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【6月25日放送】バゲット 正しい歯周病予防法

起床後 歯みがきをするタイミング
 第1問「朝 歯みがきをするタイミングは?」。A:朝食前、B:朝食後。正解はA。倉治先生によると、就寝中は抗菌作用のある唾液の分泌が1日で最も少なくなり、寝ている間に口の中の細菌が4~8倍になるという。1日で最も細菌が多い時間のまま朝食を食べると、細菌も一緒に飲み込んでしまう。当然食後もみがく。

歯ブラシはぬらす?ぬらさない?
 第2問「歯ブラシはぬらす?ぬらさない?」。A:ぬらす、B:ぬらさない。正解はB。ぬらすと、歯みがき粉をつけると泡立ちすぎて早くすすぎたくなり、十分に歯をみがけない。歯周病予防にいい歯のみがき方は、ななめ45度に歯ブラシを傾けて、やわらかく歯周ポケットの中の汚れを落とすこと。歯と歯の間のプラークは、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってみがく。歯ブラシのかたさについては「やわらかい歯ブラシで丹念にみがくこと」などとした。

【6月25日放送】バゲット 正しい歯周病予防法

歯科医が解説 歯磨き・すすぎ方・食べ物
 20代以上の6割がかかっている「歯周病」は口臭の原因の1つ。進行が進むと、歯茎や歯の土台になる骨が溶けて、最終的には歯が抜け落ちてしまう。また、歯周病菌が血管の中に入り込み、脳梗塞・認知症・動脈硬化などを引き起こす可能性もある。夏からが要注意。汗をかいて全身の水分量が減少し、抗菌作用のある唾液が分泌されにくくなる。正しいお口のケアをご紹介。教えてくれるのは、歯科医院院長を務め、お口のケアに関する本を多数出版している倉治ななえ先生。

 歯周病は、歯と歯茎の間にくっついたプラークが歯を支えている歯周組織を破壊していく病気。進行すると、歯周ポケットが深くなり、骨まで溶かしていく。最悪の場合、歯が抜けてしまう。口臭の原因でもある。大人が歯を失う理由の4割が歯周病。虫歯は3割。汗をかくと、口が渇く。口が渇くと歯周病が進行しやすい。初期は自覚症状がない。セルフチェックの項目は、1歯みがきをすると血が出る、2歯ぐきが赤くはれている、3口臭がある、4朝起きたとき口の中が粘つく、5歯ぐきがむずかゆい。友近さんは「歯みがきで血が出ることはある。」などとした。1つでも当てはまれば歯周病の可能性はある。やさしい歯ブラシでも血が出る場合は歯周病の可能性がある。

表情筋をほぐす!鍛える!

からだのストレッチやヨガ、トレーニングは盛んに行なわれていますが、
顔はからだに比べると、まだまだ少ない気がします。

「表情筋」はその名の通り筋肉です。
硬くなる(収縮が悪くなる)のを防ぐため、マッサージや体操をすると、
見た目の若々しさや筋肉のしなやかさ、口腔機能のUPに効果があります。

いくつか表情筋のストレッチなどをご紹介しましょう!
1)ゆっくりと大きく口を開閉する
 (顎関節症やあごが外れやすい人は無理をしないように)
2)頬に手の平をあて、奥歯を噛みしめると動く筋肉の周りをゆっくりと押す
3)「う」の口の形のまま、口を回す。右へ10回、左へ10回ほど
4)頬に空気をたくさん入れ、大きく膨らます
  空気を右頬→あご→左頬→鼻の下の順番にゆっくり動かす

顔やお口の中のマッサージをしてくれる歯科医院もあります。
お口の中のマッサージは、歯周病や口臭などの予防や治療にも効果があります。
お口から「見た目の若返り」始めてみませんか?

医師・歯科医師・薬剤師が連携 多様な医療ニーズに対応

 秋田県鹿角市と小坂町の医師、歯科医師、薬剤師が相互連携組織「かづの三師会」を立ち上げた。互いに顔の見える関係を構築し、医療環境の充実に向けた取り組みを協力しながら進めるのが狙い。地域で医師不足が課題となる中、3者の連携強化により、多様な医療ニーズに応える考えだ。

 三師会は鹿角市鹿角郡医師会、同歯科医師会、県薬剤師会鹿角支部の計約80人で組織する。同歯科医師会によると現在の医療現場では、診療科や病院の異なる医師や薬剤師間で患者情報を共有する必要性が高まってきている。

噛むための筋肉

よく噛むためには歯が大切です。大人の歯は親知らずを含め全部で32本。
それぞれの歯は生えている場所で、異なる役割があります。
例えば奥歯がなくなると硬いものをすり潰すことが難しくなる、
前歯がなくなると、食べ物を噛み切るのが難しくなるといった具合です。

しかし、歯が全部そろっていても、必ず噛めるというものではありません。
表情を作る顔の筋肉「表情筋」には、お口の周りの筋肉も含まれ、
口角を上げたり下げたりします。表情を作るためにとても大切です。
それ以外にも、お話をしたりお食事をするためにも筋肉は不可欠です。

例えば、お口を開けたり閉めたりするときは下あごを動かします。
下あごを開閉させるための筋肉が弱くなるとお口が開きにくかったり、
また、開きっぱなしになることもあります。
頬の筋肉も噛むために必要なのと同時に、頬の縦方向についているものもあり、
下あごを引き上げる働きもします。

筋肉は何もしなければ、どんどん衰え、重力に負けて下がってしまします。
頬のたるみは目に見える筋肉の衰えですよね。
からだの筋トレをするように顔の筋トレも・・やっぱり必要です。

噛みごたえのあるものをしっかりと噛むことでも
噛むための筋肉は鍛えられ、同時に頬のたるみ解消にもなります。
この先、ずっと美味しく安全にお食事を楽しむためにも、
毎日できる表情筋の筋トレを始めませんか?

▼参考:筋肉の働き(テーマパーク 8020)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0dq1pr0ivifk1xjxjB0c

6月18日夜

山形県沖を震源とする地震が発生し、新潟県村上市では震度6強という
非常に大きな揺れとなりました。
 被災された方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。
一部では断水などの被害もあるようですが、こうした「水が十分に使えない状況」で注意が必要なのがお口のケアです。
東日本大震災では、避難所にて誤嚥性肺炎で亡くなられた方も少なくなかったようで、災害時の口腔ケアの必要性が大きくクローズアップされました。

歯科医に救命救急の大切さを訴える鈴木崇儀さん 「時の人」

虫歯など歯科治療で局所麻酔を受け、容体が急変するケースが相次いでいる。2年前には、福岡県の歯科医院で2歳の女児が死亡。元院長が今年3月、業務上過失致死容疑で書類送検された。事例を紹介し、歯科医が救命救急を学ぶ大切さを説く手引をまとめた。

 日本大松戸歯学部(千葉県)の学生時代、交通事故現場に遭遇した。車にはねられ血を流す男児を抱き寄せたが、弱まる脈を診ることしかできず、むなしさが残った。

 「歯科医でも、緊急時に患者を救える技術を身に付けたい」。勤務医を経て、出身地の愛知県岡崎市で歯科医院を開いた後も、地元の病院に頼み込み、休業日や夜間に研修医の立場で救急医療に携わった。

 歯科医の認識不足を感じたのは2000年。愛知県歯科医師会を通じたアンケートで、6割以上が患者の容体急変を経験しているのに、多くは「経過観察」の対応にとどめていたことを知った。

 「患者を救う万全の備えをするのが私たちの義務なのに...」。危機感が募った。04年に日本救急医学会認定のインストラクターとなり、歯科医療関係者への講習会を開くようになった。

 容体急変時には脈拍や血中酸素濃度を把握する必要があるが、歯科医の中にはできない人も多い。リスクを軽視せず、ためらうことなく救急車を呼ぶよう訴える。

 救命救急への意識が高まれば「救える命は増える」と話す。68歳。啓発活動を少しでも長く続けたいと、今年から酒量を控えている。

歯と口の健康週間:きれいに磨けてる? 歯科医師らが健診、指導 尾道でイベント /広島

歯と口の健康週間:きれいに磨けてる? 歯科医師らが健診、指導 尾道でイベント /広島

 「歯と口の健康週間」(4~10日)の関連イベント「歯っぴーフェスティバル」が8日、尾道市総合福祉センターで開かれた。市内の歯科医や歯科衛生士による健診や歯磨き指導などがあり、親子連れらが助言を受けた。

 尾道地区歯科衛生連絡会主催の恒例イベントで、歯科医師6人のバンド「アルデンタ」の演奏で開会。健診では医師が子供たちの虫歯や歯のかみ合わせをチェックし、保護者にアドバイスした。歯磨き指導では歯の根元や間が虫歯になりやすいとして、歯科衛生士らが歯間ブラシなどの活用を薦めていた。歯型を取る際に使う石こうを利用した工作コーナーもあり、人気を集めていた。

 長女(5)と次女(3)の健診を受けた尾道市高須町のパート、佐久間八千代さん(34)は「おやつはほどほどにして、1日3回の歯磨きを徹底させます」と話していた。

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