で検討した。

 その結果、88例(4.4%)が晩期LCNPの診断を受け、診断までの期間中央値は5.4年だった。LCNPの累積発症率は追跡5年時0.024、10年時0.061、15年時0.098だった。多変量コックス比例ハザード回帰解析で、T1分類に比べT4分類(調整後ハザード比3.82、95%CI 1.85-7.86)、標準分割照射法に比べ加速照射法による放射線療法(同2.15、1.34-3.45)に晩期LCNPと独立の関連が認められた。非外科的治療患者の下位集団(1986例)では、ドセタキセル+シスプラチン+フルオロウラシル(TPF)併用(同2.51、1.35-4.67)、TPF+セツキシマブ併用(同5.80、1.74-19.35)などによる導入化学療法に晩期LCNPとの関連が認められた。

デンタルミーティング

2月20日(土)午後1時より道歯会館2階大講堂において、日歯・道歯連盟関係者および道技工士連盟・道衛生士連盟関係者が一堂に会し、「デンタルミーティング」が開催された。(Web参加あり)

 日歯連盟・高橋英登 会長による主催者挨拶、道歯連盟・藤田一雄 会長からの開催地会長挨拶では連盟活動の意義や今回のデンタルミーティングの趣旨などが述べられた。

 講演1では「直面する課題と私の決意」と題して日本歯科医師連盟顧問の山田 宏 参議院議員がWeb形式により歯科界に対する政治姿勢を熱く語った。講演2は日本歯科医師連盟嘱託弁護士の橋爪雄彦・大胡 誠の両氏が直接来館され「日常の政治活動と選挙運動」をテーマに興味深い事例などユーモアを交えながら解説した。

高齢者の健康、お口から

歯科医や歯科衛生士と連携して、口の中をきれいにする口腔ケアをすることで要介護者の健康維持・増進につなげる取り組みを始めている施設がある。高齢者の誤嚥による肺炎を減らすなど口腔ケアの重要性は近年認識されている。

オンライン資格確認カードリーダー 歯科の申請率23.3%

 3月にスタートするオンライン資格確認システムの顔認証付きカードリーダーを申し込んでいる歯科診療所数は2月7日時点で1万6,531施設と、全体の23.3%となっている。12日の社会保障審議会医療保険部会で示されたもので、前回報告のあった1月3日時点から4,497施設増え、割合も7.1ポイント増えている。

 (日本歯科新聞)


口腔ケアで誤嚥なくせ

特養で、口腔ケアによる誤嚥性肺炎予防の効果を上げている。施設利用者の口腔内環境を改善するために、歯科衛生士が独自のケア方法を介護職員に指導し、施設では導入後、誤嚥性肺炎による入院がゼロになった。(北陸中央新聞)
口腔ケアは、多くの施設が取り入れているが、専門知識を持つ歯科衛生士が指導している施設は、少ない。歯科衛生士が利用者の状態に合わせて指導したり、筋肉を刺激して唾液を出すマッサージなどがあり、介護職員に方法を伝えている。

2020年の歯科医療費 8月から前年比プラスに

 2020年の歯科医療費の対前年同期比で、4月は17.5%減、5月は17.3%減とマイナスが著しかったが、6月4.7%減、7月0.5%減、8月3.1%増、9月1.5%増とプラスに転じている。医療費の動向(メディアス)のデータを基に、休日数などの補正を行なったもので、12日にオンライン上で開かれた社会保障審議会の第140回医療保険部会で示された。

 メディアスによる20年の歯科医療費の対前年比(補正前)は、4月15.3%減、5月15.8%減、6月0.2%減、7月4.0%減、8月0.9%増、9月5.0%増だった。

   (日本歯科新聞)

介護食作り7割が大変②

日清オイリオは、食物を飲み込みやすくする介護食作りで、トロミ調整食品の活用を推奨している。家族の4割は、誤嚥のはじめとする要介護者の食べることの配慮に特に行っていないことなどから、専門家のサポートや口腔ケア、噛むこと、飲み込むことなどに対する家族の関心を高める必要がありそうと指摘している。

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